日本三大稲荷!「笠間稲荷神社東京別社」の歴史やご利益、境内の様子やアクセス方法を写真付きで詳しくご紹介!

東京都
さくらん
さくらん

こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。

今回は、東京都・日本橋に鎮座する「笠間稲荷神社 東京別社」をご紹介します!

この記事で分かること
  • 笠間稲荷神社東京別社の歴史や御祭神
  • どんなご利益があるのか
  • 境内の様子
  • 明治座横に鎮座する笠間稲荷明治座分社
  • アクセス方法や駐車場の有無

授与品の種類や値段については、こちらの記事でご紹介しています。

参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
さくらん

それでは、いってみましょ〜!

「笠間稲荷神社東京別社」には、どんな神さまが鎮座しているのか

  • 宇迦之御魂神

宇迦之御魂神は、「稲に宿る神秘な霊」「五穀豊穣の神」と考えられており、正一位という最高の位をもつ神さまです。また「お稲荷さん」の愛称で現在も慕われています。

「笠間稲荷神社東京別社」の歴史

現在、日本橋浜町に鎮座する笠間稲荷神社東京別社は、「紋三郎稲荷」とも名乗っており、旧笠間藩主牧野氏の邸内社でした。

今から325年前の1681年(延宝9年)、下総関宿藩主であった牧野成貞が、5代将軍綱吉から下屋敷として拝領した土地(21,269坪の広さ)内で、稲荷・山王・八幡を祀っていました。

綱吉公は、生母の桂昌院たちと共に牧野邸を三十数回にわたり訪れていたとか。

牧野邸は、その後替え地が行われ7,900坪となり、1,350坪を大名である細川越中守に譲り隣合わせとなりました。

1747年(延宝4年)、牧野成貞の息子である牧野貞通が笠間に入ると、先例にならい本社である胡桃下稲荷神社を祈願所としました。

牧野成貞も本社を崇敬し、1859年(安政6年)に分霊を江戸下屋敷内の現在の地へ合わせお祀りし、さらに崇敬尽くしました。

初午の日には、日本橋かいわいの市民に門戸を開け、参拝を許していたといわれています。

廃藩後、牧野公邸は本所緑町に移転し、1888年(明治21年)には牧野家の願いにより、笠間の本社が奉祀する所になりました。

1923年(大正12年)の関東大震災により、社殿を焼失しましたが、直ちに再建されています。

1945年(昭和20年)の東京大空襲時にも社殿が焼失。

復興には大変苦労されたそうですが、同年12月に本社の援助により本殿と仮社務所が再建。

そこから崇敬者の尽力により、1978年(昭和53年)までに玉垣や拝殿・幣殿と完成し現在に至っています。

また本殿には日本橋七福神の一柱・寿老人が祀られています。

「笠間稲荷神社東京別社」にはどんなご利益があるのか

  • 商品繁栄
  • 開運
  • 家内安全
  • 厄除け
  • 交通安全
  • 健康長寿

御祭神と寿老人さまのお力から、上記のご利益があるとされています。

「笠間稲荷神社東京別社」の境内の様子

大通り沿いに鎮座する東京別社。

金座通り沿いに鎮座する笠間稲荷

玉垣に囲われた中に、鳥居と社号が建っています。

大通り沿いの鳥居は、よく見ると2基の鳥居が重なって建てられています。

間隔を空けずに建つ2基の鳥居

手前の鳥居にも扁額があったようですが現在は金具しか見当たらず、2基目の鳥居に扁額が付いていました。

横道にも、立派な鳥居が建っています。

横道側の鳥居

こちらは大通り沿いの鳥居よりも大きく、社殿の真ん前なので正面鳥居なイメージでした。

社殿の左側に手水舎があります。

時期によって、花手水にもなっているそう
手水舎の後ろには、小さなキツネたちの姿が♡

境内の真ん中に鎮座する社殿。

震災や戦災を受け度々焼失しましたが、崇敬者の方々の思いから1945年〜1978年の間に復興されました。

社殿の右側には、たくさんの神狐像があります。

小さい子から大きな子まで、色んなお顔のキツネさんたちがおられて見応え抜群✨

眷属さんたちの憩いの場にも見えました^^

「笠間稲荷神社東京別社」明治座横にも稲荷神社が!

歌舞伎や舞台でもよく使用される明治座。

さくらん
さくらん

東京別社から目と鼻の先に位置する明治座の隣にも、実は小さな稲荷神社があるのをご存知ですか?

明治座に寄り添うように鎮座する稲荷神社。

扁額には「笠間出世稲荷大明神」の文字が!

創建は不明ですが、東京別社より勧請された稲荷神社のようです。

明治座にて出演される方や、その演目を見に来られた方々が、舞台の無事完走やさらに大きな舞台に出演できることを祈って参拝される方が多いそうです。

境内は、本当に小さな可愛らしい大きさですが、しっかり整備をされており、鳥居や社殿もとても色が綺麗でした。

小さな境内ですが手水舎もあり、可愛らしい狛狐さんたちが出迎えて下さいます^^

小さな手水舎もあり
小さな狛狐さん
前掛け姿も可愛らしい

社殿はガラス張りになっており、中に御神体が祀られている本殿が鎮座されていました。

御神体をガラス張りの社殿で守っています
さくらん
さくらん

東京別社に参拝された際は、ぜひ明治座分社にも足を運んでみてはいかがでしょうか?^^

「笠間稲荷神社東京別社」施設情報

〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2丁目11-6

TEL 03-3666-7498

アクセス方法

電車の場合

最寄り駅は「浜町駅」「人形町駅」

  • 浜町駅からは徒歩約3分。
  • 人形町駅からは徒歩約5分。

車の場合

最寄りICは「浜町IC」

  • 車で約3分。

参拝者専用駐車場はないので、近隣のコインパーキングを利用されると良いでしょう。

各所受付時間

  • 参拝可能時間24時間
  • 社務所・授与所受付時間9:00~17:00(時期により変更の可能性あり)

公式サイト→ http://www.kasama.or.jp/about/bessha.html

「笠間稲荷神社東京別社」さいごに

いかがでしたか?

今回は、東京都・日本橋に鎮座する「笠間稲荷神社 東京別社」をご紹介させて頂きました。

御朱印・お守り・おみくじの種類や値段については、こちらの記事でご紹介しています。

日本三大稲荷神社の1つとして有名な、笠間稲荷神社の東京別社。

本社に参拝したことがある方も、まだない方もぜひ東京に来られた際は、東京別社にも足を運んでみてはいかがでしょうか?

さくらん
さくらん

稲荷神社好きには、ぜひオススメしたい神社の1つです^^

このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。

最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました