こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、京都左京区に鎮座する 「岡崎神社」をご紹介します!
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
「岡崎神社」には、どんな神さまが鎮座されているのか
- 速素盞嗚尊(すさのおのみこと)
- 奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
- 三女五男八柱御子神(やはしらのみこがみ)
速素盞嗚尊は、アマテラスの弟にして暴れん坊といわれている神さま。荒々しく強い力の持主でありなが、清々しく全てを清めてくださる「厄除けの神さま」としても深く信仰されています。またその力強さにて、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治し、生け贄とされていたクシイナダヒメを救出。後に結婚されました。
奇稲田姫は、ヤマタノオロチの生け贄になったところをスサノオに助けられ、後に夫婦となりました。豊穣を司る神さまでもあります。
三女五男八柱御子神は、スサノオとクシイナダヒメの間に産まれた三柱の女神と五柱の男神の総称です。
「岡崎神社」の歴史
794年(延暦13年)、桓武天皇の平安京を移す際に、王城鎮護のため平安京の四方に祀った大将軍社の1つとされ、都の東に鎮座することから「東天王」と称されています。
869年(貞観11年)清和天皇が造営し、兵庫県廣峯神社から牛頭天王(速素盞嗚尊)を迎え祀り、当時同所にあった東光寺の鎮守社の役割を果たした。
1178年(治承2年)には、高倉天皇の中宮・徳子のお産の幣(ぬさ)を頂いたことにより、安産の神さまとして信仰されます。
1319年(元応元年)に、後醍醐天皇により社殿を再建。正一位の神階と、神宝を頂いた。
応仁の乱時には、戦火にあい寺は焼失。神社だけが奇跡的に残りました。
慶長年間には、現在の社名に改称され。
1934年(昭和9年)の室戸台風により、拝殿が倒壊しました。
「岡崎神社」には、なぜウサギがたくさんいるのか
「かわいいウサギがたくさんいる!」でSNSでも多く取り上げられ、うさぎ年には例年以上に多くの参拝者が訪れる岡崎神社。
なぜ、ウサギがたくさんいるのかというと
昔、岡崎神社境内をはじめ地域一帯は、野ウサギの生息地でありました。
多産のウサギは、古くから氏神さまの神使いと伝えられ、治承二年には中宮もお産の際に安産の祈願をされていました。
安産の神さまとして信仰は深く、腹帯を持ち込み祈願をする習わしもあります。
「岡崎神社」のご利益は何があるのか
- 子授け
- 安産
- 縁結び
- 厄除け
御祭神であるスサノオノミコトとクシイナダヒメノミコトが結ばれ、たくさんの子神に恵まれた為、縁結び・子授け・安産のご利益。
また多産の象徴とされるウサギも、安産の神さまとして深く信仰されています。
スサノオノミコトの荒々しく強い力の持主でありなが、清々しく全てを清めてくださる「厄除けの神さま」から、厄除けのご利益もあるとされています。
「岡崎神社」境内の様子
鳥居
丸太町通沿いに立つ、石造りの鳥居。
隣に立つ社号もとても立派で、鳥居前に掲げられている提灯には、ウサギの可愛い絵が施されています。
本殿
境内の奥に鎮座する本殿。
1934年(昭和9年)の室戸台風により、拝殿が倒壊してしまいましたが、現在は美しい姿で佇んでいます。
拝殿部分をよく見ると、招き猫ならぬ「招きうさぎ」が左右にいます。
右側の子が縁結び、左側の子が金運にご利益があるそうです。
縁結びなら右側、金運なら左側の子に寄ってお参りすると良いかもですね^^
うさぎ
岡崎神社神社といえば!な境内にたくさんいるウサギたち。
狛犬ならぬ狛うさぎや、手水舎にいる子授けうさぎ。
うさぎの巨大絵馬や、提灯。
うさぎのおみくじが一同に並ぶ光景と、訪れる人達が口々に「かわいい♡」と言ってしまう癒し空間が広がっています。
うさぎ年だった2023年は、例年にも増して連日賑わっていたとか!
境内社
境内社とは、境内の小さな社殿を表します。
主祭神がメインの神様だとすると、サブの神様を祀る小さなお社ということです。
- 倉稲魂神(うかのみたまのかみ)
- 蛭子大神(えびす神)
- 大国主大神(大黒神)
元々、仙洞御所の庭の中に祀られていたお社です。
仙院が火事にあい、1710年(宝永7年)に大名の松平信庸等が議して遷座しました。
御祭神3柱のお力により、商売繁盛のご利益があるとされています。
- 大山祇命(おおやまつみのみこと)
- 句々廼馳命(くくのちのみこと)
- 国挟槌尊(くにさつちのみこと)
- 豊宇気媛命(とようけひめのみこと)
- 闇象女命(みづはのめのみこと)
元々は、如意々岳(大文字山)の山中に鎮座。
全国にも珍しい龍神さまで、天雨の恵により五穀豊穣を祈る雨乞いの神さま🐉
安目社とも呼ばれ、目の病気平癒のご利益もあります。
「岡崎神社」授与品について
授与所は、境内の右側にあります。
- 授与所・社務所受付時間9:00~17:00
御朱印
御朱印は5種類あります。
- 岡崎神社(通常・特別)500円
- 東天王(通常・特別)500円
- 月見うさぎ(特別)500円
記帳は、岡崎神社通常朱印と東天王通常朱印のみです。
他3種類は書置きでした。
私は、月見うさぎを頂きました^^
御朱印帳は3種類。
- うさぎ柄(水色地)1,500円
- うさぎ織(紺)2,000円
- うさぎ織(えんじ)2,000円
それぞれ朱印代は別途かかります。
おみくじ
おみくじは1種類。
- うさぎみくじお守り500円
うさぎの形をした陶器の中に、おみくじが入っているタイプです。
ここで引かれた子たちが、社殿前に連なって可愛らしい景色を造っているのですね^^
私も1羽引かせてもらい、お守りということなので家に飾ってあります♡
お守り
お守りやお札も、各種ご利益のものがそろっています。
- 勝守
- 安産守
- 子授け守
- 健康守
- 縁結び守
- 交通安全守
- 飛躍(ぴょん)守
- 幸福うさぎ守
- 福耳守
- 厄除守
- 学業成就守
- 合格守
- うさぎ絵馬
- 御神札500円
- 伊勢神宮大麻1,000円
- 開運辰置物1,500円
- うさぎ土鈴600円
- 狛うさぎ2,000円
- まねきうさぎ1,500円
- 子授けうさぎ1,500円
- 安産祈願御神札1,500円など
お守りの値段は、およそ各1,000円前後でした。
「岡崎神社」施設情報
〒607-8305 京都市左京区岡崎東天王町51番地
TEL 075-771-1963
アクセス方法
- 最寄りバス停「岡崎神社前」目の前
- 参拝者専用駐車場はありません。
各所受付時間
- 参拝可能時間24時間
- 授与所・社務所受付時間9:00~17:00
公式サイト→ https://okazakijinja.jp
「岡崎神社」さいごに
いかがでしたか?
今回は、京都左京区に鎮座する 「岡崎神社」をご紹介させて頂きました。
うさぎがいっぱいいる神社!で有名な岡崎神社には、色んな姿形をしたかわいい子達がたくさんいました♡
参拝するだけで、癒しのパワーが存分にもらえます^^
近くに来られた際は、ぜひ岡崎神社へも立ち寄ってみてくださいね。
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。
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