こんにちは!さくらん散歩のさくらんです!
静岡県御殿場市にある、観光名所の1つ「富士平和公園」を写真と共にご紹介します!
旅の楽しみの参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【富士平和公園】施設情報
〒412-0026 静岡県御殿場市東田中3422
TEL 0550-82-0350
アクセス
最寄りインターチェンジは、東名高速道路「御殿場IC」
- インターから約3分で到着。
無料駐車場あり。
最寄り駅は「御殿場駅」
- タクシーで約7分
- 徒歩で約38分
御殿場駅前「天悠行き」バス停から約10分。
- 「平和公園前」で下車後、徒歩2分で到着。
開園時間
- 9:00~17:00
入場料
- 無料
- ペット同伴不可
公式サイト→https://gotemba.jp/information/heiwakoen/
【富士平和公園】白い塔の正体
遠くからも箱根山間によく見える白い塔。
「あの塔はなんだろう?」と思われる方も多いではないでしょうか。
塔の正体は、仏舎利塔(ぶっしゃりとう)です。
仏舎利塔とは、お釈迦様の遺骨(仏舎利)を納める仏塔のことをいいます。
その形は、原型であるインドの仏教建築物を模して建てられました。
現在日本では約30ヶ所以上の場所に仏舎利塔があり、実際に仏舎利が納められているのは全国で3ヶ所のみで、その他は経典や宝石などが納められています。
古来は五重塔などの木造として建築されていましたが、近代では戦後の平和を願う為に仏舎利塔が建築されています(富士平和公園の仏舎利塔が該当しています)
富士平和公園は、1964年に御殿場市出身の三徳スーパーマーケット社長の堀内定良氏が私財を投じて開いた公園です。
その仏舎利塔には、インドのジャワハルラール・ネルー首相から贈られた仏舎利が納められています。
【富士平和公園】世界各国の獅子狛犬
富士平和公園には、大変珍しい「世界各国の獅子狛犬」達を見ることができます。
狛犬が日本に伝わってきた当初は元々獅子そのもので、左右の姿形も変わりはありませんでした。
平安時代になり左右の形が変わり、右側が「阿(あ)」と口を開けた像、左が「吽(うん)」と口を閉じた像となったのです。
また現在では左右合わせて狛犬といわれていますが、「阿」の像を「獅子」、「吽」の像を「狛犬」と細かく分類していた時代もありました。
獅子の様に勇まい子もいれば、子犬の様に可愛らしい子もいる理由が分かりますね^^
仏舎利塔前に綺麗に整列している、獅子狛犬達の光景は圧巻です!
平和の鐘の前には
馴染みのある姿から、異国情緒あふれる姿まで一度に見ることができます。
狛犬好きには堪らない空間ですね^^
【富士平和公園】公園内の様子
公園の全体図は、このようになっています。
箱根方面へ向かう国道401号線沿いにあるので、山の地形を利用した広々とした公園です。
園内には
- 仏舎利塔
- 霊光殿
- 平和の鐘
- 富士山見晴台
- 三十三観音
- 観音堂
- 日本妙法寺(富士道場)
と色んな見どころがあります。
また園内参道両脇に佇む木は桜の木なので、春になるとソメイヨシノなどの桜並木を見ることもできます。
角度によって、桜と富士山とのコラボレーションも見れます^^
https://www.fujisan-kyokai.jp/
園内に入るとまず最初に目に入るのが、立派な仁王門です。
上部の扁額には「金剛力士門」と書かれており、両サイドには立派な金剛力士像が鎮座されています。
門の下には、金剛力士の大きな下駄も置かれています。
仁王門を潜るとそこには、綺麗に整備された庭園と日本妙法寺があります。
日本妙法寺の前には、獅子の様な姿の金ピカ狛犬さん達がいます。
寺院内には、献香用のお線香や各種お守り。
入口にはおみくじもあります。
お守りの値段は300円〜500円、おみくじは100円です。
庭園には鯉のいる池もあり、そばには鯉の餌と鳩の餌がそれぞれ50円で販売されていました。
日本妙法寺を過ぎ上に登って行くと別の広場があり、そこには観音堂と子供たちが遊べる遊具があります。
観音堂の前には、これまた金ピカな観音様となでかんのん様がおられます。
こちらのなでかんのん様は、お参りをし「自分と同じ悪いところを撫でると良い」とされています。
私もせっかくなので、撫でさせて頂きました^^
園内の1番奥には仏舎利塔と、世界各国の狛犬さん達がいます。
参道手前には、手水舎と祈りの鐘がありました。
祈りの鐘は、100円奉納すると1突き打つことができます。
こちらの仏舎利塔は上部にまで上がることができます。
手前にある線香(50円)を立てて、用意されているスリッパに履き替えて上がります。
気になる方は靴下を着用、もしくは持参するのがオススメです^^
塔の上は1周ぐるりと回ることができ、仏舎利塔4面にはそれぞれお釈迦様が鎮座されています。
人には皆、仏様と同じ尊い心がそなわっている。その心をお互い拝み合う事で、世界平和で幸福に暮らす事ができるのです。
ルンビニーの花園でお生まれになられたお釈迦様は、誕生後に7歩歩み出て右手を上げ、天上天下唯我独尊と言いました。
お釈迦様は悟りを開いた後、サルナートで初めて同行者5人に教えを説かれました。左手端は乳粥を与えたスジャータ母子です。
沙羅双樹の下に縄床を敷いて頭を北に、顔を西向きにして最後の教えを説いた。後はクジナガラでお亡くなりになりました。
日本なのに、まるで海外に来たような感覚になります^^
仏舎利塔の手前にある平和の鐘。
こちらは打つことができません。
平和の鐘の奥には富士山見晴台もあり、晴れていると御殿場市の街並みと、富士山の絶景を堪能することができるオススメスポットです。
【富士平和公園】さいごに
いかがでしたか?
今回は、静岡県御殿場市にある観光名所「富士平和公園」をご紹介させて頂きました。
近隣の観光名所、和菓子カフェ・とらや工房については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
遠くからも山間によく見える白い塔。
「あの塔はなんだろう?」と思われた方も多い塔の正体は、お釈迦様の遺骨(仏舎利)を納める仏塔・仏舎利塔でした。
まるで海外旅行をしている気分を味わえる富士平和公園へ、近くに来られた際はぜひ訪れてみてくださいね。
このブログが、皆様の旅先選びの参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!
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