こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、東京都台東区に鎮座する「被官稲荷神社(ひかんいなりじんじゃ)」の歴史や御祭神・ご利益や境内の様子・お守りや御朱印・おみくじの種類・アクセス方法を写真付きで詳しくご紹介します!
被官稲荷神社に隣接する「浅草神社」と「浅草寺」は、それぞれの記事でご紹介してます。
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【被官稲荷神社】施設情報
〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目31-16
TEL 03-3844-1575
アクセス
- 最寄り駅は「浅草駅」
それぞれの路線駅から徒歩約7~10分。
浅草神社に駐車場がありますがかなり限られている為、公共交通機関でのアクセスをオススメします。
都営バス・京成タウンバス・台東区循環バスめぐりんでも行くことができます。
最寄りバス停は
- 二天門
- 浅草二丁目
- 浅草寺北
- 浅草寺 観音堂裏
この4箇所が徒歩2〜3分圏内。
他にも周辺にはバス停があるので、乗車されたバスの停車場所をご確認ください。
各所受付時間
- 参拝可能時間 24時間
- 御朱印・授与品受付9:00~16:00(時期によって変動あり)
専用社務所開放日以外の授与品や御朱印の受付は、浅草神社にて行っています。
専用社務所開放日
- 毎月1日、15日 9:00~15:30
- 1月1日~1月5日
- 初午
- 3月18日例大祭
【被官稲荷神社】御祭神
- 倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)
江戸時代から、農民の間で深い信仰を集めていた神様。
「お稲荷さん」の愛称で慕われています。
【被官稲荷神社】歴史
安政元年。
新門辰五郎(しんもんたつごろう)という江戸末期の侠客(弱きを助け強きをくじく人)の妻が重病で床に伏せてしまいました。
辰五郎は山城(京都府南部)の伏見稲荷神社に祈願したところ、そのご利益があって病は全快という奇跡が。
安政二年に、町民がお礼の意味も込めて伏見稲荷神社から御祭神の分霊をここに勧請しました。
その後小さな社を建て「被官稲荷神社」と名付け、現在では浅草神社の末社として境内に祀られています。
名前の由来は不明ですが「被官」とは
官を被(こうむ)る
就職・出世の意味があるとされています。
【被官稲荷神社】ご利益
- 五穀豊穣
- 福徳円満
- 商売繁盛
- 立身出世
- 芸能上達
御祭神である倉稲魂命は穀物の女神様であり、「稲に宿る神秘な霊」と考えられてきました。
その為、五穀豊穣や福徳円満。商売繁盛や芸能上達にお力があり、被官稲荷神社の神様は特に立身出世に強いご利益があるとされています。
【被官稲荷神社】境内紹介
浅草神社の授与所右奥へ進んで行くと、被官稲荷神社の鳥居があります。
鳥居の柱には、鳥居を奉納したとされる新門辰五郎の名前が刻まれています。
社殿は、浅草神社の真裏に鎮座されています。
中にあるお社は、安政二年に創建された「一間社流造」という日本建築様式の1つです。
創建以来の杉萱葺(すぎかやぶき)であり
- 間口1.5m
- 奥行き約1.4m
という小さな社殿ですが、覆屋(おおいや)という雨風から保護する屋根によって、現在も保護されています。
被官稲荷神社公式サイト→https://www.asakusajinja.jp/hikanjinja/
また社殿は災害や戦災にあいましたが、奇跡的に焼け残った大変貴重な建築物です。
境内には狛狐さん達もたくさんおられました^^
被官稲荷神社では、小さな鳥居やお姿(鉄砲きつね)を奉納する風習があります。
願掛けやお礼として大・小の白木の鳥居を奉納することができます。
鳥居を奉納する意味としては
「願いが通る、通った」
という意味があり、被官稲荷神社でも願掛けやお礼として気軽に奉納することができます。
被官稲荷神社公式サイト→https://www.asakusajinja.jp/hikanjinja/
境内の右側に、奉納された小さな鳥居が並んでいます。
お姿(鉄砲きつね)とは、狐の形をした今戸焼という強度玩具の土人形です。
被官稲荷神社公式サイト→https://www.asakusajinja.jp/hikanjinja/
それを被官稲荷神社では「お姿」と呼んでいます。
- 初穂料 1,500円
浅草神社の授与所にて購入できます。
境内向かって左側に、奉納されたお姿がズラッと並んでいます。
こちらは購入後そのまま奉納しても、1度持ち帰って願いが叶ってから奉納しても、どちらでも良いとのことです。
時期によっては、帽子を被った可愛らしいお姿も授与できるそうです^^
被官稲荷神社公式サイト→https://www.asakusajinja.jp/hikanjinja/
今回は授与所時間外の参拝だったのでできませんでしたが、再訪した際は私もお姿を購入してみようと思っています^^
【被官稲荷神社】授与品
被官稲荷神社社務所開放時間外の授与品受付は、浅草神社の授与所にて購入ができます。
お守り・絵馬
- お札 1,000円
- 被官稲荷神社紙守 600円
- 狐守り600円
- 立身成就守 800円
- 尾守(おまもり) 800円
- 銀杏絵馬 800円
狐を型どったお守りや絵馬がとても可愛いです^^
https://www.asakusajinja.jp/
御朱印
御朱印は1社のみ
- 初穂料 500円
被官稲荷神社公式サイト→https://www.asakusajinja.jp/hikanjinja/
おみくじ
被官稲荷神社には、オリジナルのおみくじもあります。
- 初穂料 200円
御祭神の使者である狐様と、俵(たわら)に実った稲穂が表現されている可愛いおみくじで、とても人気があります。
専用社務所解放日以外は浅草神社にて引けるので、気になる方はぜひ試してみて下さい^^
https://rurubu.jp/andmore
【被官稲荷神社】さいごに
いかがでしたか?
今回は、東京都台東区に鎮座する「被官稲荷神社(ひかんいなりじんじゃ)」の歴史や御祭神・ご利益や境内の様子・授与品の種類・アクセス方法をご紹介させて頂きました。
被官稲荷神社に隣接する「浅草神社」と「浅草寺」は、それぞれの記事でご紹介してます。
浅草神社の末社である小さなお社には、今も昔も地域の方に愛され慕われている神様がいらっしゃいます。
奉納された小さな鳥居やお姿、また夜のライトアップされた境内も見どころかと思います。
近くに来られた際は、ぜひ被官稲荷神社にも訪れてみて下さいね。
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!
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