【浅草神社】心から強く願えば叶う!ご利益や御朱印・お守り・おみくじの種類や値段・境内の見どころを写真付きでご紹介!

東京都
さくらん
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こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。

今回は、浅草寺と共に連日昼夜問わず参拝客で賑わう浅草神社をご紹介していきます。

この記事で分かること
  • 浅草神社の歴史や御祭神
  • どんなご利益があるか
  • 浅草神社の神紋
  • 神社と寺の違い
  • 神社の霊獣について
  • 境内の見どころ
  • 御朱印の種類や値段
  • お守りの種類や値段
  • おみくじの種類や値段

お隣の浅草寺被官稲荷神社は、こちらの記事で詳しくご紹介してます。

参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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それでは、いってみましょ〜!

【浅草神社】施設情報

〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1

TEL 03-3844-1575

アクセス

電車の場合

  • 東京メトロ銀座線  浅草駅から徒歩約7分
  • 都営地下鉄浅草線  浅草駅から徒歩約7分
  • 東武線  浅草駅から徒歩約7分
  • つくばエクスプレス  浅草駅から徒歩約10分

バスの場合

最寄りバス停は

  • 二天門
  • 浅草二丁目
  • 浅草寺北
  • 浅草寺 観音堂裏

各バス停から徒歩約2~3分です。

浅草神社は駐車スペースがかなり限られている為、公共交通機関でのアクセスがオススメです。

祈祷と挙式参列者のみ境内への駐車許可証が発行されますが、参拝だけの方は近隣にあるコインパーキングを利用しましょう。

各所の受付時間

昇殿参拝受付

  • 9:00~16:00 (時期によって変動あり)

お守り授与時間

  • 9:00~16:00(時期によって変動あり)

境内は24時間参拝可能となっており、隣の浅草寺と共に日没からライトアップされています。

ライトアップ時の本殿

浅草神社公式サイト→https://www.asakusajinja.jp/

【浅草神社】御祭神

  • 檜前浜成命(ひのくまのはまなりのみこと)
  • 檜前武成命(ひのくまのたけなりのみこと)
  • 土師真中知命(はじのまなかちのみこと)

御祭神は、お隣り浅草寺の御本尊・聖観世音菩薩像を川から引き上げた漁師の兄弟と、その菩薩像の礼拝供養に人生を捧げた土地の長です。

【浅草神社】三社様の歴史

今から遡ること1400年前の飛鳥時代

隅田川沿いに住んでいた漁師、檜前浜成(ひのくまのはまなり)とその弟武成(たけなり)が、網に仏像がかかっているのを発見しました。

仏像のことをよく知らなかった2人は、川に仏像を投げ戻し別の場所で再び漁をし始めました。

しかし場所を変えて何度も何度も網を投げるも、魚は全く獲れず。

毎回、同じ仏像だけが網にかかるばかり。

不思議に思った兄弟は漁を諦め仏像を村に持ち帰り、土地の長である土師真中知(はじのまなかち)にその出来事を話しました。

するとその仏像が、聖観世音菩薩の尊像であることが判明!

その夜辺りには一晩で千株もの松の木が生え、3日後には天から金の鱗を持った龍が降りてくる奇跡。

さらに漁では大量の魚が獲れるようになり、3人はこの状況にとても驚きました。

この奇跡的な出来事に土師真中知は自ら出家し、自宅を寺に改め、観音さまの礼拝供養に人生を捧げました。

これが浅草寺に祀られている、御本尊のはじまりです。

そのご利益を求めて、時の将軍や武家・庶民にいたるまで多くの参拝客を得て、浅草寺は発展の一途を辿ります。

後世になり、土師氏の子孫の夢枕に観音様が現れました。

自身を引き上げてくれたあの3人を、浅草寺の傍に郷土神として祀りなさい

お告げをもらった土師氏の子孫は、彼ら3人を郷土神として三社権現社(さんじゃごんげん)と祀ったのが浅草神社のはじまりでした。

明治時代に入り、明治政府より発せられた「神仏分離令」により浅草寺と浅草神社は分離せざるを得なくなり、三社明神社(さんじゃみょうじん)と名を改めてます。

そして翌年には、浅草の総鎮守として現在の浅草神社となったのでした。

現在も名残りから「三社様」と慕われ、三社祭で大いに賑わっているのでした。

境内入口に掲げられている由緒板

【浅草神社】寺と神社の違い

なぜ浅草には、浅草寺(せんそうじ)浅草神社(あさくさじんじゃ)というふうに「お寺」と「神社」、そして読み方がそれぞれ違うのでしょうか。

まず、お寺と神社の違いを簡単にお伝えすると

  • お寺は仏教(仏様)
  • 神社は神道(神様)

