こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、都内の縁結びパワースポットでも有名な「東京大神宮」の歴史やご利益、御朱印やお守り・おみくじの種類や値段、境内の様子や見どころを写真と共に詳しくご紹介します。
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【東京大神宮】施設情報
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-4-1
TEL 03-3262-3566
アクセス
電車の場合
最寄り駅は「飯田橋」
JR中央・総武線
東京メトロ有楽町線・南北線・東西線
都営地下鉄大江戸線
各駅から徒歩約5分程の距離にあります。
※東京大神宮には専用駐車場がありません。近隣にコインパーキングはいくつかありますが、コインパーキング自体が小さいのと、周辺の道幅が狭いので公共交通機関で向かわれることをオススメします。
各所受付時間
- 参拝可能時間 6:00~21:00
- お守り授与時間 8:00~19:00
- 御朱印授与時間 9:00~17:00
- 祈祷受付時間 9:00~16:30(祭典行事等で変更になる場合もあり)
- ライトアップ時間 日没後〜21:00
神社最新情報は、公式X(Twitter)でも発信して下さっています。
東京大神宮公式サイト→https://www.tokyodaijingu.or.jp/
【東京大神宮】御祭神
- 天照皇大神(アマテラススメオオカミ)伊勢神宮の内宮の御祭神。日本国民の総氏神
- 豊受大神(トヨウケノオオカミ)伊勢神宮の外宮の御祭神。農業・産業・衣食住の守護神
- 倭比賣命(ヤマトヒメノミコト)アマテラスの杖代わりのように仕え、その心を人々に伝えた
東京大神宮は、伊勢神宮の御祭神・天照皇大神と豊受大神、倭比賣命をお祀りしており「東京のお伊勢さま」と呼ばれ、とても親しまれています。
造化の三神(ぞうかのさんしん)
- 天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
- 高御産巣日神(タカミムスビノカミ)
- 神産巣日神(カミムスビノカミ)
「結びの働きを司る」造化の三神が、あわせ東京大神宮に祀られています。
【東京大神宮】歴史
今から遡ること、江戸時代。
当時は三重県にある伊勢神宮へ参拝するのは容易ではなく、人々の生涯かけての願いと言われていました。
明治時代に入ると、「東京における伊勢神宮の遥拝殿」を創るよう明治天皇が決断しました。
1880年(明治13年)に建てられた当初は、日比谷の地に鎮座していたことから「日比谷大神宮」呼ばれていました。
その後、関東大震災後の1928年(昭和3年)に現在の飯田橋に移ってからは「飯田橋大神宮」と呼ばれ。
戦後は社名を「東京大神宮」と改め、現在にまでいたっています。
日本で初めて「神前結婚式」を行った神社としても有名で、今も東京大神宮で式をあげる方が多くいらっしゃいます。
また初詣の参拝者数は約5万人をいくこともあり、JR飯田橋駅近くまで行列ができるほど、今もなお大勢の方に愛される神社となっています。
【東京大神宮】神紋
東京大神宮は「十六葉八重表菊(じゅうろくやえおもてぎく)」の中心に、伊勢神宮の神紋である「花菱紋(はなびしもん)」が合わさった神紋です。
花菱紋は、菱(ひし)という水草の葉に似た4つの弁を並べて、花びらに見立てた形からついた名称です。
十六八重菊は菊紋の1つで、平安時代から伝統的な紋様として一部の人たちしか使うことが許されなかったことから、「高貴」「上品」という意味もあり、日本の天皇および皇室を表す紋章でもあります。
東京大神宮から徒歩5分程の距離に鎮座する「靖国神社」の神紋も、同じ菊紋の部類になります。
気になる方は、靖国神社もあわせて参拝してみてはいかがでしょうか?^^
【東京大神宮】ご利益
- 恋愛成就
- 縁結び
- 良縁
東京大神宮と言えば、恋愛成就!縁結び!をよく耳にするのではないでしょうか。
実際に東京大神宮は「伊勢神宮」へのお参りと同じご利益があると言われており。
また「結びの働きを司る」造化の三神が祀られている為、縁結びや良縁をはじめ
- 家内安全
- 商売繁盛
- 厄除開運
- 交通安全
- 学業成就
と幅広く願いを叶えてくださいます。
【東京大神宮】ハートマーク
「東京大神宮の境内には、ハートマークがたくさんある!」という話を聞いた事はありますか?
