赤レンガ水路や三門からの絶景!「南禅寺」の歴史や御本尊、境内の見どころやアクセス方法を写真付きでご紹介!

京都府
さくらん
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こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。

今回は、京都市左京区に鎮座する臨済宗・大本山「南禅寺」をご紹介します!

この記事で分かること
  • 南禅寺の歴史や御本尊
  • 境内の見どころ
  • アクセス方法や駐車場の有無

参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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それでは、いってみましょ〜!

「南禅寺」には、どんな仏さまが鎮座されているのか

  • 釈迦如来

臨済宗では、お釈迦さまの悟りそのものを坐禅により体得するので、正確に御本尊は定められていません

礼拝の対象として第一にお釈迦さまが上げられますが、地域や由緒などでは、他の尊像を御本尊として祀られている所もあります。

「南禅寺」の歴史

臨済宗南禅寺派の大本山とされる南禅寺。

その歴史は、今から710年ほど前の1291年(正応4年)。

亀山法皇の離宮を、大明国師を開山に迎えて寺に改めたのが始まりです。

創建時の建物は応仁の乱の兵火で焼失し、現在の伽藍(がらん)は桃山時代以降に再建。

室町時代は大いに栄え、「五山之上」に列せられました。

国の重要文化財に指定されている三門は高さ22mもあり、藤堂高虎が大坂夏の陣で命落した将士を弔う為に、1628年(寛永5年)に再建されたものです。

重要文化財に指定されている三門

優れた禅僧が代々住職となり、数ある禅宗寺院の中で最も高い格式を誇っています。

長い歴史の中、様々な戦いに巻き込まれて焼失と再建を繰り返し、現在も多くの人々に信仰されています。

「南禅寺」境内の見どころ

巨大な三門

“南禅寺の顔”ともいうべき巨大な三門。

さくらん
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紅葉の特集やCMなどで「見たことある!」方も多いではないでしょうか?^^

南禅寺の三門は日本三大門の1つに数えられている重要文化財であり、別名「天下龍門」と呼ばれています。

1628年(寛永5年)の大阪夏の陣で戦った兵士の慰霊の為に、藤堂高虎氏(とうどうたかとら)により寄進されました。

その巨大な高さは約22m!

遠くからでも存在感のある大きさは、近くで見るとより一層驚きます。

さくらん
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今回は、一緒に参拝した母親が希望したので、実際に三門上まで登ってみました!

三門の左右が出入口なっているのですが、この急勾配な階段を昇り降りします。

急勾配な階段を登ります

三門内は下足、階段には手すりやロープが付けられていますが、かなり急な階段なのでそこを理解した上で登られると良いでしょう。

さくらん
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私たちの前に、若いパパと3歳くらいの女の子が頑張って登ってたのには驚きましたが、楽しそうに登ってました^^

三門からの景色はこんな感じ✨

京都の街側は、平安神宮の鳥居まで見えました!

紅葉し始めの法堂側。

さくらん
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登ったかいがある絶景が広がっていました^^

伝説の大泥棒「石川五右衛門」もこの三門に登ったことがあり、そこから見えた満開の桜愛でて

「絶景かな、絶景かな」

と言ったそうです。

さくらん
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その言葉の意味が分かる景色でした!

三門楼上内陣側には、本尊の宝冠釈迦座像(ほうかんしゃかざぞう)などの貴重なお姿を見ることができます(撮影禁止)

レトロな水路閣

“南禅寺といえば”この赤レンガアーチの水路閣を思い浮かべる方も多いではないでしょうか?^^

この水路は、琵琶湖から京都市内に向けて引かれたもので、現在は上水道の水源として利用されています。

近くで見ると、歴史の深さを感じられます

近年ではテレビドラマやアニメの舞台としても取り上げられるので、その光景を求めてたくさんの方々が水路閣の前で撮影をすることも。

法堂

法堂は、法式行事や法要が行われる南禅寺の中心となる建物です。

現在の法堂は1909年(昭和42年)に再建されたもので、内部には御本尊である釈迦如来像文殊菩薩(もんじゅぼさつ)・普賢菩薩(ふげんぼさつ)が安置されています。

また天井には今尾景年(いまおけいねん)画伯の大作といわれる、龍の絵が描かれています。

南禅寺

通常中には入れませんが、外から内部を覗くことはできます。

巨大石燈籠

三門手前右側には、とてつもなく大きな石燈籠があります。

高さは約6m!

東洋一の大きさといわれているそうです。

さくらん
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三門の大きさに驚いた後、ふと右側を見たとき巨大燈籠にも声を上げて驚きました😳

1628年(寛永5年)の三門完成の際に、佐久間勝之氏が供養の為に奉献したものです。

方丈

法堂の真裏にある方丈。

南禅寺

方丈とは、禅宗寺院の住職の居室にあたり、南禅寺の方丈は、大方丈と小方丈の2つからなっています。

大方丈と小方丈ともに、1953年(昭和28年)に国宝に指定されるほどの貴重な建物です。

「南禅寺」施設情報

〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町

TEL 075-771-0365

アクセス方法

電車の場合

  • 「蹴上駅」から徒歩約10分。

バスの場合

  • 「東天王町」または「南禅寺・永観堂道」から徒歩約10分。

車の場合

  • 最寄りICは「京都東IC」

参拝者専用駐車場あり(有料)

乗用車 1,000円/2時間以内

拝観可能時間

  • 12/1~2/28 8:40~16:30
  • 3/1~1/30 8:40~17:00

※12/28~12/31の一般拝観はできません(境内散策は可能)

拝観料

方丈庭園・三門

  • 一般600円
  • 高校生た500円
  • 小中学生400円

南禅院(屋根葺き替えの為、令和7年まで拝観停止中)

  • 一般400円
  • 高校生た350円
  • 小中学生250円

公式サイト→南禅寺

「南禅寺」さいごに

いかがでしたか?

今回は、京都市左京区に鎮座する「南禅寺」をご紹介させて頂きました。

テレビなどでよく取り上げられる三門やレトロな水路閣と、見どころもたくさんある南禅寺。

四季折々でその景色も色鮮やかに替わるので、近くに来られた際は、ぜひ南禅寺へも足を伸ばしてみてくださいね^^

このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。

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