お寺には仏像やお墓、仏教を信仰するお坊さんがいます。

神社には鳥居、神主さんや巫女さんがいます。

上記の歴史からも分かるように、元は共に一緒だった浅草寺と浅草神社。

しかし明治時代の明治政府より発せられた「神仏分離令」。

その影響により、仏様である聖観世音菩薩が鎮座する浅草寺と、神様である三社様が鎮座する浅草神社は分離せざるを得なくなり、今の形態になったのでした。

また浅草寺(せんそうじ)浅草神社(あさくさじんじゃ)。同じ字なのに読み方が違うのはなぜ?と疑問を持たれる方もいるでしょう。

  • 寺は中国伝来の仏教の為、中国発音の音読み。 
  • 神社は日本古来の神様の為、日本発音の訓読み

基本はこのように分けられて読まれていますが、清水寺(きよみずでら)鞍馬寺(くらまでら)浅間神社(せんげんじんじゃ)など、音読み・訓読みが入れ替わって定着したお寺や神社も存在しています。

【浅草神社】神紋

浅草神社の神紋は「三網(みつあみもん)」です。

本殿に神紋入の幕が掲げられています

御祭神として祀られている、檜前浜成(ひのくまのはまなり)と弟の武成(たけなり)が漁師だったことから、漁に使う網が神紋となりました。

左右に並ぶ網が右側が、左側をと表し。

中央に位置するのが、観音さまを礼拝供養した土師真中知(はじのまなかち)を表しています。

【浅草神社】ご利益

  • 家内安全
  • 商売繁盛
  • 心願成就

元々漁師であった檜前浜成(ひのくまのはまなり)と、その弟武成(たけなり)。

菩薩像を祀った土師真中知(はじのまなかち)の三社様から、豊作豊漁そして疫病退散のご利益がきていると言われています。

心から強く願えば叶う

とも言われており

  • 厄除け
  • 交通安全
  • 必勝祈願
  • 安産祈願

と、幅広く願いを受け止めて下さいます。

【浅草神社】神社の霊獣

浅草神社の社殿には、数多くの霊獣が描かれています。

ほとんどが架空の動物ですが、いずれも平和の象徴人々の幸福を願う存在です。

社殿には

  • 鳳凰(ほうおう)
  • 麒麟(きりん)
  • 飛龍(ひりゅう)

が描かれています。

拝殿の見上げた所に描かれているのが、麒麟と飛龍です。

麒麟

麒麟は中国の古代思想における四神の一つで、某ビールにも描かれていることでも有名です。

虫も踏まず草を折ることもなく。優れた王が出現したときに現れると言われます。

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そう言われて見ると、中国の四神でもなんだか親しみのある姿に見えますね🍺

飛龍

飛龍水を司る霊獣です。

水を司る霊獣の為、体は魚・翼と尾びれがあり、まさに字のごとく飛ぶ龍の姿をしています。

鳳凰も、中国の古代思想における四神の一つで、霊獣の中では有名でご存知の方も多いのではないでしょうか。

浅草寺側の外壁に、鳳凰の姿を見ることができます

【浅草神社】境内見どころ

神明鳥居

浅草神社の鳥居は神明鳥居(しんめいとりい)といい、自然木で作られています。

浅草神社の正面入口

特徴として、鳥居の一番上にある横木の両端が反っておら、その下にある横木の両端が柱の外に突き出していません

伊勢神宮の鳥居や東京大神宮桜神宮上目黒氷川神社も、浅草神社と同じ神明鳥居になります。

三社祭などイベントが催される時は、この鳥居も提灯などが飾られていました。

三社祭時

手水舎

本殿の左側に手水舎があります。

夜はライトアップされ、とても幻想的です

龍の口から浄水が流れ出ているので、こちらで身を清め、神様にお参りしましょう。

狛犬

浅草神社には、たくさんの狛犬さん達がいます。

参道にいる狛犬さんは、台座の岩が大きい分少し小さく見えますが、実際の姿はかなり大きいです。

背中に流れる毛が、ロングヘアにも見えて可愛らしいです

本殿前の狛犬さんは、凛々しい顔立ち、そして腕が筋肉マッチョに見えます💪

勇ましい姿の狛犬

3対目の狛犬さんは、鳥居をくぐった右側。

仲良く寄り添う姿から、夫婦狛犬と呼ばれています。

傘をさして仲良く寄り添う夫婦狛犬

狛犬といえば参道を挟み向き合っている姿が一般的ですが、浅草神社にいる夫婦狛犬は江戸初期に作られ、形状が珍しく大変貴重なものとされてきました。

寄り添う姿から

  • 良縁
  • 夫婦和合
  • 恋愛成就

のご利益があるとして、今も多くの方に親しまれています。

本殿

境内の奥に、悠然と鎮座する本殿。

三社祭の際は、多くの方が列をなして参拝されています

本殿を含む社殿は、第三代徳川家光公によって建て寄進されました。

その後度重なる火災や戦争、大震災などの被害を免れ、350年経った今も当時の姿をそのままに残している、とても歴史ある建物です。

春には桜の花が社殿横に咲き乱れています

【浅草神社】授与品の種類

お守り・お札

授与所は、本殿向かって右側にあります。

  • 受付時間 9:00~16:00(時期によって変動あり)

家内安全・商売繁盛・心願成就が主なご利益ですが、「心から強く願えば叶う」とも言われているので、厄除けや交通安全。必勝祈願や安産祈願・縁結びと幅広くご利益があります。