縁結びにご利益のある神社だから、ハートがたくさんあるのだ!と思いますよね。
実はこのハートマーク、東京大神宮だけではなく色んな神社にある模様なんです。
名前は「猪目(いのめ)」といい、日本古来より伝わる文様で、元々はハートが逆さまにした向きが主流で、魔除や福を招く札を意味しています。
そして字のごとく、イノシシの目に似ていることから猪目と呼ばれるようになったという話や、お釈迦様が悟りを開いたとされる「菩提樹(ぼだいじゅ)」の葉をモチーフにしたともいわれがあり、猪目の由来には諸説あるようです。
色んな由来がありますが、今はこのハートマークを写真に撮り待受けにすると、恋愛運が上がる・恋愛成就するなどの話もあり、探している方も多くいます。
東京大神宮の境内には、300個以上の猪目があるという話も!
参拝された時は、ぜひそのマークを探して楽しんでみてください^^
また大変珍しい猪目(ハート)型の灯籠がある神社が地方に鎮座しています。興味がある方は、ぜひそちらも合わせて参拝してみて下さい^^
【東京大神宮】境内見どころ紹介
神明鳥居
都内の街中にひっそりと佇む東京大神宮の鳥居は、神明鳥居(しんめいとりい)といい自然木で造られています。
伊勢神宮の鳥居と同じ種類であり、特徴として、鳥居の一番上にある横木の両端が反っておらず、その下にある横木の両端が柱の外に突き出していません。
浅草神社や桜神宮・上目黒氷川神社の鳥居も、同じ神明鳥居に分類されます。
由緒板・手水舎
鳥居をくぐると左手に由緒板、右手に手水舎があります。
春には、由緒板の下には紫蘭(シラン)という紫色の綺麗な花が咲いています。
暑さ寒さに強い花で「変わらぬ愛」「あなたを忘れない」など、縁結びの神社にふさわしい素敵な花言葉を持っています。
東京大神宮の手水舎は、2023年10月現在は柄杓タイプに戻っていました。
手水舎の左側には、小さな滝もあります。
季節を問わず流れる滝の水がとても清らかで、その空気を肌で感じるだけでも身が清められる気分になれます。
飯富稲荷神社
神門のすぐ右側に境内社である、飯富稲荷神社(いいとみいなりじんじゃ)が鎮座しています。
境内社とは、境内の小さな社殿を表します。
主祭神がメインの神様だとすると、サブの神様を祀る小さなお社ということです。
飯富稲荷神社は、東京大神宮が日比谷大神宮と呼ばれていた頃から共に、境内社として祀られています。
飯富稲荷神社の御祭神は、稲荷大神(いなりのおおかみ)と地主大神(おおとこぬしのおおかみ)。
飯富の名前から
- 衣食住の神
- 商売繁昌・家業繁栄の神
として慕われて、不出世の名優として謳われた「九代目市川団十郎」が信仰していたことから
- 芸能の神
としても慕われています。
拝殿・本殿
神門をくぐると視界が一気に開け、参道の先に拝殿と本殿があります。(拝殿の奥に本殿がある為、実際には拝殿しか見ることはできません)
社殿は、伊勢神宮と同じ神明造(しんめいづくり)という古代の佇まいを現代に伝える建築様式で、檜(ひのき)を主に使って造られています。
神紋が大きく掲げられた拝殿は、毎日たくさんの方々がその想いを神様にお話しています。
また結婚式が行われてる時は、新郎新婦がご神前へ向かわれる華やかな姿を目にする、貴重な瞬間に出会えるとこもあります。
御神木
拝殿の右隣。少し奥まった所に御神木である椎の木(しいのき)があります。
樹齢は100年を越え、その下に流れるせせらぎの水辺と共に、境内に清らかな空気を作り出してくれています。
2023年10月に再訪しましたが、その日はまだ太陽の光が熱く、秋めいてる中でも周りの草木は元気良くかろうじて御神木が見えました。
休憩所・広場
授与所の目の前には、少し開けた広場と屋外の休憩所があります。
広場内にはおみくじ掛けや願い事を書く台、臨時の授与所が開かれている場合もあります。
腰掛け椅子も用意されているので、御朱印を待つ時間・おみくじを読む時間・境内の清らかな空気を感じる時間などに座ってみるのもいいでしょう。
また季節によっては、その風景が変わります。
春には桜が咲き乱れ。
5月には稲作を間近で見れ。
真夏はミストが降り注ぎ、金魚を眺めながら暑さをしのげ。
秋には、秋空に紅葉が美しく映え。
冬になると、雪の降る中温かいお茶が振る舞われたり。
どの季節に参拝しても楽しめ、癒される空間となっています。
【東京大神宮】授与品の種類
お守りや御朱印・おみくじを頂ける場所は、拝殿の左側にそれぞれあります。
また混雑時などは、境内広場内にて臨時の授与場が用意されていることもあります。
おみくじ
東京大神宮のおみくじは種類が豊富で、恋愛や縁結びに特化したおみくじが境内の至る所に用意されています。
- おみくじ
- 恋みくじ
- 華みくじ
- 血液型みくじ
- 恋文みくじ
- お天気みくじ
- 四季みくじ
- 幸結みくじ
- 縁結びみくじ
- 英文みくじ
約10種類のおみくじがそろっています。
特に人気なおみくじが、恋みくじの恋人形付きのおみくじです。
可愛らしい和紙人形が付いたおみくじで、人形の表情や着物の柄がひとつひとつ違います。
好きな柄を選ぶもよし、ピンと来たものを選ぶもよし、何も見ずに手に触れたものを選ぶもよし!
