
こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
東京都豊島区の西武池袋本店の屋上に、ひっそりと鎮座する小さな稲荷神社があるのをご存知ですか?
今回は、西武百貨店という大企業を陰ながら支える「伏見稲荷神社」を写真付きで詳しくご紹介します!
- 伏見稲荷神社の歴史や御祭神
- どんなご利益があるのか
- 境内の様子
- 授与品はあるのか
- 神社までの行き方
参拝の参考になれば幸いです。

それでは、いってみましょ〜!
【伏見稲荷神社】施設情報
〒171-0022 東京都豊島区南池袋1丁目28-1 9F
アクセス
- 最寄り駅は「池袋駅」
西武池袋本店9階の、屋上空中庭園の1番奥に鎮座しています。
車の場合、西武池袋本店専用有料駐車場3ヶ所を利用できます(駐車料金サービスあり)
- 西武パーキング
- メトロポリタン駐車場
- 池袋東口公共地下駐車場(ISP駐車場)
西武池袋本店
駐車料金サービス等は、公式サイトをご確認ください。
公式サイト→西武池袋本店
参拝可能時間
- 月〜土曜日 10:00~21:00
- 日〜祝日 10:00~20:00
※悪天候などにより、庭園自体が休業する場合もあります。
授与所や社務所はありません。
【伏見稲荷神社】御祭神
- 稲荷神(宇迦之御魂神(ウカノミタマノミコト))
「稲に宿る神秘な霊」「五穀豊穣の神」と考えられており、伏見稲荷大社の御祭神であり、「お稲荷さん」の愛称で慕われている神様です。
【伏見稲荷神社】歴史
西武池袋本店屋上に鎮座する伏見稲荷神社は、東伏見稲荷神社から分霊を勧請しお祀りしています。
稲荷神社の由緒板には
当社の御祭神は衣食住のの大祖神にして皇城の守護万民豊楽の神霊と崇められたまう大恩神であります
元明天皇和銅4年(771年)1,270余年前の2月初午の日京都山代國の三ヶ峰(稲荷山と称す)に治めて御鎮座になられてより、全国に普く分神を勧請せられし、稲荷社の総本宮旧官幣大社伏見稲荷神社より昭和4年権令奉斎せる神社にして、関東地方稲荷信仰者の熱烈な御分霊奉斎希望を、伺信者の参拝の便を計られんとする総本宮の計画が相まって、当社の創建となりし次第なり
昭和58年3月吉日
関東地方の稲荷信仰者達が
「東京にも京都の伏見稲荷大神のご分霊を奉迎して、その御神徳に浴したい」
と熱望が高まり、京都伏見稲荷大社の協力で昭和4年に創建された東伏見稲荷神社のことが書かれています。
東伏見稲荷神社同様、さらに参拝の便を考えて西武池袋本店屋上に鎮座されたのか。それとも西武池袋本店の繁栄を願って「屋敷神(守護神)」として勧請されたのかは定かではありませんが、古来からある稲荷信仰が今も尚息づいていおられます。
【伏見稲荷神社】ご利益
東伏見稲荷神社から分霊を勧請しているので、恐らく家内安全・商売繁盛・諸願成就などのご利益があると思われます。
【伏見稲荷神社】境内紹介
西武池袋本店9階の屋上へ出て、ひたすら奥へ進みます。

空中庭園「睡蓮(すいれん)の庭」の右側の通路をさらに進むと、奥にひっそりと伏見稲荷神社が鎮座しています。


柵と鳥居でしっかりと神域が仕切られており、ここだけ別空間のように感じられました^^

鳥居横には由緒板。

扁額には「正一位伏見稲荷大神」が刻まれており、分霊を勧請した「正一位東伏見稲荷大明神」ののぼりが掲げられています。

境内には、小さなお社が1つ。

手前には美人な狛狐さん達が控えています。

体の曲線がとても優美な狛狐さん達です♥️
お社の彫刻も繊細で美しかったです。
燈籠があるので、夜は灯りがついて境内に明かりが灯されていそうです。

【伏見稲荷神社】授与品の有無
伏見稲荷神社には、専用の社務所や授与所がない為、授与品もありません。
【伏見稲荷神社】さいごに
いかがでしたか?
今回は、東京都豊島区の西武池袋本店の屋上に鎮座する「伏見稲荷神社」をご紹介させて頂きました。
百貨店の屋上にひっそりと鎮座する稲荷神社は、都会なのを忘れてしまうほど静かで穏やかな空気が流れていました。

参拝した当日は晴れていましたが、参拝した瞬間な小雨が降り出し「狐の嫁入り」のような現象が起こり、まるで神様に歓迎されているようでした^^
池袋に来られた際は、ぜひ伏見稲荷神社にも訪れてみて下さいね。

このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。

最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!
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