こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、東京都江東区に鎮座する「富岡八幡宮」をご紹介します。
“深川の八幡さま“で多くの人達に親しまれる富岡八幡宮。
参拝する機会ができたので、初めて行って来ました♪
授与品の種類や値段については、こちらの記事でご紹介しています。
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
「富岡八幡宮」にはどんな神さまが鎮座しているの?
- 応神天皇
日本の第15代天皇であり、八幡とは応神天皇のことを指します。
- 神功皇后
- 仁徳天皇
- 天照皇大神
- 常磐社神
- 武内宿禰
- 日本武尊
- 天児屋根命
- 竈神
「富岡八幡宮」の歴史
1627年(寛永4年)、菅原道真公の末裔といわれる長盛法印(ちょうせいほういん)が、ご神託により当時「永代島」と呼ばれていた現在地に創建したのがはじまりです。
周辺の砂州を埋め立て、社地と氏子の住居地を開き、60,508坪の社有地を得ました。
江戸時代には、徳川将軍家の手厚い保護を受け、「深川の八幡さま」と諸見にも親しまれ、「江戸最大の八幡さま」として昔も今も変わらぬ信仰を集めています。
明治維新後は、社格を准勅祭社(じゅんちょくさいしゃ)とされ(後の東京十社)皇室の尊崇を受け続けました。
1945年(昭和20年)東京大空襲により、社殿が焼失。
空襲罹災地巡幸の為、昭和天皇が境内を訪れ、1956年(昭和31年)に現在の社殿が造営されました。
皇室だけでなく、庶民からの信仰も江戸から現代に至るまで変わることなく、篤く受け継がれ。
特に月次祭は、縁日として大いに賑わいをみせています。
「富岡八幡宮」にはどんなご利益があるの?
- 勝負運
- 出世開運
- 厄除け
- 事業繁栄
- 家内安全
- 航海・交通安全
- 安産
- 縁結び
- 学業成就
御祭神・応神天皇の戦に勝利した力にあやかり、勝負運や出世開運にご利益があります。
また仕事や事業から、家内・交通安全、安産と幅広くご利益を頂き祈祷して頂けます。
また本殿裏にある2本の御神木(イチョウの木)。寄り添い、震災や戦災にも倒れる事がなかったその生命力の強さから、縁結びのご利益もあるとされています。
「富岡八幡宮」の境内見どころ
境内の全体図は、このようになっています。
御本殿
赤と緑のコントラストが美しい、富岡八幡宮の御本殿。
社殿は、1683年(天和3年)に焼失。
1703年(元禄16年)には地震により損壊。
1923年(大正12年)の関東大震災にも見舞われ損壊。
さらに空襲をも受け、再建や修復を繰り返してきました。
1956年(昭和31年)に現在の社殿が造営され、鉄筋コンクリートを使用した重層型準八幡造りとなっています。
社殿広場の手前両サイドには、狛犬さん達も控えめにおられました^^
御神木
本殿の裏にある2本のイチョウの木が、富岡八幡宮の御神木にあたります。
寄り添い、震災や戦災にも倒れる事がなかったその生命力の強さから、縁結び・良縁・福縁のご利益もあるとされています。
本殿裏なので、実際に近くで見ることはできませんが、拝殿にて想いを込めてお話をすれば、願いは届くと思います^^
また授与所では、御神木にちなんだ「えんむすび守」「福縁銀杏御守」を授与することもできます。
手水舎
富岡八幡宮では、手水舎も見どころの1つです。
黄金に輝く鳳凰が左右にいる中央参道の手水舎は、2016年に改修されたものです。
今の時代に合わせた自動センサー付きです。
以前の手水盤は、江東区指定有形文化財の為、神社資料館にて見ることができます。
境内社
境内社とは、境内の小さな社殿を表します。
主祭神がメインの神様だとすると、サブの神様を祀る小さなお社ということです。
社殿左側に鎮座する境内社エリアが工事中だった為、右側に鎮座する境内社をご紹介します。
弁天池の奥に鎮座する七渡神社と粟島神社。
七渡神社は、地主神である七渡弁天が祀られており、八幡宮が祀られるよりも以前から鎮座されているそうです。
粟島神社の御祭神は、少彦名命。
七渡神社の隣に鎮座する、八つの合末社。
- 車折社・客神社
- 野見宿禰神社
- 住吉社
- 聖徳太子社
- 天満天神社
- 祖霊社・花本社
合末社の前には、小さな狛犬さん達もおられます。
合末社の手前に立つ、2本の支柱。こちらは合末社の鳥居です。
1937年(昭和12年)に建てられた合末社の鳥居。
東京大空襲時の被災に、富岡八幡宮の大部分が焼失しましたが、境内社は焼失を免れました。
しかし空襲時の爆弾はこの付近にも落下し、その直撃を受けて鳥居の上部が崩れ落ちました。
この鳥居は、その二度と起こってはならない戦争の爪痕を、後世に静かに伝えてくれているのです。
鳥居が連なる境内社は、倉稲魂命が鎮座する稲荷神社です。
地元の肥料商関係者から、絶大な信仰を集めているお稲荷さんです。
稲荷神社ですが、社殿の前には2対の狛犬さん達がおられました。
日本一の黄金神輿
参道沿いにある神輿庫には、日本一といわれる黄金神輿があります。
1991年(平成3年)に、佐川急便社主・佐川清氏から一の宮神輿が奉納されました。
高さは4mを超え、重さは4.5t。
装飾には宝石が散りばめられ、日本一の大きさと豪華さを誇るお神輿です。
しかし担ぐにはあまりにも重すぎた為、1度しか担がれなかったそうです。
1997年(平成9年)には、祭りで担ぐ用の二の宮神輿が製作され、本祭りの翌年に氏子各町を巡幸しました。
伊能忠敬の像
大鳥居のすぐ隣にある像は、伊能忠敬(いのうただただ)氏の銅像です。
「日本測量の父」といわれる彼は、深川黒江町に居住していました。
測量に出かける時は、安全祈願のため必ず富岡八幡宮に参拝に来ていたことから、2001年(平成13年)に銅像が建立されました。
「富岡八幡宮」施設情報
〒135-0047 東京都江東区富岡1丁目20-3
TEL 03-3642-1315
アクセス方法
最寄り駅は「門前仲町駅」
- 門前仲町駅からは、徒歩約3分。
- 「東京駅」からは、車で約15分。
最寄りバス停は「富岡一丁目」
- バス停から、徒歩約2分。
最寄りICは「箱崎IC」「木場」「枝川」
- それぞれ出口から、約10分前後。
参拝者無料専用駐車場あり(境内裏)
- 利用時間6:00~21:00
駐車後、本殿または社務所にて駐車票を受取る。
各所受付時間
- 参拝可能時間 24時間
- 祈祷受付時間 9:00~16:30(予約不要)
- 授与所受付時間 9:00~17:00
- 御朱印受付時間 9:00~17:00
※授与所と御朱印は、時期により16:00までの受付となります。
富岡八幡宮公式サイト→ http://www.tomiokahachimangu.or.jp/index.html#annai
「富岡八幡宮」さいごに
いかがでしたか?
今回は、東京都江東区に鎮座する「富岡八幡宮」をご紹介させて頂きました。
授与品の種類や値段については、こちらの記事でご紹介しています。
深川の八幡さまとして古くから信仰され、東京十社にも入る格式高い神社です。
まもなく御鎮座400年の為、境内もより美しくより華やかに修繕され、さらに注目される神社だと思われます。
気になる方は、ぜひ富岡八幡宮に参拝してみて下さいね^^
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。
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