こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、京都市伏見区に鎮座する稲荷神社の総本社「伏見稲荷大社」を写真と共に詳しくご紹介します!
境内の様子や見どころは、こちらの記事でご紹介してます。
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【伏見稲荷大社】施設情報
〒612-0882 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
TEL 075-641-7331
アクセス
最寄り駅は「稲荷駅」「伏見稲荷駅」
- JR奈良線 稲荷駅で下車。目の前が稲荷大社です。(京都駅から5分で到着)
- 京阪本線 伏見稲荷駅で下車。徒歩約5分程で稲荷大社に到着します。
最寄り停留所は「稲荷大社前」
- 南5系統「稲荷大社前」で下車後、東へ徒歩約7分で到着。
- 名神高速道路「京都南インター」から 約20分
- 阪神高速道路 「上鳥羽出口」から 約10分
境内に無料の専用駐車場がありますが、周辺道路が混雑しやすいので公共交通機関での参拝がオススメです。
また年末年始等は駐車場が閉鎖される事があるので、詳しくは公式サイトにて確認して下さい。
各所受付時間
- 参拝可能時間 24時間
- 祈祷受付時間 8:30~16:00
- 授与所 8:00~18:00
- 御朱印受付 8:30~16:30(御朱印は境内奥の「奥社」「御膳谷」でも違う御朱印を配布している為、受付時間も異なります。基本日暮れとともに受付終了となります。)
年末年始などの混雑日は時間変動もあるので、詳しくは公式サイトにてご確認下さい。
公式サイト→伏見稲荷大社
【伏見稲荷大社】御祭神
- 宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)下社・中央座
- 佐田彦大神(サタヒコノオオカミ)中社・北座
- 大宮能売大神(オオミヤノメノオオカミ)上社・南座
- 田中大神(タナカノオオカミ)下社摂社・最北座
- 四大神(シノオオカミ)中社摂社・最南座
5柱の神様を合わせて「稲荷大神」と呼ばれています。
【伏見稲荷大社】歴史
都が京都に移る前の奈良時代。
和銅4年(711年)に創建されたと伝わっており、1300年以上の古い歴史を持っています。
「山城国風土記」という、かつて存在した文章に現れていた日本古代の人物・秦伊侶具(はたのいろぐ)。
当時この辺りの発展に貢献していた彼が、餅で作った的に矢を射ったところ、餅に宿っていた神霊が餅を白鳥に変化させ、近くの伊奈利山(いなりさん)に降り立ち、山の峰に稲が実りました。
秦伊侶具は、その神霊を祀るために神社を創建したのが始まりといわれています。
また最初は伊奈利(いなり)と記されていましたが、892年に菅原道真によって稲荷(いなり)と記されるようになったそうです。
今では、全国にある3万から4万社にもおよぶ稲荷神社の多くが、この伏見稲荷大社から神さまが勧請(他の場所に移し祀る)されている為、伏見稲荷大社は稲荷神社の総本社ともいわれています。
【伏見稲荷大社】お稲荷さんとキツネの関係
お稲荷さんといえば、キツネをイメージする方が多いではないでしょうか。
「お稲荷さん=キツネの神様」と思われる方もいるかもしれませんが、実は違うんです。
「お稲荷さん」は、私たち人間が親しみを込めて呼んでいる愛称です。
正式名称は「宇迦之御魂神(ウカノミタマノオオカミ)」
倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)と表記されることもあります。
稲荷神社の主祭神ですね。
宇迦は穀物の女神様であり、「稲に宿る神秘な霊」と考えられてきました。
五穀豊穣や豊作祈願のお力がありますが、時代が進むにつれて、商売繁盛・仕事運・金運・家内安全・所願成就・芸事運・縁結びなど幅広くご利益をもたらすといわれています。
ではキツネ達の正体は?
稲荷神社にもよくいる狛狐たちは、神様の眷属(けんぞく)。
つまり神様に使えているもの達なんです。(野山などにいる目に見えるキツネは、普通のキツネです)
神様同様目に見える存在ではない為、白(透明)狐=”びゃっこさん”と呼ばれ親しまれています。
古来は、キツネを神秘的な動物として扱っていました。
- 垂れ下がった尻尾が稲穂に似ている
- 稲を食べるネズミを退治する。
また農業・稲作が始まる春になると山から降りてきて、収穫期の秋がくると山に戻って行く為、キツネを農耕の守護神のようにも考えられてたといいます。
その為、昔の人達は五穀豊穣や豊作祈願の神様である「お稲荷さん」の使いのものと考え信仰し、今もなお稲荷さんとキツネは深い繋がりがあるのです。(諸説あり)
【伏見稲荷大社】神紋
伏見稲荷大社の神紋は「抱き稲の紋」です。
抱き稲の紋は、2束の稲穂が向かい合うように輪を作って描かれています。
お稲荷さんである宇迦之御魂神は、穀物を司る神様なので「五穀豊穣」を象徴する稲穂がモチーフになっています。
【伏見稲荷大社】ご利益
- 雨乞い・雨止み
- 商売繁昌
- 五穀豊穣
- 仕事運
- 金運
- 安産
- 家内安全
- 学業成就
- 縁結び
- 万病平癒
御祭神・宇迦之御魂神が「穀物の女神様」である為、五穀豊穣や豊作祈願に特にお力があります。
時代が進むにつれて、商売繁盛・仕事運・金運・家内安全・縁結びなど幅広くご利益があるとされています。
また豊臣秀吉が、母親の病気平癒を祈願したという逸話から万病平癒のご利益もあるといわれています。
【伏見稲荷大社】授与品の種類
御朱印
御朱印を含む授与品は、境内3ヶ所にて購入できます。
- 本殿横授与所
- 奥社奉拝所
- 御膳谷奉拝所
御朱印受付 8:30~16:30
(御朱印は境内奥の「奥社」「御膳谷」でも違う御朱印を配布している為、受付時間も異なります。基本日暮れとともに受付終了となります。)
私は、本殿横授与所の御朱印のみ頂きました。
- 初穂料 500円
カラーの11月限定御朱印書置きを頂けました。
他にも時期によって数量限定御朱印があり、公式サイトや公式Instagramにてお知らせして下さいます。
公式サイト→伏見稲荷大社
おみくじ
おみくじは、授与所・本殿横にて引くことができます。
- 初穂料200円
箱を振り、出てきた棒番号を授与所にて伝え、初穂料と引き換えにおみくじを頂くスタイルです。
また伏見稲荷大社のおみくじは特徴的で「大吉」「中吉」「小吉」といった一般的なものだけでなく、「大大吉」「凶後大吉」「吉凶相半」「吉凶相央」など、32種類ものおみくじがあるとか。
種類が多い分、その時その人に相応しい内容を神様が下さるので引く価値ありかと!
【伏見稲荷大社】さいごに
いかがでしたか?
今回は、京都市伏見区に鎮座する稲荷神社の総本社「伏見稲荷大社」をご紹介させて頂きました。
境内の様子や見どころは、こちらの記事でご紹介してます。
全国3万社以上ある稲荷神社の大元となる総本社。その歴史はとても古く、神話のような歴史にはとても魅力があります。
お稲荷さんやキツネの意味が分かると、稲荷神社参拝がさらに楽しくなると思います^^
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!
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