こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、渋谷区恵比寿駅近くに鎮座する「恵比寿山下伏見稲荷」を写真付きで詳しくご紹介します!
ビルの間にひっそりと鎮座する、小さな稲荷神社。
朱色鳥居が1列に並ぶ様子に、思わず足を踏み入れたくなる雰囲気です。
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【恵比寿山下伏見稲荷】施設情報
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1丁目22-21
TEL03-5792-5460
アクセス
- 最寄り駅は「恵比寿駅」
駅から徒歩約4分。
- 最寄りバス停は「恵比寿一丁目」
バス停から徒歩約2分。
専用駐車場がない為、近隣のコインパーキングを利用して下さい。
※境内には社務所はありません。
【恵比寿山下伏見稲荷】御祭神
- 宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)
正式な記載はありませんが、京都伏見稲荷大社の恵比寿扱所(あつかいじょ)として信仰されている為、伏見稲荷と同じ宇迦之御魂神だと思われます。
【恵比寿山下伏見稲荷】歴史
山下伏見稲荷大明神は、1887年(明治20年)当時まだ田畑山林の広がっていたこの地に、五穀豊穣の守護神として、村民の信仰のよりどころとなっていました。
その後ともなくして、田畑山林は商店街へと変わり。
その間、数度にわたる近火にもうつることなく。
商売繁盛の大明神として、ゆかりの商人の出店も数百にまで及び、繁盛を極めたのでした。
1945年(昭和20年)には東京空襲で戦火に遭いましたが、信仰心の厚い氏子多数。特に故長島園治氏の御厚志により、1946年(昭和21年)7月にこの地へ再建造営。
その後30年間たくさんの方々に信仰され1976年(昭和51年)、社殿の腐食が目立ってきた為、多くの信者の奉納により、新たに改築が行なわれ。
更に40数年の時が経ち。2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、社殿の至るところに亀裂が目立ち、新たに社殿を建替えられました。
故長島園治氏の子孫・故子之吉氏と祐司氏の御厚志により、引続きこの地を提供してもらい。
稲荷大明神を信仰される多くの方々や、近隣企業の方の奉賛により社殿の造営がされ、境内や参道も整えられました。
そして、名称も地名に沿って山下伏見稲荷から「恵比寿山下伏見稲荷」へと改め、2017年(平成29年)に完成したのでした。
【恵比寿山下伏見稲荷】ご利益
- 商売繁盛
- 五穀豊穣
歴史から読み解くと、昔から商売繁盛や五穀豊穣の神様として深く信仰されています。
京都伏見稲荷大社から来た神様なので、時代が進むにつれて仕事運・金運・家内安全・縁結びなどのご利益があるとされています。
【恵比寿山下伏見稲荷】境内紹介
国道305号線。恵比寿通りを1本中に入った所に、恵比寿山下伏見稲荷が鎮座しています。
ビルの間に連なる鳥居。
境内を囲うように赤いのぼりも立っているので、そこに神社があるのが分かります。
入口には「ご自由に参拝ください」との、優しい心使いの看板も。
細い参道には、奉納された絵馬が彩りをそえています。
連なる鳥居は、まるで京都伏見稲荷大社の千本鳥居を思わせてくれます。
鳥居を抜けた先には、小さな手水舎。
左手に社殿があります。
とても新しく綺麗な社殿は、2017年に建て替えられたものです。
それ以前も何度も建替えをし、綺麗に整備されているので、たくさんの方々に信仰されているのが分かります。
社殿の両サイドに、小さな狛狐さん達がいます。
赤の前掛けが、可愛いかったです^^
神前も綺麗に整頓されており、気持ちの良い参拝ができました。
【恵比寿山下伏見稲荷】授与品
恵比寿山下伏見稲荷には、社務所や授与所がありません。
なので御来印・お守り・おみくじも設置されていません。
唯一、絵馬のみ神前に用意されています。
希望の方は、その場で購入・記入ができます。
- 開運絵馬500円
鳥屋と稲穂、眷属の狐さんの絵がある可愛らしい絵馬です。
参道に奉納されている絵馬が、境内を明るく賑やかに彩っていました^^
英語が書かれた絵馬もあったので、海外の方も参拝されているのが分かります。
【恵比寿山下伏見稲荷】さいごに
いかがでしたか?
今回は、渋谷区恵比寿駅近くに鎮座する「恵比寿山下伏見稲荷」をご紹介させて頂きました。
ビルの間にひっそりと佇む小さな稲荷神社。
そこには、古くからたくさんの近隣の方々に愛され、今もなお大切にされているのを感じられる神社でした。
近くに来られた際は、ぜひ恵比寿山下伏見稲荷へも足を運んでみてくださいね。
恵比寿駅挟んで反対側に鎮座する「恵比寿神社」は、こちらの記事でご紹介しています。
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。
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