【新橋浅間神社】恋人の聖地!歴史やご利益・御朱印やおみくじ・境内の見どころやアクセス方法を写真付きで詳しくご紹介!

静岡県
さくらん
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こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。

今回は、富士山の麓・御殿場市の駅から5分の距離に鎮座する新橋浅間神社(にいはしせんげんじんじゃ)歴史やご利益・御朱印やおみくじ・境内の見どころやアクセス方法・駐車場の有無を写真付きで詳しくご紹介します。

参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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それでは、いってみましょ〜!

【新橋浅間神社】施設情報

〒412-0043  静岡県御殿場市新橋2083

TEL 0550-83-0604

アクセス

電車・徒歩の場合

  • 最寄り駅はJR御殿場線「御殿場駅
  • 最寄り新幹線駅「三島駅」(三島着の場合は東海道線で沼津まで行き、沼津から御殿場線に乗り換えると御殿場駅まで行けます)

御殿場駅・富士山口に出で左側。バスロータリー前の道を、富士山方向に直進します。

最初の交差点「若宮」を左に曲がり、100m程歩くと右側に「新橋浅間神社」の鳥居に到着します。

車の場合

最寄り高速出口

  • 「東名高速道路 御殿場IC
  • 「東富士五湖道路 須走IC

新橋浅間神社には無料駐車場(境内)があります。

滝ヶ原街道の若宮交差点富士山方向へ走ります

1つ目の信号の手前、「新橋浅間神社・契約者専用駐車場」の看板前を左斜めに入って行きます

手前の駐車場は「契約者専用駐車場」になるので、そのまま斜めに境内方向へ車を進めます

すると社殿に沿って約10台程の「木の花名水・駐車場」があります。

こちらは基本的に名水を汲みに来る方専用の駐車場になるので、参拝の方はさらにそのまま進み、境内の砂利の広場に駐車します

午前中は地元の方で名水駐車場は混みあっていますが、空いている時は停めても問題なさそうです。

高速バスの場合

新宿や箱根湯本、大阪京都方面から御殿場駅までの高速バスや深夜バスも走っています。

山梨方面であれば路線バスも走っているので、各都市からのアクセスもしやすいです。

各所受付時間

  • 境内参拝可能時間 24時間
  • 木の花名水・お水汲み 7:00〜19:00
  • 社務所(新橋区公民館) 9:00~12:00、13:00~16:30(平日のみ)土日・祝日は開いていません

土日祝日および社務所が閉所している時間帯は、御殿場駅箱根乙女口の「富士山御殿場・はこね観光案内所にて御朱印のみ授与できます。

受付時間 9:00~17:00

新橋浅間神社公式サイトhttps://gotemba.jp/niihashisengenjinjya/

【新橋浅間神社】御祭神

主祭神

木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)

またの名を浅間大神(あさまのおおかみ)とも呼ばれており、「桜の花のように咲き栄える女性」という意味の名前で、とても美しく誉れ高い女神様といわれています。

合祀神(ごうししん)

合祀とは、2柱以上の神様を1つの神社に祀ることです。

  • 天照大御神(アマテラスオオミカミ)
  • 瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)
  • 誉田別命(ホンダワケノミコト)
  • 菅原道真(スガワラノミチザネ)

アマテラスオオミカミは、日本神話の主神とも言われる女神様ですね。

ニニギノミコトは、御祭神サクヤヒメの旦那様です。

ホンダワケノミコトは、第15台代・応神天皇の名前だそうです。

スガワラノミチザネは、学問・文化芸術の神様であり太宰府天満宮の御祭神です。

と、なかなか凄い合祀神が祀られています。

【新橋浅間神社】浅間神社とは

昔、度々起こった富士山の噴火を鎮めるため、富士山を神様「浅間大神」として信仰し祀ったのが浅間神社です。

その浅間大神が、御祭神である木花咲耶姫です。

全国1300社ある浅間神社の原点・総本宮が、富士山の麓である富士山本宮浅間大社になります。

富士山本宮浅間大社は「せんげん大社」と呼ばれる一方、「あさま神社」と呼ぶ神社もあり「どっちが正解?」と疑問に思う方もいるでしょう。

呼び方には諸説ありますが

  • 「あさま」の訓読みは古い呼び方
  • 「せんげん」音読みは鎌倉から江戸時代にかけて変えられた呼び方

と言われているようです。

ちなみに新橋浅間神社は「せんげん」読みになります。

【新橋浅間神社】歴史

富士山東表口参道宮として、御殿場の地に鎮座する新橋浅間神社。

伝承によると

  • 1162年(応保元年)熊野衆徒・鈴木氏により造営された
  • 1193年(建久4年)に源頼朝が富士の巻狩りをした時に創建とされた。

ともいわれ、詳細は不明だそうです。

建築の由来等が書いてある棟札(むなふだ)は、1704年(宝永)以前のものはなく1788年(天明)以降のものが遺されています。宝永火山で消失したのではないか、ともいわれています。

