こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、山梨県富士吉田市に鎮座する「北口本宮冨士浅間神社」を写真付きで詳しくご紹介します!
授与品の種類や値段は、こちらの記事でご紹介してます。
境内の見どころは、こちらの記事でご紹介しています。
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【北口本宮冨士浅間神社】施設情報
〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田5558
TEL 0555-22-0221
アクセス
- 中央道河口湖ICから約10分
- 富士吉田忍野スマートICから約5分
- 富士吉田ICから約8分
境内に無料駐車場あり。
常時8ヶ所の駐車場があり、祭典時はさらに臨時駐車場も用意されているそうです。
北口富士浅間神社公式サイト→ https://www.sengenjinja.jp
- 最寄りバス停は「浅間神社前」神社の目の前に停車します。
- 最寄り駅は河口湖線「富士山駅」徒歩約20分で到着。富士山駅からバスも走っています。
富士急ハイランドからは「浅間神社前」を経由する路線バス「ふじっ湖号」が走っています。
ふじっ湖号公式サイト→ https://bus.fujikyu.co.jp/rosen/shuyufujikkogo/
御殿場駅(静岡県)からも「河口湖駅行き」路線バスが走っています。
各所受付時間
- 参拝可能時間 24時間
- 授与所・朱印所受付時間 8:30~17:00
- 祈祷受付時間 9:00~16:30
【北口本宮冨士浅間神社】御祭神
- 木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
- 彦火瓊瓊杵尊(ヒコホノニニギノミコト)
- 大山祗神(オオヤマヅミノカミ)
木花咲耶姫、またの名を浅間大神(あさまのおおかみ)とも呼ばれており、「桜の花のように咲き栄える女性」という意味の名前で、とても美しく誉れ高い女神様といわれています。
瓊瓊杵尊は、天照大神(アマテラス)の孫にあたり、サクヤヒメの旦那様です。
大山祇命は山を司る神といわれており、サクヤヒメのお父さんでもあります。
【北口本宮冨士浅間神社】浅間神社とは
昔、度々起こった富士山の噴火を鎮めるため、富士山を神様「浅間大神」として信仰し祀ったのが浅間神社です。
全国1300社ある浅間神社の総本社が、富士山の麓である富士山本宮浅間大社になります。
富士山本宮浅間大社は「せんげん大社」と呼ばれる一方、「あさま神社」と呼ぶ神社もあり「どっちが正解?」と疑問に思う方もいるでしょう。
呼び方には諸説ありますが
- 「あさま」の訓読みは古い呼び方
- 「せんげん」音読みは鎌倉から江戸時代にかけて変えられた呼び方
と言われているようです。
富士山近郊には多くの浅間神社が鎮座しており、静岡県小山町の東口本宮冨士浅間神社、裾野市須山の須山浅間神社、御殿場市新橋の新橋浅間神社など、富士山周辺を中心に浅間神社があり、富士山信仰がある他の地域でも浅間神社はたくさん見られます。
【北口本宮冨士浅間神社】歴史
西暦110年、日本第12代天皇・景行天皇(ケイコウテンノウ)40年の時代。
息子である日本武尊(ヤマトタケル)が、東方遠征の箱根足柄から甲斐国(現在の山梨県)に向かう途中。
この地にある大塚丘に立ち寄り、そこから富士山を眺め
「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」
これに従い大塚丘に鳥居を建て、後に景行天皇50年には祠も建て祀ったのがはじまりです。
今からおよそ1,900年前の、歴史ある神社です。
2,000年以上もの歴史を持つ浅間神社の総本山・富士山本宮浅間大社の次に古い浅間神社です。
781年(天応元年)には富士山噴火。
788年(延暦7年)には、甲斐国主である紀豊庭朝臣により現在の位置に神殿を建て、ここに浅間大神。大塚丘にはヤマトタケルを祀りました。
平安時代には山岳信仰が普及し、登山を修行の場として使う修験道が各地で広まり
「富士山に登ることは祈り」
とする登拝が根付き、人々は山頂を目指すようになりました。
彼らにより神殿は造営・改築されていき、1615年(元和元年)には現在の本殿が建立され、その後に社殿・幣殿・拝殿・神楽殿・手水舎・随神門を造営しました。
中には武田信玄や北条義時と、名だたる武将達も造営に携わっていました。
江戸中期には富士登山信仰が流行し、この辺りは登山道の中心地となり、周辺には登山参拝者を世話する神職達の宿坊が100件近く立ち並んでいた時もあったそうです。
現在の西宮本殿向かって右に立つ「白木の鳥居」が、富士山吉田口登山道の起点でした。
江戸時代中期以降、この地域の氏神様であった諏訪大明神よりも、浅間大菩薩や富士浅間明神の名の方が大きくなり。
明治時代に入り「冨士山北口本宮冨士嶽神社」と名を変え、その後浅間神社とも名乗るようになり、1946年(昭和21年)に現在の「北口本宮冨士浅間神社」となりました。
【北口本宮冨士浅間神社】ご利益
- 恋愛
- 縁結び
- 良縁
- 夫婦和合
- 家庭円満
- 安産
- 子宝
- 子育て
- 火難消除
美しい女神様であり、3人の子供を無事に出産した木花咲耶姫にちなんで、恋愛縁結び・安産・子宝・子育てのご利益。
また出産の際、「自分の子供ではないのでは?」と夫である瓊瓊杵尊から疑いをかけられ、その疑いを晴らす為に産屋の周りに火を放ち出産をしたことから、火難消除の守護神としても崇拝されています。
そして木花咲耶姫と強い絆で結ばれた瓊瓊杵尊は夫婦神として、夫婦和合・夫婦円満。
2人と共に祀られる父・大山祗神から家族の円満を守り導いてくださいます。
【北口本宮冨士浅間神社】さいごに
いかがでしたか?
今回は、山梨県富士吉田市に鎮座する「北口本宮冨士浅間神社」をご紹介させて頂きました。
授与品の種類や値段は、こちらの記事でご紹介してます。
境内の見どころは、こちらの記事でご紹介しています。
富士の麓には、誰もが知るヤマトタケルが関わり祀られており、名だたる武将達も神社造営に携わっていました。
境内に1歩足を踏み入れば、彼らが携わっている理由や空気の力強さが感じられると思います。
山梨県に来られた際は、ぜひ北口本宮冨士浅間神社へも訪れてみて下さいね。
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!
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