こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、静岡県浜松市に鎮座する曹洞宗・秋葉山「舘山寺」を写真付きで詳しくご紹介します!
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【舘山寺】施設情報
〒431-1209 静岡県浜松市西区舘山寺町2231
TEL 053-487-0107
アクセス
最寄り高速道路出口
- 東名高速道路・舘山寺スマートICから約5分/浜松西ICから約15分
専用駐車場あり
- 30分までは無料、それ以降は有料(1時間まで300円/以降30分毎100円)
※授与所にて1,000円以上授与品購入された方は、2時間無料券を頂けます(おみくじは除く)
- 最寄り駅は「浜松駅」
浜松駅より遠州鉄道バスで約45分。「舘山寺温泉」下車後、徒歩約5分で到着。
各所受付時間・料金
- 参拝可能時 24時間
- 授与所 8:00~17:00
- 写経(般若心経)7:00~17:00(志納金1,000円)
- 座禅 7:00~17:00(志納金1,000円)
- 祈願 7:00~17:00(志納金10,000円〜)
- 供養 7:00~17:00(志納金5000円〜)
- 打鐘 7:00~17:00(志納金100円)
- 除夜の鐘 23:00受付開始
舘山寺公式サイト→ http://kanzanji.net/index.html
【舘山寺】御本尊・鎮守
- 福一万願虚空蔵菩薩(ふくいちまんがんこくうぞうぼさつ)
無限の知識と慈悲を持ち合わせ、知恵と福徳を授けてくれる仏さまです。(虚空とは、妨げるものが無く無限の空間を意味します)
また丑と寅年の守り本尊です。
鎮守
- 秋葉三尺坊大権現(あきはさんじゃくぼうだいごんげん)
火を操る「火伏せの神さま」です。
【舘山寺】歴史
平安時代・弘仁元年(810年)
空海(弘法大師)が、高野山からの仏道行脚の際に館山に訪れ修行をし、その時に創建されたと伝えられています。
「旅をする人々の心を清める寺」として、景色の良いこの地を選んだといわれています。
鎌倉時代・文治三年(1,187年)
戦により焼失しましたが、源頼朝公がこの地を訪れ「道中安全・武運長久の祈願寺」として諸堂を再建。
頼朝の建立した諸堂や寺宝は、元中元年(1,384年)に再び戦により焼失してしまいました。
南北朝時代・貞治年間(1,362年)
堀江城の城主として、この地に赴任した大沢氏の要請により「城主の祈願寺」として、以後500年守られるようになりました。
江戸時代・慶長三年(1,589年)
徳川家康公により、御朱印判物(古文書の一様式)を賜り、東海の名高い寺として繁栄。
明治三年(1,870年)
明治政府の神仏分離令により、一時廃寺となりました。
明治二十三年(1,890年)
再興が認められ、秋葉の火祭りで有名な秋葉山・秋葉寺の住職・牧泰禅(まきたいぜん)和尚を招き、「秋葉寺の出張所を持ってくる」という名目で再興をしました。
その際に秋葉三尺坊を舘山寺でも祀ることになり、山号も「中嶺山(ちゅうれいざん)」から「秋葉山」に改め、真言宗の伝統を引き継ぎながら曹洞宗の祈願寺として現在に至ります。
【舘山寺】ご利益
- 心願成就
- 眼病平癒
- 縁結び
- 恋愛成就
- 開運招福
- 火難消除
舘山寺には、創建時に弘法大師が修行を行ったという石室(穴大師)があります。
明治時代、草の葉で目を突き視力がなくなってしまった竹四郎という男が「視力が戻るように」と毎日穴大師へお参りしました。
そんなある日、竹四郎の元にどこからともなく「手ぬぐいをくわえたトンビ」がやって来て、手ぬぐいを落としていきました。
竹四郎はその手ぬぐいを持ち帰り、毎朝その手ぬぐいで目を丁寧に拭きました。
すると竹四郎の目は嘘のように回復し「これは穴大師(弘法大師)のおかげ」と感謝し続けました。
それ以降穴大師は「眼病平癒」や「心願成就」の仏様として、ご利益があるとされてきました。
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舘山寺境内には「縁結び地蔵」というお地蔵さまがおり
「ここに参拝すると願いが叶う」
と明治時代以来120年以上に渡って深く信仰され、縁結び(恋愛だけでなく仕事や健康・人も含む)や恋愛成就のパワースポットとして有名になりました。
【舘山寺】さいごに
いかがでしたか?
今回は、静岡県浜松市に鎮座する「舘山寺」をご紹介させて頂きました。
授与品の種類や値段は、こちらの記事でご紹介しています。
境内の見どころは、こちらの記事でご紹介しています。
浜名湖沿いに佇む舘山寺は、創建者である弘法大師が「旅をする人々の心を清める寺」と言ったように、境内にとても爽やかな風が漂っており、身も心も清められる場所です。
近隣にはかんざんじ温泉もあり、舘山寺参拝と共に癒しの時間を過ごすこともできます。
近くに来られた際は、ぜひ舘山寺にも訪れてみて下さいね。
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!
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