現在の社殿は、昭和17年に大修理されたものが残り御殿場の地を守っています。

東海道五十三次が整備された江戸時代、富士山を詣でる「富士講(ふじこう)ブーム」も起こり、多くの人が御殿場周辺へと訪れるようになりました。

その頃わらじ作りが盛んに行われ、わらじ作りは御殿場の農家の内職として貴重な現金収入になったそうです。

御殿場で作られたわらじは東海道や富士山を歩く旅人たちの足を守り、また当時わらじ作りに優れた娘が編んだ一対のわらじを富士山に奉納し、豊作と縁結びを祈願したことから、良縁に恵まれそれが現世まで伝わったといわれています。

近年では富士山開山時、御殿場口の起点としての開山式

大わらじを担いで練り歩く「わらじ祭り」が健脚と良縁を祈願し行われています。

【新橋浅間神社】ご利益

  • 縁結び
  • 子宝
  • 安産
  • 育児祈願

美しい女神様であり、3人の子供を無事に出産した事からサクヤヒメにちなんで、縁結びや安産子育てにご利益があります。

また昔御殿場では旅人のための「わらじ」作りが盛んに行われており、当時わらじ作りに優れた娘が編んだ一対のわらじを富士山に奉納し、豊作と縁結びを祈願すると良縁に恵まれたという言い伝えがあります。

そこから縁結びのスポットとして広まり、現在は「恋人の聖地」としても選定されたのでした。

【新橋浅間神社】境内見どころ紹介

境内の全体図は、このようになっています。

小さな公園が隣接しているので、地域の子供達の遊び場にもなっているようです。

第一鳥居

県道153号線沿いに佇む、朱色が綺麗に映える第一鳥居

こちらが新橋浅間神社の正門です。

鳥居前の県道153号線は、御厨の古道「矢倉沢通り」という江戸時代に整備された街道だったそうです。

参道

鳥居を抜けると、木々に囲まれた参道が続きます。

目の前は主要道路で住宅地にありますが、境内の中はとても静かで空気が澄んでいたように感じました。

恋人の聖地記念碑

参道を進んで行くと左側。池の手前にハート型にくり抜かれた記念碑あります。

これは令和元年度の御殿場高校「生活創造デザイン科」の2、3年生が、新橋浅間神社ゆかりの「緑結び・富士山・わらじ・木花咲耶姫」をテーマにデザインした記念碑です。

中心には、縁結びと健脚祈願の象徴であるわらじー対を組み合わせた、猪目(いのめ)形の窓があしらわれています。

猪目とは災厄を退けて福を招く文様であり、日本では古くから神社仏閣の装飾に取り入れられてきました。

さくらん
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神社各所で見かけるハートマーク、あれは古くから日本で使われていた猪目だったのですね~

その形が、今は新橋浅間神社の縁結びのシンボルとして飾られているのです。

新橋浅間神社の隣の市に鎮座する須山浅間神社では、珍しい「ハート型の灯籠」もあります。

お時間がある方は、そちらも合わせて参拝されてみてはいかがでしょうか^^

木の花池

石橋の下をまたぐように広がる小さな池。こちらを木の花池(このはないけ)といいます。

木の花という名も、御祭神のコノハナサクヤヒメから付けられた名前です。

池の中には大きな鯉や、小さな魚達が泳いでいました。

私が参拝した時は、凄い水音を立てて元気に泳いでいたのでビックリしました(笑)

小さな魚達は白とオレンジ色をした体に、羽衣のような尾ビレを優雅に動かしていたので、その姿がまるでサクヤヒメを思わせるようにも見えました^^

狛犬

木の花池を越えると、小さな狛犬さんたちがお出迎えしてくれます。

とても小さく可愛い狛犬さんたちです。

第二鳥居・手水舎

狛犬のすぐ後ろに、第二鳥居手水舎があります。

第二鳥居は石造りで、第一鳥居よりも一回り小さなものとなっています。

新橋浅間神社の手水舎は、柄杓タイプになります。

また第二鳥居と本殿の間の砂利広場が、参拝者の駐車スペースとなっています

本殿・狛犬

砂利広場の奥に本殿があります。

春になると桜と本殿の朱色と緑のコントラストが、とても綺麗のようです。

本殿の前にも狛犬さんたちがいます。

こちらの狛犬さんは、第二鳥居の子達よりも大きく勇ましく、獅子のようなお姿でした。

現在の社殿は、昭和17年に大修理されたものです。

季節毎の行事やお祭りでは、本殿内での祈祷等が行われています。

木の花名水

本殿向かって右側に、木の花名水(こなはなめいすい)という湧き水汲み場があります。

ここの水は富士山の伏流水であり、絶えずコンコンと湧き出ている神水なので、御祭神であるサクヤヒメの名にちなんで「木の花名水」と名付けられました。

販売しているお水とは違い甘く美味しく感じるとのことで、地域の飲食店を経営している方々や住民の方達が、ポリタンクに給水して持ち帰るのが日常になっているそうです。

私が参拝した時も、次から次へと給水に来られてる地域の方達がたくさんいました。

木の花名水のお水汲みは8:00〜18:00までと決まっているそうです。(時期により変更あり)

