【下鴨神社②】観光スポットとしても大人気!世界遺産でもある境内の見どころを写真付きで詳しくご紹介!

京都府
さくらん
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こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。

今回は、京都市左京区に鎮座する「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」通称「下鴨神社」の境内の様子や見どころを写真と共に詳しくご紹介します!

歴史やご利益、授与品などは、こちらの記事でご紹介してます。

参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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それでは、いってみましょ〜!

【下鴨神社】境内見どころ紹介

鳥居

正面入口である一の鳥居は、最寄り駅・出町柳駅側にあります。

立派な社号もあります

二の鳥居(南口鳥居)は、糺の森の中に立っています。

二の鳥居

朱色が森の中でよく映え、柵や神紋入りの提灯も飾られているので、より神域の奥深くに入っていくのが分かります。

3基目の鳥居は、本殿向かって左側の西参道に立っている西門です。

https://www.nippon.com/ja/

御手洗池に掛かる太鼓橋前にも、立派な鳥居が1基建っています。

御手洗池の鳥居

手水舎

手水舎は、二の鳥居の手前にあります。

舟形の手水舎

下鴨神社の手水舎は「御手洗直澄(みたらしただす)」といい、糺の森(ただすのもり)から湧き出ている清らかな御神水です。

御祭神の神話伝承にちなんだ、「舟形」をしている珍しい手水舎です。

楼門

二の鳥居の先に建っているのが、下鴨神社の楼門です。

下鴨神社といえば、この楼門がテレビやSNSなどでよく取り上げられ、見覚えのある方も多いではないでしょうか。

高さが13m。東西の廻廊(かいろう)とも古代様式を伝え、重要文化財として現在も保存されおり見どころの1つです。

美しい造りの楼門

舞殿・中門

楼門の先には、立派な舞殿があります。

楼門同様国の重要文化財として指定されており、現在は年末年始に干支の大きな絵馬が飾られたり、イベントなどでも華やかに使われることが多いです。

舞殿の奥に構える中門。

こちらも国の重要文化財に指定されたものです。

言社

御本社前には、小さなお社が7つ並んでいます。

えと詣全体図

これは言社(ことしゃ)といい、それぞれの社には十二支を守護する神様が祀られており、自分の干支の社に参拝するというものです。

うし・いのしし歳生守護神・大物主神(オオモノヌシノカミ)ねずみ歳生守護神・大国主神(オオクニヌシノカミ)
へび・ひつじ歳生守護神・大国魂神(オオクニタマノカミ)
うま歳生守護神・顕国魂神(ウツシクニタマノカミ)
たつ・さる歳生守護神・八千矛神(ヤチホコノカミ)とら・いぬ歳生守護神・大己貴神(オオナムチノカミ)うさぎ・とり歳生守護神・志固男神(シコオノカミ)

これら全ての守護神は、国造りの神・大国主が持っていた呼び名であり、それぞれに役割と神徳があるそうです。

言社も、重要文化財に指定されています。

さくらん
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参拝に来られた際は、ぜひご自身の干支守護神へお参りしてみて下さい^^

御本社

言社の奥にあるのが御本社です。

手前から幣殿・本殿となっており、幣殿と幣殿廻廊重要文化財東西本殿国宝となっています。

  • 西本殿 加茂建角身命(カモタケツヌミノミコト)
  • 東本殿 玉依媛命(タマヨリヒメノミコト)

それぞれ祀られています。

御祭神の詳細は、こちらの記事でご紹介してます。

神服殿

舞殿の隣にある大きな建物を、神服殿(しんぷくでん)といいます。

夏・冬の神服を丁寧に作る御殿であったことからそう呼ばれており、重要文化財にも指定されています。

媛小松・解除所

神服殿の左隣立つ大きな松の木。

こちらを媛小松といい、「」は御祭神・玉依媛からきているそうです。

媛小松の前にある、小さく囲われた場所。

こちらを解除所(げじょのところ)といいます。

天皇や上皇が外出する際に、解除(お祓い)をした場所です。

御手洗社

境内の右奥、井戸の上に建つのが「井上社」。別名「御手洗社(みたらししゃ)」で慕われています。

御手洗社

災難厄除の神様としても、深く信仰されています。

御手洗社の前にある「御手洗池(みたらしいけ)」が、みたらし団子の発祥の地ともいわれています。

その昔、後醍醐天皇が御手洗池で水をすくったところ、最初に泡が1つ浮き。

間隔を置いて4つの泡が浮き上がったことから、その泡を団子に見立てて作ったのが「みたらし団子」という言い伝えがあります。

そのみたらし団子を食べられる「みたらし団子発祥茶屋」も、下鴨神社の隣にあり大人気です。

夏の土用の丑の日には「足つけ神事」が行われ。

葵祭では、「斎王代御禊の儀」が行われる場所でもあり、祭事には欠かせない神聖なる場所でもあります。

橋殿

御手洗池の上に建つ立派な建物は、橋殿(はしどの)といいます。

橋殿は重要文化財にも指定されており、毎年5月12日の「御蔭祭(みかげまつり)」に御神宝を安置する御殿です。

また正月の神事などでは、神事芸能が奉納されているそうです。

糺の森

下鴨神社境内を含む巨大な森を「糺の森(ただすのもり)」といいます。

広さ12万4000平方メートル(東京ドームの3倍)の広さを誇り、森の中には清らかな小川がいくつも流れており、縄文人から生き続ける原野の姿をとどめています。

この糺の森を含めて、下鴨神社全域が世界遺産に登録されています。

森の中に今も生き続ける木々の姿を見るだけで、自然の偉大さを感じられます。

糺の森には、相生社河合神社など下鴨神社境内社も多く鎮座されています。

さくらん
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そちらも合わせて参拝してみては、いかがでしょうか?^^

【下鴨神社】施設情報

〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59

TEL 075-781-0010

最寄り駅「出町柳駅」から徒歩約10分。

各所受付時間

  • 参拝可能時間 夏場5:30~18:00/冬場6:30~17:00
  • 授与所受付 9:00~16:30(みたらし祭期間20:00まで)
  • 御朱印受付 9:00~16:00
  • 祈祷受付9:00~16:30
  • 社務所 9:00~17:00

下鴨神社公式サイト→https://www.shimogamo-jinja.or.jp/

【下鴨神社】さいごに

いかがでしたか?

今回は、京都市左京区に鎮座する賀茂御祖神社・通称「下鴨神社」をご紹介させて頂きました。

歴史やご利益、授与品などは、こちらの記事でご紹介してます。

世界文化遺産に登録される程の大自然の中、今もなお力強く鎮座られている下鴨神社。

最古の歴史がありながらも、現代ではイベントも行うなど時代に沿って共に歴史を積み重ねています。

近くに来られた際は、ぜひ下鴨神社にも立ち寄ってみて下さいね^^

このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!

コメント

  1. […] 画像引用:https://sakuran-sanpo.com/shimogamo/ […]

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