こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、富士山麓東側に鎮座する「東口本宮冨士浅間神社」を写真と共に詳しくご紹介します!
境内の様子や見どころは、こちらの記事でご紹介しています。
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【東口本宮冨士浅間神社】施設情報
〒410-1431 静岡県駿東郡小山町須走126番地
TEL 0550-75-2038
アクセス
最寄り高速道路出口「御殿場IC」「須走IC」
- 東名高速道路「御殿場IC」より国道138号線を富士山・山梨県方面へ約20分。
- 東富士五湖道路「須走IC」より市街方面へ約1分。
冨士浅間神社には無料の駐車場があります。
- 最寄り駅はJR御殿場線「御殿場駅」
御殿場駅から山梨方面へのバスが走っています。
富士急行バス「須走・富士学校」「河口湖」行に乗車。「須走浅間神社前」にて下車すると、目の前が浅間神社です。
- 乗車時間 約30分。
各所受付時間
- 参拝可能時間 24時間
- 社務所 9:00~16:00
- 祈祷受付 9:30~15:30
- 資料館受付 9:30~15:30
東口本宮冨士浅間神社 公式サイト→https://higashiguchi-fujisengenjinja.or.jp/
【東口本宮冨士浅間神社】御祭神
- 木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
- 大己貴命(オオナムチノミコト)
- 彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)
木花咲耶姫、またの名を浅間大神(あさまのおおかみ)とも呼ばれており、「桜の花のように咲き栄える女性」という意味の名前で、とても美しく誉れ高い女神様といわれています。
大己貴、またの名を大国主(オオクニヌシ)とも呼ばれており、出雲大社の御祭神であり「出雲さん」としても慕われているそうです。
彦火火出見は、サクヤヒメの子供であり、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の曾孫にあたります。
【東口本宮冨士浅間神社】歴史
平安時代初頭。
桓武天皇(かんむてんのう)の時代、富士山の東側が噴火をしました。
当時の朝廷の役人は、噴火を恐れる住人の為に須走の地に(富士山東側) 斎場を設け、鎮火を祈願する鎮火祭を行ないました。
すると同年には噴火は治まり、平城天皇の時代に御礼参りをするべく鎮火祭跡地に神様をお祀りしたことが始まりです。
平安時代には、弘法大師(空海)が冨士浅間神社で修行し富士登山をした伝承もあったことから、近世までは弘法寺浅間宮とも呼ばれていたそうです。
室町時代後期から江戸時代には、一般庶民による富士登山信仰や修験道者の信仰を集め、須走の登山道や宿場町は栄えました。
宝永4年の富士山噴火(通称・宝永大噴火)では、3~4mの降灰により境内も街もうまってしまったものの、交通の重要地点であった為、幕府による手厚い復興支援が行われました。
その後も交通の重要地点であり、登山参拝者がさらに盛んになり、昭和天皇や現在の上皇陛下、今上陛下もそれぞれ皇太子時代に須走口から富士登山をされ、繁栄の一途を辿っています。
2013年には、富士山が信仰と芸術の源泉として世界文化遺産に登録された時に、富士山の構成資産の1つとして、冨士浅間神社も世界文化遺産に登録されたのでした。
【東口本宮冨士浅間神社】浅間神社とは
昔、度々起こった富士山の噴火を鎮めるため、富士山を神様「浅間大神」として信仰し祀ったのが浅間神社です。
その浅間大神が、御祭神である木花咲耶姫です。
全国1300社ある浅間神社の総本宮は、富士山麓の南側富士宮市に鎮座する富士山本宮浅間大社になります。
冨士浅間神社は「せんげん神社」と呼ばれる一方、「あさま神社」と呼ぶ神社もあり「どっちが正解?」と疑問に思う方もいるでしょう。
呼び方には諸説ありますが
- 「あさま」の訓読みは古い呼び方
- 「せんげん」音読みは鎌倉から江戸時代にかけて変えられた呼び方
と言われているようです。
【東口本宮冨士浅間神社】神紋
冨士浅間神社の神紋は「桜紋」です。
御祭神・木花咲耶姫からきてる柄で、「サクヤ」が訛り「サクラ」になったといわれています。
【東口本宮冨士浅間神社】ご利益
- 恋愛成就
- 縁結び
- 家内安全
- 安産
- 良縁
- 子授かり
- 育児祈願
- 航海・漁業
- 火難消除
美しい女神様であり、3人の子供を無事に出産したサクヤヒメにちなんで
恋愛縁結び、家内安全、安産、子授かり
水の神様でもあり、航海や漁業にもご利益があると言われています。
また一夜の妊娠に「自分の子供ではないのでは?」と夫であるニニギノミコトから疑いをかけられ、その疑いを晴らす為に産屋の周りに火を放ち出産をしたことから、火難消除の守護神としても崇拝されています。
【東口本宮冨士浅間神社】授与品の種類
大鳥居の右側に、冨士浅間神社の社務所・授与所があります。
年末年始などの混雑時には、参道にある授与所も開いていました。
御朱印
御朱印は通常2社あります。
- 通常朱印 500円
- 切絵朱印 1,000円
通常朱印は記帳と書き置きがあり、切絵朱印は書置きのみになります。
また時期によって限定御朱印も登場します。
私は通常朱印を記帳して頂きました。
兎年のうさぎと月見団子のスタンプがとても可愛く、繊細な朱印が紅葉によく映えました。
切絵朱印には「富士山・桜・狛犬親子」が切り取られているので、冨士浅間神社オリジナル感があってとても綺麗でした。
御朱印帳も2種類あり、記帳込みでそれぞれ2,000円です。
- 普通サイズは、黒地に赤富士と桜の透かし柄。
- 大判サイズは、紺地に金の富士山と桜柄。
また冨士浅間神社では、赤富士柄の御朱印帳袋も2,000円で販売されています。
おみくじ・お守り
おみくじは2種類あります。
- 不二山みくじ 100円
- とんぼ玉みくじ 300円
私は不二山みくじの、雪化粧色をしたおみくじを頂きました。
富士山の形と柄をしており、富士山色の青や赤富士色、緑や黄色もあります。
とんぼ玉みくじには、おみくじと一緒に色んな柄のとんぼ玉が1つ入っています。
中身は見えないので、ピン!ときたものを選ぶと良いでしょう^^
お守りやお札・絵馬も各種揃っており、実物を見ながら選ぶことができます。
2024年初詣時は、臨時のおみくじ場所があり種類も増えていました。
境内2箇所に、臨時のおみくじ場所が設置されていました。
種類も増えており、鯛みくじ・こどもみくじ・干支みくじがありました。
干支みくじは、授与所で引くことができます。
また社務所の2階は「鎮座1200年を記念した」資料館になっており、入館料は無料です。
入館希望の方は、社務所にて受付をして下さい。
【東口本宮冨士浅間神社】さいごに
いかがでしたか?
今回は東口本宮冨士浅間神社をご紹介させて頂きました。
境内の様子や見どころは、こちらの記事でご紹介しています。
隣接している「須走護国神社」は、こちらの記事でご紹介しています。
「浅間神社」といっても、それぞれの土地に刻まれる歴史や流れる地域性によって、特色が違ってきます。
須走方面に来られた際は、是非こちらの東口本宮冨士浅間神社にも立ち寄ってみて下さいね。
このブログが、皆さまの参拝の参考なれば幸いです。
最後まで閲覧頂きありがとうございました!
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