さくらん
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私も少しだけいただきましたが、とても美味しかったです^^

縁結びの小径

砂利広場の左側。絵馬やおみくじ掛けの奥に縁結びの小径(こみち)があります。

ここの小道には「女道」「男道」と2本の道があり、道の途中には「相生の木(あいおいのき)」があります。

相生とは1つの根元から2本の幹が分かれている木のことで、素晴らしい縁(えにし)が生まれこの小道が1つになるということで縁結びのご利益がある小径といわれています。

沓掛石

縁結びの小径の間には、沓掛石(くつかけいし)があります。

沓掛石とは、源頼朝公が富士の巻狩りに訪れた際に、「足をかけたといわれている石です。

言われてみれば、足や腰を掛けれそうな形をしていますよね。

富士山周辺の神社では、このように源頼朝公にまつわる石をよく見かけます。

三嶋大社では、源頼朝と北条政子が腰掛けたとされる石がありました。

忠霊碑

沓掛石のさらに左側には、忠魂碑(ちゅうこんひ)があります。

平和への道標と書かれた看板と、日清戦争から太平洋戦争で亡くなられた方々の忠霊碑が祀られています

また普段見ることのない当時の「砲弾」も祀られています。

富士山周辺には、こうして砲弾が祀られている神社が多数あり、同じ御殿場市に鎮座する神場山神社にも砲弾が祀られています。

子安神社

本殿向かって右側。社務所の隣に、新橋浅間神社の境内社である子安神社が鎮座しています。

境内社とは、境内の小さな社殿を表します。

主祭神がメインの神様だとすると、サブの神様を祀る小さなお社ということです。

御祭神は浅間神社と同じ、木花咲耶姫

安産の神・子育ての神でもあるので「子安大神」と呼ばれています。

子安神社にも、専用の手水舎が設置されていました。

【新橋浅間神社】授与品

境内の右側に社務所を兼ねた「新橋区公民館」があります。

受付時間は平日の9:00~12:0013:00~16:30のみ。

地域の方々で運営されているので、土日・祝日は開いていません

土日祝日および社務所が閉所している時間帯は、御殿場駅箱根乙女口の「富士山御殿場・はこね観光案内所」にて御朱印のみ授与できます。

お守り等の授与品は購入できないので、参拝時は曜日を事前に確認しておくと良いでしょう。

さくらん
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この社務所は地域の公民館としても使われているので、少し入るのを迷ってしまいますが入って大丈夫です!

中は町の公民館な雰囲気が漂っており、なんだか懐かしさも感じます。

さくらん
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この日担当の女性の方が事務所から出てこられ、丁寧に対応して下さいました。

御朱印

新橋浅間神社の御朱印は2種類です。

  • 絵柄がない通常朱印
  • 絵柄ありの特別朱印

どちらも書き置きで、その日の日付を書いて下さり300円で授与できます。

さくらん
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私は絵柄ありの朱印を頂きました。

サクヤヒメをイメージした桜のピンクと、富士山のブルーがとても鮮やかな御朱印です。

御朱印帳やお守り、絵馬希望すれば出して見せて下さるそうです。

おみくじ

おみくじは通常のおみくじ華の筒みくじの2種類です。

華の筒みくじは1つ200円

色んな柄があるので、好きな柄を選ぶと良いでしょう^^

また中にはおみくじと一緒に「水引の花」が入っています。

水引の花は全部で4種類

  • 波の花(清らかな花)
  • 心(愛情の花)
  • 四つ葉(幸福の花)
  • 花(開運の花)

おみくじ内容はこのような感じです。

通常みくじは、公民館入口前に置いてあります。

1つ100円で引くことができます。

【新橋浅間神社】さいごに

いかがでしたか?

今回は、御殿場市の街中に鎮座している新橋浅間神社をご紹介させて頂きました。

境内にはここだけにしかない「恋人の聖地記念碑」や「縁結びの小径」といった良縁祈願

沓掛石」や「忠魂碑・砲弾」、「木の花名水」など貴重なものがたくさんあります。

駅からのアクセスもしやすいので、ぜひ御殿場近郊に来られた際は新橋浅間神社への参拝もしてみて下さい。

このブログが、皆さまの参考の参考になれば幸いです。

さくらん
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最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!

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