【東京愛宕神社①】出世の石段パワーがすごい!歴史やご利益、石段の由来やアクセス方法を写真付きで詳しくご紹介!

東京都
さくらん
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こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。

今回は、東京都港区に鎮座する「愛宕神社」を写真付きで詳しくご紹介します!

この記事で分かること
  • 愛宕神社の歴史や御祭神
  • どんなご利益があるのか
  • なぜ「出世の石段」といわれているのか
  • アクセス方法や駐車場の有無

授与品や境内の様子は、こちらの記事でご紹介しています。

参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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それでは、いってみましょ〜!

【愛宕神社】施設情報

〒105-0002東京都港区愛宕1丁目5番3号

TEL 03-3431-0327

アクセス

電車の場合

  • 最寄り駅は「神谷町駅」「虎ノ門ヒルズ駅」「虎ノ門駅」「御成門駅

各駅より徒歩約5~8分

バスの場合

  • 最寄り駅停留所は「愛宕山下」「慈恵会医大前」「愛宕一丁目

車の場合

境内に専用駐車場がありますが台数がかなり限られているので、近隣のコインパーキング利用または公共交通機関利用がオススメです。

  • 利用時間9:00~16:00

各所受付時間

  • 参拝可能時間 24時間
  • 社務所、御朱印受付時間 9:00~16:00
  • 祈祷受付時間 10:00~15:00

愛宕神社公式サイト→ https://www.atago-jinja.com/sp/

【愛宕神社】御祭神

主祭神

  • 火産霊命(ホムスビノミコト)

配祀

  • 罔象女命(ミズハノメノミコト)
  • 大山祇命(オオヤマヅミノミコト)
  • 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
  • 将軍地蔵菩薩(ショウグンジゾウボサツ)
  • 普賢大菩薩(フゲンダイボサツ)
  • 天神社(テンジンシャ)

火産霊命は「火の神」であり、イザナギの妻イザナミが最後に産んだ子です。この火によって、イザナミは亡くなったのでした。

罔象女命は「水の神」であり、イザナミが亡くなる直前にした尿から産まれた神様です。

大山祇命は「山の神」であり、浅間大神のコノハナサクヤヒメのお父さんです。

日本武尊は、景行天皇の息子であり、日本古代史上伝説の英雄です。

【愛宕神社】歴史

1603年(慶長8年)、徳川家康公の命令により「防火の神様」として祀り、彼が深く信仰していた将軍地蔵菩薩も合わせて祀り愛宕神社を創建しました。

祭礼には下附金(かふきん)が贈られるほど、幕府からの信仰はあつかったようです。

その後、江戸大火災で全焼。

1877年(明治10年)には、本殿・幣殿拝殿・社務所が再建されました。

その後も関東大震災や大空襲により、太郎坊神社を残し社殿は焼失。

1958年(昭和33年)氏子仲間の集まりの寄付により、社殿が再建されたのでした。

そして現在創建420年記念として、2024年春に境内が綺麗にリニューアルされました。

リニューアル直前の境内

とても綺麗で爽快感溢れる美しい境内に生まれ変わっています(写真は2024年1月のもの)

【愛宕神社】神紋

愛宕神社の神紋は「葵紋」です。

葵紋は、徳川家の家紋でもあります。

【愛宕神社】ご利益

  • 防火、防災(火に関するもの)
  • 印刷・コンピュータ関係
  • 出世
  • 金運招福
  • 商売繁昌
  • 恋愛
  • 結婚
  • 縁結び

主祭神であるホムスビの「火の神」から、火に関する防火や防災のご利益。

正面入口である「出世の石段」から、出世や金運招福・商売繁昌のご利益があります。

また火の神であるホムスビは「厄災」も焼き払い「縁」も結ぶ守護神ともいわれ、近年では恋愛や縁結びにもご利益があるとされています。

本殿に参拝者から奉納され続けている胡蝶蘭も、「変わらぬ愛」「幸福が飛んでくる」という花言葉がある為、そこからもご利益があるといわれています。

【愛宕神社】出世の石段とは

東京の愛宕神社といえば、正面入口でもある「出世の石段」ですね。

なぜ出世の石段と呼ばれるか、その言われは1634年(寛永11年)

江戸三代将軍・徳川家光公が芝の増上寺参詣の帰路に、愛宕神社の下を通りました。

その時は春だった為、愛宕山には綺麗な梅が満開。

家光公は

「誰か、馬にてあの梅を取って参れ!」

と命じました。

しかし愛宕山の石段はかなりの急勾配。

歩いて登るにしても危険がありそうな石段に、家臣達は首を縦に振れずうつむくばかり。

その様子に家光公の機嫌が次第に悪くなり、あと数秒で怒り爆発!

その瞬間、石段を馬で颯爽と登り始めた者がいました。

しかし家光公は、その顔に見覚えがありません。

「あの者は誰だ?」

「あの者は、四国丸亀藩の家臣・曲垣平九郎(まがきへいくろう)でございます」

「ほぉ、そうか。この泰平の世に馬術の稽古怠りなきこと。まことにあっぱれである!」

https://www.lib.city.minato.tokyo.jp/yukari/j/index.html

平九郎という男は、見事山上の梅を取り再び馬にて石段降り、家光公に梅を献上しました。

この事により、平九郎は家光公から「日本一の馬術の名人」と讃えられ、その名は1日で全国にとどろいたそうです。

引用・愛宕神社公式サイト→ https://www.atago-jinja.com/sp/

実際に石段を登ってみるとその長く急勾配さに驚き、出世までの力強いご利益を頂けるのを感じれると思います。

さくらん
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私も友人数人と登りましたが、急さと過酷さに驚き、全員もれなく息切れで登頂しました笑

【愛宕神社】さいごに

いかがでしたか?

今回は、東京都港区に鎮座する「愛宕神社」をご紹介させて頂きました。

授与品や境内の様子は、こちらの記事でご紹介しています。

出世の石段で有名な愛宕神社。石段の歴史やご利益を紐解いていくと、参拝する時の楽しみもさらに深くなると思います。

近くに来られた際は、ぜひ愛宕神社にも訪れてみて下さいね。

このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!

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