
こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、山梨県富士吉田市に鎮座する三國第一山「新倉(あらくら)富士浅間神社」をご紹介します!
- 新倉富士浅間神社の歴史や御祭神
- どんなご利益があるのか
- 授与品の種類や値段
- 境内の見どころ
- アクセス方法や駐車場について
参拝の参考になれば幸いです。

それでは、いってみましょ〜!
「新倉富士浅間神社」には、どんな神さまが鎮座されているのか
- 木花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)
- 大山祗命 (おおやまづみのみこと)
- 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
木花咲耶姫命、またの名を浅間大神(あさまのおおかみ)とも呼ばれており、「桜の花のように咲き栄える女性」という意味の名前で、とても美しく誉れ高い女神さといわれています。
大山祇命は、咲耶姫のお父上。瓊瓊杵尊は、咲耶姫の旦那さまにあたります。
「新倉富士浅間神社」の歴史
705年(慶雲3年)、甲斐国八代郡荒倉郷の氏神さまとして祀られていました。
207年(大同2年)富士山の大噴火があり。

同年8月に当社に勅使(天皇の意志を伝えにくる使いの者)が出向き、国土安泰富士山鎮火祭を執行。その際に第51代・平城天皇により「三國第一山」の称号並びに、天皇自筆の”大鳥居勅額””金幣””破魔宝面”が奉納されました。
この破魔宝面は現在、富士吉田市の郷土博物館に展示されています。
神域は新倉富山浅間公園として親しまれ、中でも朱色の大鳥居と戦没者慰霊の五重塔「忠霊塔」は当地のシンボルとして知られ。現在は国内だけでなく世界各地からも称され、その美し光景を見に連日多くの方が参拝に来られています。

「新倉富士浅間神社」には、どんなご利益があるのか
- 縁結び
- 恋愛成就
- 家内安全
- 子宝・安産
- 火難消除
- 厄除け
- 合格成就など
美しい女神さまであり、3人の子供を無事に出産したサクヤヒメにちなんで、恋愛縁結びや家庭円満、安産子宝にご利益があるとされています。
また出産の際「自分の子供ではないのでは?」と夫から疑いをかけられ、その疑いを晴らす為に産屋の周りに火を放ち出産をしたことから、火難消除の守護神としても崇拝されています。
「新倉富士浅間神社」授与品について
授与所は、本殿の左側にあります。
- 授与所受付時間9:00~16:00
御朱印
御朱印は通常のものが2社、期間限定ものが3種類ありました(時期によって替わる可能性あり)
- 通常御朱印(新倉富士浅間神社)300円
- 通常御朱印(荒浜神社)300円
- 月替わり御朱印500円
- 見開き限定御朱印(春)1,000円
- 切り絵御朱印(春)1,200円

私は春の見開き御朱印を頂きました!

桜の雲海に浮かぶ富士山と五重塔、という新倉富士浅間神社を代表とする光景の御朱印です。

混雑の為、五重塔とのコラボはできませんでしたが、富士山と桜と共に撮影することができました^^

御朱印帳も、大鳥居と富士山・五重塔が描かれたオリジナルのものがあり、初穂料2,000円(記帳別途300円)でした。

おみくじ
おみくじは、授与所横に8種類ほど用意されています。

- 通常おみくじ100円
- おみくじ(英語)100円
- 富士山みくじ500円
- 干支おみくじ巳年500円
- 招き猫おみくじ300円
- 幸せを呼ぶ水引細工入りおみくじ300円
- 開運みくじ・新倉富士浅間神社300円
- 新倉富士浅間神社おみくじ(外国語)300円



