
こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、山梨県河口湖町に鎮座する「冨士御室浅間神社(ふじおむろせんげんじんじゃ)」をご紹介します!
- 冨士御室浅間神社の歴史や御祭神
- どんなご利益があるのか
- 授与品の種類や値段
- 境内の見どころ
- アクセス方法や駐車場の有無
参拝の参考になれば幸いです。

それでは、いってみましょ〜!
「冨士御室浅間神社」には、どんな神さまが鎮座されているのか
- 木花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)
木花咲耶姫命、またの名を浅間大神(あさまのおおかみ)とも呼ばれており、「桜の花のように咲き栄える女性」という意味の名前で、とても美しく誉れ高い女神様といわれています。
「冨士御室浅間神社」の歴史
冨士御室浅間神社は、本宮と奥宮を同じ境内に持つ神社になっています。
本宮は、文武天皇3年(699年)に藤原義忠によって、富士山二合目に創建されたと伝えられている”富士山中最古の社“です。
和銅1年(708年)に祭場の形を造り、養老4年(720年)大同2年に(807年)雨屋と社殿を創建されました。その後富士山噴火の為焼失しましたが、再興増設されました。
社名の「御室」は、かつて祭祀を石柱をめぐらせた中で行っていたことから、付けられたといわれています。
中世には修験道、近世では富士講と結びつき発展し。戦国時代には甲斐武田家三代に渡り崇敬を受け、武田信玄公直筆の”安産祈願文“を始め、多数の古文書が今も保管されています。
現在の本宮本殿は、慶長7年(1612年)に徳川家の家臣の者によって建てられました。その後4回の大改修を経て、昭和48年(1973年)に富士山二号目から現在の里宮の隣接地へ移築されました。
桃山時代の特徴を持っている本宮は、国の重要文化財に指定されています。

里宮は、天徳2年(958年)に村上天皇により祭祀の利便の為、河口湖の南岸に創建されました。以来、武田家・小山田家・徳川家から篤い信仰を受け。
現在の社殿は、明治22年(1889年)に再建されたものです。

明治に入り、「小室浅間神社」から「冨士御室浅間神社」へと改称され、た。昭和46年(1971年)には別表神社に列せられました。
「冨士御室浅間神社」には、どんなご利益があるのか
- 良縁
- 子宝安産
- 家内安全
- 火防
- 繁栄
- 流通
美しい女神さまであり、3人の子供を無事に出産した浅間大神(サクヤヒメ)にちなんで、恋愛縁結びや家庭円満、安産子宝にご利益があるとされています。
また火山を鎮める水の女神ともされ、富士の豊富な湧水が多くの恵みをもたらした事から、繁栄、流通の神としても崇敬を集めています。
「冨士御室浅間神社」授与品について
授与所は、里宮と本宮の間にあります。
- 社務所受付 夏季9:00~16:30/冬季9:00~16:00
御朱印
御朱印は、全部で4種類あります。
- 本宮御朱印300円(記帳・書置き)
- 里宮御朱印300円(記帳・書置き)
- 月詣御朱印500円(書置きのみ)
- 祭典日限定御朱印1,000円(書置きのみ)
月詣は毎月和紙の色が替わり、祭典日御朱印は祝祭日限定の切り絵御朱印になります。


私は、本宮と里宮を記帳して頂きました^^


御朱印帳は4種類。
- 富士桜(紺)2,000円
- 富士桜(白)2,000円
- 富士山柄大判(白)2,500円
- 富士山柄大判(紫)2,500円
どれも本宮・里宮の朱印代込み、道中安全祈願札付きになります。

御朱印帳袋も4種類。
- 「福」袋(金)1,500円
- 袱紗型(黒)2,500円
- 袱紗型(黄)2,500円
- 袱紗型(紫)2,500円

どれも縁起の良さそうな色と絵柄ですね^^
おみくじ
おみくじは、全部で4種類。
- 通常みくじ100円
- 言霊おみくじ300円
- 金運みくじ300円
- ご来光みくじ500円

言霊みくじも面白く、おみくじに付いているQRコードを読み込むと、有名な声優さん達がおみくじを朗読してくれるものです。


私はワンピース好きなので、中井さんや置鮎さんの名前を見つけて「お!」っとなりました^^
お守り
お守りやお札も各種色んなご利益のものが揃っています。
- 開運厄除御守800円
- 仕事御守800円
- しあわせ御守1,000円
- 美の御守1,000円
- 散病御守800円
- 子授け御守800円
- 安産御守1,000円
- 合格御守800円
- 交通安全御守1,000円
- 金運カード御守1,500円
- 清祓の塩300円
- 絵馬800円
- 特大福御守1,500円など