おみくじ1つを選ぶだけでも、とても楽しめると思います^^
お守り
お守りも、様々なものが用意されています。
- 縁結び・恋愛
- 厄除け
- 学業
- 交通
- 健康
- 安産
お札や熊手、絵馬やキャラクターとコラボをしたお守り。神棚や東京大神宮の歴史が綴られた単行本も販売されています。
中でも「縁結び鈴蘭守」「恋愛成就幸せ鍵守」が人気があり、購入される方が多いです。
東京大神宮公式サイト→https://www.tokyodaijingu.or.jp/
また芸能人の中田敦彦さんの奥様・福田萌さんも、東京大神宮で「縁結び根付守」を購入した翌日に旦那様と出会い結ばれたと、たくさんの方がご利益の恩恵を頂いています✨
東京大神宮公式サイト→https://www.tokyodaijingu.or.jp/
公式サイトには、この他にも値段と共に掲載されているので、気になる方はそちらをご覧下さい。
御朱印
御朱印は通常1社頂けます。
初穂料は500円。
持参した御朱印帳に記帳してもらうことも、書置きを頂くこともできます。
東京大神宮の御朱印は、期間限定のものも存在し
- 飯富稲荷神社の初午大祭や夏季大祭を奉祝として頂ける御朱印。
- 各都道府県を代表する縁結び神社を巡る、「ご縁を結ぶ四社巡り」の御朱印。
2023年は、埼玉県の川越氷川神社、千葉県の櫻木神社、静岡県の来宮神社、東京都の東京大神宮。
2022年に実施され人気だった為、2023年も行われました。
神社巡りと共に各都道府県を旅できるので、ぜひとも2024年も実施して欲しいと思っています^^
東京大神宮では、御朱印帳の販売もあります。
- 蝶
- 桜
- うぐいす
をイメージした3種類があります。
- 御朱印帳のみ各1,200円
- 朱印入り各1,700円
また歌舞伎「義経千本桜」をイメージしたコラボ特別御朱印帳も、1冊2,000円で販売されています。
祈祷の各種受付も、御朱印受付所で行っています。
御朱印受付所のカウンターには、「言葉の玉手箱」というのもありました。
こちらはおみくじではなく、中には縁起の良い言葉が書かれています。
中にはホッと優しい気持ちになる言葉がつづられていたので、気になる方はぜびご自身で好きな1枚を引いてみて下さい^^
「言葉の玉手箱」の隣には御朱印帳のサンプルも置いてありました。
今回再訪した際、一緒に参拝をした家族が蝶柄の御朱印帳を購入しました。
御朱印も記帳して頂くと、一緒に綺麗な夜の東京大神宮のポストカードも入っていました。
御朱印だけを頂いた時はステッカーをもらったので、こういうオマケを頂けるのも嬉しいですね^^
【東京大神宮】さいごに
いかがでしたか?
今回は、都内の縁結びパワースポットでも有名な「東京大神宮」の歴史やご利益、御朱印やお守り・おみくじ、境内の様子や見どころをご紹介させて頂きました。
「東京のお伊勢さん」として、たくさんの方々に慕われている東京大神宮。
その小さな境内は、街中の騒音から掛け離れたように静かで、清らかな雰囲気が漂っていました。
毎日結びを求めてたくさんの方々が参拝し、色んなおみくじやハートマークを探し求め楽しめる、とても人気なパワースポットです。
皆さんも東京に来られた際は、ぜひ東京大神宮での一時を楽しんでみてください。
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!
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