こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、東京都世田谷区に鎮座する「池尻稲荷神社」の境内の様子や見どころを写真と共に詳しくご紹介していきます!
歴史やご利益、授与品などは、こちらの記事でご紹介しています。
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【池尻稲荷神社】境内見どころ紹介
鳥居
国道246沿いのビルの間に佇むのが、池尻稲荷神社の正面玄関・一ノ鳥居です。
隣には立派な社号。
鳥居裏にはたくさんの紅白提灯が飾られ、日頃からたくさんの人達に慕われているのが分かります。
一ノ鳥居の奥に、ニノ鳥居。
また旧大山街道沿いにも鳥居があります。
こちらには、旧大山街道の石碑と「かごめかごめ」の像があります。
こちらにも立派な社号がありました。
手水舎(薬水の井戸)
二ノ鳥居横に手水舎があります。
こちらの手水舎は「薬水の井戸」といわれる井戸水です。
伏見稲荷大社の薬力明神により
「神の道を信じ、病気の平癒を心に三度祈念し、神の道の薬として飲みほせば、薬力明神の力により病気が立ち所に快癒す」
と伝えられたそうです。
昔、大山街道の赤坂一ツ木村(現在の赤坂豊川稲荷付近)から池尻村までは良質な飲用水がなく、農民や多くの往来人がこの井戸水を頼りにしてきました。
また「涸れず(かれず)の井戸」ともいわれ、いかなる渇水時にもこの井戸水は枯れることがなかったそうです。
御神木
本殿の広場を挟んで左側には、立派な御神木が立っています。
こちらの御神木は、戦災で辺りが焼失した際に風向きを変え社殿の延焼をくい止めたそうです。
当時もう1本立派な御神木があったそうですが、戦時中に枯れてしまい、現在は切り株を大切に保管しているそうです。
本殿
境内の真ん中に鎮座するのが、池尻稲荷神社の本殿です。
ビルに囲まれた都会のど真ん中でしたが、この場だけ静かでとても居心地が良かったです。
本殿の左右には、狛狐さん達もいらっしゃいます。
曲線美がとても綺麗なお姿で、尻尾の柔らかさも伝わってくるような美しさでした。
阿(あ)の子持ち狛狐さんは真正面が木で隠れてしまっていたので
右側の社務所から見ると、その優美なお姿を見ることができます。
現在の社殿は戦火を免れたもので、1963年に大規模修繕事業で修繕され今に至ります。
境内社
境内社とは、境内の小さな社殿を表します。
主祭神がメインの神様だとすると、サブの神様を祀る小さなお社ということです。
本殿向かって左側に鎮座するのが、清姫稲荷神社です。
御神体が、白蛇ではないかと伝えられているそうです。
ヘビは智恵の象徴であるため、芸事や学業成就にご利益があるとされています。
こちらの狛狐さん達も曲線美が綺麗で、その中にも勇ましさも感じられ素敵でした^^
手水舎の向かい側に鎮座するのが、水神社です。
水の神様=蛇として祀られています。
手水舎の井戸水が枯れることなく今も湧き出ているのは、蛇神様のお陰であるそうです。
こちらの水神社の狛狐さん達がとても可愛く、境内に入った瞬間から凄く惹かれました^^
キリリとしたお顔ですが、こちらも柔らかく感じるお姿。
水神社の狛狐さん達にも、皆さんにもぜひ会って頂きたいです^^
また公式のX(Twitter)では、最新の例祭の様子をお知らせして下さいます。
【池尻稲荷神社】施設情報
〒154-0001 東京都世田谷区池尻 2-34-15
TEL 03-3411-2141(9:00~17:00)
池尻稲荷神社公式サイト→https://ikejiri-inari.com/
アクセス
- 最寄り駅は「池尻大橋駅」
南口を出て246号線を直進。徒歩約5分程で左側に鳥居が見えてきます。
【池尻稲荷神社】さいごに
いかがでしたか?
今回は、東京都世田谷区に鎮座する「池尻稲荷神社」をご紹介させて頂きました。
歴史やご利益、授与品などは、こちらの記事でご紹介しています。
大通りに面する稲荷神社境内には、表からでは分からない魅力的な部分がたくさんあります。
ぜひ近くに来られた際は、こちらの池尻稲荷神社にも立ち寄ってみてくださいね。
このブログが、皆さまの参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!
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