中でも、山梨県富士山近郊神社の”オリジナル授与品“もあります。
「神玉・神紐」
- 神玉 初穂料 500円
- 神紐 初穂料 300円

神様の力が宿る神玉を、それぞれのご縁を繋ぐ神紐に通してお守りとして持ち歩くことができるものです。
またこの神玉は、山梨県富士山近郊に鎮座する7社分の種類があり「富士山 神玉巡礼」できるようになっています。
- 冨士御室浅間神社
- 小室浅間神社(参拝記録あり)
- 新倉富士浅間神社(参拝記録あり)
- 山中諏訪神社(参拝記録あり)
- 北口本宮冨士浅間神社(参拝記録あり)
- 新屋山神社
- 冨士山小御嶽神社
7社全てまとめると、このようにカラフルなお守りになります。

この7社を巡り「7つの神玉」を集められた方には、巡拝達成証明書も発行されるようです。


期限はないそうなので、ご自身のタイミングでゆっくり回って集めてみるのもイイですね^^
「冨士御室浅間神社」境内の見どころ
大鳥居
当社の正面玄関でもある大鳥居。

とても立派な鳥居の扁額には「里宮社」の文字が刻まれています。
大鳥居から里宮に続く参道も自然豊かで、とても癒される空間になっています。

鳥居前には、獅子のような大きな狛犬さん達が一対おられました。


本宮
大鳥居と里宮の間に佇んでいるのが本宮です。

こちらの本宮は、「富士山中最古の社」といわれており、国の重要文化財に指定・山梨県の重要文化財にも指定されている大変貴重なお社です。
本宮は富士山を背に、里宮と向かい合うように鎮座されています。
拝殿前には、一対の狛犬さん達がおられました^^


里宮
大鳥居から参道を真っ直ぐ進むと、突き当たりに鎮座しているのが里宮です。

里宮は、天徳2年(958年)に村上天皇により祭祀の利便の為、河口湖の南岸に創建されました。本宮とはまた違い、重厚感溢れるお社です。
里宮の社殿前にも一対の狛犬さん達がおられました。


境内社
当社には、境内社がいくつか鎮座されています。
境内社とは、境内にある小さな社殿。主祭神がメインの神様だとすると、サブの神様を祀る小さなお社ということです。
その中でもオススメなのが、里宮向かって左側に鎮座している稲荷社です。


小さな鳥居からお社までの間に、たくさん掲げられているのぼり。たくさんの方々に信仰されているのが分かりますね^^
そして社殿横には、小さな狛狐さん達が一対おられました。


真っ赤な前掛けがとてもよく似合ってました^^
厄割りの盃
里宮の左側に囲われてある盃を”厄割りの盃“といいます。

これは厄や悪い事を玉に移し、災難を打ち砕くというものです。
社務所にて厄割の玉(初穂料200円)を購入し、玉に悪い気持ちやうっぷんを込めて、盃に思いっ切り投げ悪ります。

盃に入らなくても厄難を打ち砕いた事にはなるので、エンタメの1つとして楽しくやってみるの良いと思います^^

私は別の場所で同じような厄割りをやりましたが、凄くスッキリしました!
百福の龍宝珠
随神門横にある、丸い大きな石を百福の龍宝珠といいます。

“上昇・隆盛”を意味する龍で宝珠をかたどることで、”国家・地域の繁栄“を祈願したと言われています。
また宝珠は”災難を除き、濁水を清くする徳がある”とされており、祈ることで全ての”福が授かる“とも言われています。

中々珍しいものなので、一見の価値ありです^^
神使の撫牛
本宮横にある大きな牛の像を、神使の撫牛といいます。

自分の身体の悪い所を振でて、牛の同じ所を撫でる事で病を治す”病気平癒の牛“とも言われています。
また願いを込めて撫でる事により、撫でた所にご利益があるとも言われています。
- 学業成就は頭や角
- 子授け安産は腹の部分
それぞれを撫でると良いでしょう^^
「冨士御室浅間神社」施設情報
〒401-0310 山梨県南都留郡富士河口湖町勝山3951
TEL 0555-83-2399
アクセス方法
- 「河口湖IC」から約12分
参拝者専用駐車場あり
- 最寄り駅「河口湖駅」
西湖周遊バスに乗り約16分、「富士御室浅間神社バス停」にて下車目の前
各所受付時間
- 社務所受付 夏季9:00~16:30/冬季9:00~16:00
- 祈祷受付 夏季9:30~15:30/冬季9:30~15:00(予約優先)
夏季(3月下旬〜11月上旬)冬季(11月下旬〜3月上旬)
公式サイト→ 冨士御室浅間神社
「冨士御室浅間神社」さいごに
いかがでしたか?
今回は、山梨県河口湖町に鎮座する「冨士御室浅間神社」をご紹介させて頂きました。
本宮と里宮が一緒の境内にあり、すぐに両社を参拝できるとても貴重な場所です。
また富士山麓である河口湖沿いということもあり、自然を大いに感じれる境内です。

近くに来られた際は、ぜひ冨士御室浅間神社にも参拝されてみてはいかがでしょうか?^^

このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。

最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。