私は、新倉富士浅間神社オリジナルの開運みくじを頂きました^^

中にはおみくじと一緒に、神社の象徴を描いたシールの開運御守が入っています。

お守り
お守りやお札も各種揃っており、神社の象徴である大鳥居や五重塔と富士山の柄や、御祭神の咲耶姫にあやかり”桜”をモチーフにした可愛いデザインのものが多くありました。
- 大願成就守800円
- 御守800円
- 富士山巾着守800円
- 学業御守800円
- 幸守800円
- 勝守800円
- 安産守800円
- 子授け守800円
- 天然宝石糸 金運幸守1,000円
- 縁結び鈴御守800円
- 縁結び貝御守800円
- 鳥居ストラップ800円など
その中でも、山梨県富士山近郊神社の”オリジナル授与品”もあります。
- 神玉 初穂料 500円
- 神紐 初穂料 300円

神様の力が宿る神玉を、それぞれのご縁を繋ぐ神紐に通してお守りとして持ち歩くことができるものです。
またこの神玉は、山梨県富士山近郊に鎮座する7社分の種類があり「富士山 神玉巡礼」できるようになっています。
- 新倉富士浅間神社
- 山中諏訪神社(参拝記録あり)
- 北口本宮冨士浅間神社(参拝記録あり)
- 小室浅間神社(参拝記録あり)
- 新屋山神社
- 冨士小室浅間神社
- 冨士山小御嶽神社
7社全てまとめると、このようにカラフルなお守りになります。

この7社を巡り「7つの神玉」を集められた方には、巡拝達成証明書も発行されるようです。

期限はないそうなので、ご自身のタイミングでゆっくり回って集めてみるのもイイですね^^
「新倉富士浅間神社」境内の見どころ
境内の全体図は、このようになっています。

浅間神社と公園が一帯となっている境内です。
大鳥居
新倉富士浅間神社のシンボルの1つともいえる大鳥居。その名の如く、遠くからでもその好かは山の中腹に佇んでいるのが良く見えます。

青空によく映える朱色と、整備が行き届いている綺麗なしめ縄。
この大鳥居の勅額は、第51代・平城天皇自筆のものだそうです。

下から見上げる姿も美しいですが、オススメは後ろからの姿です。


上手く撮れれば、富士山とのコラボも可能かと^^
大鳥居の後ろには、可愛い狛犬さんたちもおられました。


本殿
大鳥居を潜り奥へ進むと、突き当たりに社殿が鎮座されています。

こちらの社殿は、本殿が流造二間に二間半、拝殿は三間に七間の造り。
彫刻から歴史の深さを垣間見ることができます。

忠霊塔(五重塔)
新倉富士浅間神社のもう1つのシンボルが、この忠霊塔です。

こちらは、富士吉田市の戦没者を慰霊する為に造られた五重塔。正式名称は富士吉田市戦没者慰霊塔。高さは19.5mにもおよび、1962年(昭和37年)に完成されました。
現在は国内だけではなく、海外の方々からも注目される絶景観光名所となっており、多くの方が連日訪れています。

私が参拝した平日も、9割海外から来られた観光客の方々ばかりでした^^
現在は絶景スポットに展望デッキが作られ、そこから写真撮影をできるのですが、混雑日は撮影するまでに軽く1時間以上は待つことも(笑)

私が参拝した日も60分待ちでした^^;

忠霊塔のすぐ上に行くと、皆さんが知るあの絶景を楽しめます

展望デッキ自体が一方通行+スペースが限られている為素通りで見ることもできなかったので、今回試しに更に上まで登ってみました!

しかし!上に登ることができるのですが、五重塔は林に隠れほとんど見えず^^;

登り道も階段はありますが、ほぼ登山に近いので歩きやすい靴がオススメ!

視界が開ける東屋まで登ってみましたが、五重塔は遥か下にありました。
でも眺望はとても良かったので、登ったかいはあります!


なので、どうしても五重塔と富士山のコラボを見たい方は、晴れた早朝がオススメかと思います^^
さくや姫階段
富士浅間神社と新倉山浅間公園を繋ぐ長い階段を、さくや姫階段といいます。

御祭神である木花咲耶姫命から命名され、その段数は398(さくや)段にもなります。
この階段は新倉富士浅間神社のシンボルでもある忠霊塔まで続いており、途中新倉山浅間公園の遊歩道にも繋がっています。

登りきるまで約10分ほどかかりますが、登って分かりました。めちゃくちゃキツいです(笑)
傾斜がかなりあるので、一気に登っても休みながら登ってもかなり体力使います^^;
横に車道があるので、階段が苦手な方はそちらを通っていましたが、車道も山道なのでかなり急勾配でした。
その代わり登りきった先には絶景が待っているので、登る価値はあるかと思います!


