こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、大阪市北区に鎮座する「お初天神」で親しまれている「露天神社(つゆのてんじんしゃ)」の夜のライトアップされた境内の様子や見どころを写真と共に詳しくご紹介してきいます!
歴史や御祭神・ご利益や御朱印・お守り・おみくじは、こちらの記事でご紹介してます。
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【露天神社】境内見どころ紹介
境内の全体図は、このようになっています。
露天神社公式サイトhttps://www.tuyutenjin.com/
鳥居
露天神社には、出入口が4箇所・東西南北にあります。
正面入口は南側の、露天神表門筋沿いにある正面鳥居です。
木製の鳥居の上には、立派な扁額が掲げられています。
「曽根崎お初天神通り商店街」沿いに立つのが、西口鳥居になります。
門の奥に扁額付きの鳥居と、立派な社号があります。
露天神社の露と天の間に空間があるのは、菅原道真公が詠んだ
『露と散る涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出ずれば』
から神社名がきていることを表しています。
商店街のすぐわき。お初天神ビルの間にある入口が、北口になります。
ビルの間に入口がある為、まるで近代的な鳥居にも見えますよね。
こちらにも立派な社号があります。
露天神東門通線の、さらに飲食店が建ち並ぶ小道を入った先に東門があります。
こちらは完全に裏口といった印象でした。
手水舎
手水舎は、境内の真ん中辺りにあります。
こちらは柄杓タイプのお清めです。
本殿・拝殿
南門の正面に拝殿、奥に本殿があります。
拝殿の手前には、注連柱(しめばしら)が立っています。
注連柱とは、鳥居の原型ともいわれています。
同じ大阪市内に鎮座する「少彦名神社」にも、同じ注連柱があります。
創建1300年以上の歴史を持つ古社で、難波八十島祭(なにわやそしままつり)旧跡の一社です。
曽根崎・梅田地域の総鎮守として、現在も深く信仰されています。
夕暮れ時の参拝でしたが、参拝客が途切れることなく、仕事終わりとも思える方も多くいらっしゃっていました。
境内社
境内社とは、境内の小さな社殿を表します。
主祭神がメインの神様だとすると、サブの神様を祀る小さなお社ということです。
露天神社には、境内社が3社鎮座しています。
金刀比羅宮・水天宮
本殿向かって右側に鎮座するのが、金刀比羅宮と水天宮です。
四国 丸亀藩大坂蔵屋敷内・高松藩大坂蔵屋敷内に鎮座されている両金刀比羅宮と、九州久留米藩大坂蔵屋敷内に鎮座されている水天宮が露天神社に移されて、共に祀られています。
本殿前には、狛犬さん達もいます。
ご利益は
- 児童厄除
- 安産
- 金運
- 水関係業種への守護
乳飲み子からは肌を離すな 幼児は肌を離して手を離すな 少年は手を離して眼を離すな 青年は眼を離して心を離すな
という心に響く「子育て四訓」も掲げられていました。
子育て・安産祈願が多いようで、絵馬には「子安戌」の可愛らしい絵が描かれています。
また本殿の中や露天神社本殿前には、子安戌の像も奉納されていました。
開運稲荷社
本殿向かって左側には、開運稲荷社が鎮座されています。
明治期、火事により焼失した近在四社稲荷(玉津大神・天信大神・融通大神・磯島大神)を合わせ祀っています。
ご利益は
- 商売繁盛
- 五穀豊穣
- 皮膚病治癒
お稲荷さんお得意の力に加え、皮膚病治癒にもお力があるそうです。
この稲荷社は、日暮れ以降の参拝がオススメです。
参道に吊るされた色とりどりの提灯と、ハート型の絵馬が華やかでとても可愛いのです!
また鳥居も通常の朱色鳥居と、ピンク色の鳥居もあるので写真映えもします。
狛狐さん達もとても美人さんでした。
難波神明社(なにわしんめいしゃ)
金刀比羅宮・水天宮の向かいにある小さなお社が、難波神明社です。
社が西に向いてる為、別名「夕日の神明社」ともいわれています。
821年、嵯峨天皇の皇子河原左大臣源融が西天満伊勢町付近に祀ったのがはじまりです。
日本七神明宮の1社にあたります。
私が参拝した時は、この社を見上げながら猫ちゃんがずっと「にゃあにゃあ」鳴いていました^^
曾根崎心中慰霊碑
開運稲荷社の隣りには、曾根崎心中に関するものが奉納されています。
慰霊碑やお初・徳兵衛のブロンズ像。
「恋人の聖地」看板。
ハートの絵馬や恋みくじ用の手水舎もあり、とても明るく華やかな空間になっています。
神牛舎
西口鳥居の隣にあるのが、神牛舎です。
神牛とは、菅原道真公が牛と縁が深かったことから「神の使い」として信仰され、道真公が祀られる神社や天満宮に安置されるようになりました。
現在は「神牛さん」「撫で牛さん」の名で親しまれ、治癒祈願や受験祈願などで撫でる方も多いです。
干支像
露天神社の境内には、精巧に作られた十二支の像が展示されています。
その年の干支は本殿前に飾られるそうで、今年の干支・兎がお賽銭箱の横にいました。
十二支が飾られている場所の上をふと見上げると、なんとそこには小さな猫ちゃんがいました。
岩陰から、物悲しそうに展示されいる彼らを見ている姿…
十二支に入れなかった猫を、このような形で表現している細かな展示が素晴らしかったです!
参拝された際は、ぜひ猫ちゃんの姿も探して見てくださいね。
神泉・露ノ井
手水舎の向かいには、井泉の神と祓いの神を祀る小さなお社があります。
ここから湧き出す水は、四天王寺の「亀の井」・清水寺の「井二つ井戸」と並ぶ「浪速七名水」の一つです。
露天神社の社名の由来にもなったといわれており、かつてはこの辺りの貴重な清水だったそうです。
【露天神社】施設情報
〒530-0057 大阪府大阪市北区曽根崎2丁目5番4号
TEL 06-6311-0895
各所受付時間
- 参拝可能時間 6:00~24:00
- 社務所受付9:00~18:00
- 御朱印記帳受付 10:00~17:00(貼り付け用御朱印は、社務所受付時間内であれば授与できます)
露天神社公式サイト→https://www.tuyutenjin.com/
【露天神社】さいごに
いかがでしたか?
今回は、大阪市北区に鎮座する「お初天神」で親しまれている「露天神社(つゆのてんじんしゃ)」の夜のライトアップされた境内の様子や見どころを写真と共に詳しくご紹介させて頂きました。
歴史や御祭神、ご利益や御朱印・おみくじ・お守りは、こちらの記事でご紹介してます。
今回は夕暮れ時からの参拝だったので、境内のイルミネーションがとても綺麗でまるでテーマパークにいるかの様なウキウキした気分の参拝でした^^
昼間の境内もきっと魅力的だと思いますので、近くに来られた際はぜひ露天神社も立ち寄ってみて下さいね。
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!
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