その為授与所には、色んな種類の授与品が並んでいます。

  • 御神札(おふだ) 1,000~5,000円
  • 金守 300円
  • 厄除守 800円
  • 身守(みまもり)800円
  • 安産守 800円
  • 心身健康守 800円
  • 良縁守 600円
  • 交通守 800円
  • 合格祈願守 1,000円

このような一般的なお守りの他、浅草神社には珍しい授与品もあります。

  • 巫水引守(かんなぎみずひきまもり)2,000円
浅草神社公式サイト→https://www.asakusajinja.jp/
  • 八方除守(はっぽうよけまもり) 800円

全ての方角からくる災いから、守ってくれるお守りです。

  • 大丈夫守 500円

あらゆる悩みや心配事が無くなり、心安らかに過ごせる願いの籠ったお守りです。

  • 縁寿守(えんじゅまもり)1,000円
浅草神社公式サイト→https://www.asakusajinja.jp/
  • 長寿箸 600円~800円

歳の節目の御祝いや、長生きを願うお箸です。

浅草神社の裏手にある被官稲荷神社浅草富士浅草神社の授与品もこちらで購入できます。

※郵送での授与は行っていません。

御朱印

通常御朱印は、授与所にていただくことができます。

三社祭など混雑が予想される時は、授与所とは別に臨時の御朱印所が設置されます。

  • 御朱印授与時間 9:00~16:00(時期によって変動あり)

御朱印は通常のものが三社。

  • 浅草神社
  • 浅草名所七福神 恵比須
  • 被官稲荷神社

一社500円でいただけます。

通常朱印と、2023年三社祭御朱印

浅草神社では正月や三社祭・夏詣をはじめとする、神事や行事に合わせた期間限定の特別御朱印もいただくことができます。

2023年三社祭

特別御朱印も基本初穂料500円ですが、中にはとても手の込まれた御朱印もあり、初穂料1,000円のものも存在します。

年間としていただける御朱印の主な種類は、以下の通りです。

  • 浅草廿日戎(あさくさはつかえびす)特別御朱印
  • 節分祭特別御朱印
  • 祈年祭特別御朱印
  • 上巳の節句(ひなまつり)特別御朱印
  • 浅草寺本尊御示現特別御朱印
  • 春分の特別御朱印
  • さくら詣特別御朱印
  • 端午の節句(たんごのせっく)特別御朱印
  • 三社祭特別御朱印
  • 浅草富士浅間神社植木市特別御朱印
  • 夏至の特別御朱印
  • 浅草富士浅間神社夏詣特別御朱印
  • 浅草富士浅間神社例祭特別御朱印
  • 夏詣特別御朱印
  • 七夕特別御朱印
  • 重陽の節句(ちょうようのせっく)特別御朱印
  • 恵比寿様ご縁日特別御朱印
  • 浅草富士浅間神社正月特別御朱印
  • 初詣特別御朱印

最新の御朱印情報は、公式X(Twitter)にて随時発信して下さっています。

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プチ情報!

特別御朱印は基本、書き置きの用意はされていません。必ずご自身の御朱印帳を持参しましょう。

もし特別御朱印が欲しいのに、「御朱印帳を忘れてしまった!」「浅草神社の御朱印帳が欲しい!」そんな方も、浅草神社柄の御朱印帳が授与できます。

  • 江戸小紋柄と、中央に神紋の三網(みつあみもん)が印された御朱印帳

ピンク・紺・緑の3色、それぞれ1,000円

  • 神社の霊獣が表裏に描かれ、見開くと三網が中央に現れる

令和特別御朱印帳・紫と濡羽色の2色それぞれ1,500円です。

浅草神社公式サイト

おみくじ

浅草神社のおみくじは多数あり、社務所開閉時であれば境内に設置してあります。

  • 鯛みくじ 300円
  • 縁むすび恋文みくじ 200円
  • 金運みくじ 200円
  • 狐みくじ 200円
  • 日本の神話おみくじ 100円

他にも、陽のおみくじ、月のおみくじ、天然石おみくじ、浅草神社おみくじなどあります。

支払い方法はPayPayも可能なので、現代的ですよね^^

https://rurubu.jp/andmore

【浅草神社】さいごに

いかがでしたか?

今回は浅草寺と共に国内外からの参拝客が多い、浅草神社をご紹介させて頂きました。

浅草寺については、こちらの記事で詳しくご紹介してます。

歴史を紐解くと、浅草寺との深い繋がりや日本の歴史までをも知れます。

現代にまで引き継がれ慕われてきた、三社様や数多くの年間行事などたくさんの魅力が詰まった浅草神社。

東京に来られた際は、ぜひ浅草寺と共に浅草神社にも参拝してみて下さいね。

また浅草神社の近くには、参拝と一緒に楽しみたい美味しいスイーツのお店

浅草神社・浅草寺に隣接する、和を感じられるオススメホテルもあります。

そちらも合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか?^^

このブログが、皆さまの参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!

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