ただかなり足腰には来るので、ご覚悟を(笑)
境内社
新倉富士浅間神社には、いくつかの境内社も鎮座されています。
境内社とは、境内にある小さな社殿。主祭神がメインの神様だとすると、サブの神様を祀る小さなお社ということです。
機(はた)養蚕(ようさん)・の神さまといわれています。

機とは、機織り(布を織る機械)をさしており。養蚕は、繭を取るために蚕(かいこ)を飼育することをいいます。
御神体には布がかけられており、60年に1度御神衣を交換されるそうです。
織物は、縦糸と横糸を交差させて織ることから「縁結びの神さま」として深く信仰されています。

社殿横の少し奥に鎮座されているので、気になる方はぜひ訪れてみて下さい^^
さくや姫階段横に鎮座する塩釜神社。

子授け・安産・子育ての神さまとして深く信仰されています。
さくや姫階段途中に鎮座する愛宕神社。

火防の神さまといわれており、火災や盗難除けにもご利益があるとされています。
子育て神木(御神木)
大鳥居と社殿の間にある大きな檜(ひのき)を、子育て神木といいます。

高さ約25mあり、途中から幹が分岐しています。この分岐した部分に幼い杉が育っている姿から、家庭円満や子育てのご利益があるとされています。
「新倉富士浅間神社」施設情報・駐車場について
〒403-0031 山梨県富士吉田市浅間2-4-1
TEL0555-23-2697
アクセス方法
- 「下吉田駅」から徒歩約5分
- 「如来寺バス停」から徒歩約3分
- 「河口湖IC」から約10分
駐車場について
神社横に、24時間利用可能な有料駐車場あり。
- 6時間/乗用車1台1,500円※桜まつり開催時は利用不可

私は桜まつりが終わった4月の月曜日に参拝に行きましたが、10時過ぎの時点で既に満車でした。
また駐車場までの道が大変狭いので、1度駐車場までの道に入るとUターンをするのにも苦労するのでご注意を。
- 歩けるようであれば、少し離れた場所のコインパーキングを利用するのが断然オススメ!

私はその参拝時、徒歩5分程の距離にあったコインパーキングに駐車しました。
「新倉山浅間公園第2駐車場」
- 24時間利用可能
- 6時間/乗用車1台1,000円

4月下旬の月曜日、10時過ぎ時点で8割り空きスペースがありました。昼過ぎにはほぼ満車に近かったので、停められる方はお早めに。
個人で行っている駐車場や、富士吉田の街中にもいくつかコインパーキングがあったので、少し離れた場所の駐車。もしくは公共交通機関を利用されるのが良いです。
各所受付時間
- 境内参拝可能時間24時間
- 授与所受付時間9:00~16:00
公式サイト→新倉富士浅間神社
「新倉富士浅間神社」さいごに
いかがでしたか?
今回は、山梨県富士吉田市に鎮座する「新倉富士浅間神社」をご紹介させて頂きました。
五重塔と富士山の光景がとても有名な神社には、絶景スポットだけではなく、ご利益のある神さまや可愛らしいたくさんの授与品と、魅力的な部分がたくさんありました!
現在は世界的にも注目される観光スポットとなり、連日昼時はかなり多くの観光客でごった返すかもしれません。
ですがそれ以上に素晴らしい絶景も見ることもできるので、ゆっくり参拝したいな〜という時間の余裕ある方は午前中の早い時間帯がオススメかもしれません。

私も次回行く時は、朝早くに行かせて頂こうかと思っています^^
気になる方は、ぜひ「新倉富士浅間神社」にも立ち寄ってみて下さいね。

このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。

最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。