こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、大阪市北区に鎮座する「お初天神」で親しまれている「露天神社(つゆのてんじんしゃ)」を写真と共に詳しくご紹介してきいます!
境内の様子や見どころは、こちらの記事でご紹介してます。
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【露天神社】施設情報
〒530-0057 大阪府大阪市北区曽根崎2丁目5番4号
TEL 06-6311-0895
アクセス
最寄り駅は
- 東梅田駅
- 梅田駅
- 大阪駅
- 北新地駅
各駅から徒歩約5~10分
「お初天神通り商店街」の中に鎮座されています。
専用駐車場がない為、近隣のコインパーキングを利用されるとよいでしょう。
各所受付時間
- 参拝可能時間 6:00~24:00
- 社務所受付9:00~18:00
- 御朱印記帳受付 10:00~17:00(貼り付け用御朱印は、社務所受付時間内であれば授与できます)
【露天神社】御祭神
- 少彦名大神(スクナヒコナノオオカミ)
- 大己貴大神(オオナムチノオオカミ)
- 天照大御神(アマテラスオオミカミ)
- 豊受姫大神(トヨウケヒメノオオカミ)
- 菅原道真公(スガワラノミチザネコウ)
少彦名は「日本の薬の神様」ともいわれ、兄弟の誓いを交わした大己貴(大国主)と共に国造りをされた神様です。
大己貴、別名「大国主(オオクニヌシ)」は国造りをされた神様であり、結縁・病気平癒にも強い神様といわれています。
天照大御神は、天界を統べる最高神とされ、あらゆる願いを聞き届ける所願成就の神として知られています。
豊受姫は、五穀を司る女神様であり、伊勢の外宮に祀られています。
菅原道真公は、学問や書道・文化芸術を司る神様であり、大宰府天満宮の主祭神でもあります。
【露天神社】歴史
遠い昔、およそ約1300年以上前。
この地は、曾根崎洲という大阪湾に浮かぶ小島の1つでした。
その地に「住吉須牟地曽根ノ神(スミヨシスムチソネノカミ)」を祀り、「難波八十島祭」という古代難波において王のもとに行われていた、最も古いお祭りの旧跡の一社でした。
その後、天照大御神も共に祀ったことから「難波神明社」とも呼ばれるようになりました。
社名の起源は、菅原道真公が大宰府へ左遷(させん)される途中、ここで都を懐かしんで
『露と散る涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出ずれば』
この一句を、涙を流しながら詠んだことから「“露”天神社」といわれたと伝えられています。
また諸説では、梅雨時期になると清水が湧き溢れる井戸が境内にあったから、という話も伝わっています。
では、通称「お初天神」の由来は?
1703年(元禄16年)、堂島新地・天満屋の遊女「お初」と、内本町平野屋の手代「徳兵衛」が天神の森(現在の社の裏手)にて、心中を遂げた事件がはじまりです。
事件の1ヶ月後、近松門左衛門という演出家が2人の悲恋を劇化し、当時の人々の間で大評判となりました。
ヒロインである「お初」の名前から「お初天神」の名で愛されるようになり、広く民衆の涙を誘ったこの作品は、その後も繰返し上演されました。
現在でもその流れで、恋の成就を願う多くの参拝客が訪れ「恋人の聖地」ともされています。
【露天神社】神紋
露天神社の神紋は「十六花菊紋」の中に「右三つ巴」がある紋です。
菊花紋は、天皇や皇族の紋章として用いられていましたが、一般庶民にも自由に使われる紋章になっていきました。
三つ巴は、勾玉(まがたま)である、弓を射る時に使う鞆(とも)という革製の道具、蛇や人魂をかたどっている、水が渦を巻いて流れている、など意味には諸説あります。
【露天神社】ご利益
- 縁結び
- 良縁
- 美人祈願
- 安産祈願
- 学業成就
- 金運
- 病気平癒
- 商売繁盛
お初天神の由来から、縁結びや良縁・安産や美人祈願にいたるまで恋愛関係に強いご利益があるとされています。
また御祭神である少彦名・大己貴により病気平癒など医薬にもご利益があります。
【露天神社】授与品の種類
授与品は、本殿の向かい側の授与所にて購入できます。
御朱印
露天神社の御朱印は
- 直書き
- 切り絵
- 和紙
- 書置き(シール式)
御朱印のタイプだけでも4種類あり、柄・色合いもカラフルです。
- 露天神社・お初天神2枚セット 1,000円
- 露天神社切り絵 1,000円
- ハート型露天神社 1,000円
- 秋季限定御朱印 1,000円
(上記御朱印の台紙は別途500円)
- 開運稲荷社 500円
- 金刀比羅宮 500円
- 水天宮 500円
- 神人和楽 500円
- 露天神社(白・ピンク・紫・緑・金・限定朱印)500円
露天神社・限定朱印は毎月その季節に合った絵柄が替わる御朱印です。
毎月公式サイトにて、絵柄のお知らせをして下さっています。
露天神社公式サイト→ https://www.tuyutenjin.com
私は露天神社・11月の限定朱印(シール式)を頂きました。
持参した御朱印帳に直書き希望の場合は、10:00~17:00で受け付けています。
- 直書き初穂料500円
御朱印帳は2種類あります。
- 露天神社(青)
- 露天神社(白)
初穂料 各2,200円(朱印代込)
露天神社公式サイト→https://www.tuyutenjin.com/
おみくじ
おみくじは全部で5種類あります。
- おみくじ 100円
- 恋みくじ 200円
- ジャンボおみくじ 300円
- 舞獅子みくじ 200円
- 巫女みくじ
通常のおみくじは、初穂料を入れると自動で出てくるタイプです。
ジャンボおみくじは、その名の通り引く筒から大きくて驚きました(笑)
「特別大吉」というのも入っているらしいので、複数人で参拝に来た時に引くと盛り上がりそうですね^^
恋みくじは授与所にて引くことができます。
水に浸すと文字が浮き出すタイプで、人気があるおみくじです。
露天神社公式サイト→ https://www.tuyutenjin.com
舞獅子みくじは、お金を入れると中の獅子舞が動いておみくじをくれるタイプです。
巫女みくじも、中の巫女さんがおみくじを出してくれるタイプです。
お守り
お守りやお札も、シンプルなものから可愛いものまでたくさんの種類が用意されています。
- レース御守り1,000円
- 学業・合格御守り600円〜
- 縁結び御守600円〜
- 商売繁盛・金運隆昌御守800円〜
- 厄除・開運御守1,000円
- 干支御守600円
- 幸結び御守り600円
- 交通・旅行安全御守600円〜
- 安産・子宝御守1,000円〜
- スポーツ御守1,000円
- 病気平癒御守1,200円
- 絆御守800円
- ペット御守600円
- 神社御守300円
- 水晶数珠腕輪1,500円〜
- 勾玉ストラップ500円
など多岐にわたり、ご利益のあるお守りを購入できます。
絵馬も色んな種類がありました。
社務所横のショーケースでも授与品が展示されているので、ゆっくり見て選べるのもありがたいです^^
【露天神社】さいごに
いかがでしたか?
今回は、大阪市北区に鎮座する「露天神社(つゆのてんじんしゃ)」をご紹介させて頂きました。
境内の様子や見どころは、こちらの記事でご紹介してます。
お初天神で親しまれる露天神社には、切ない恋物語の歴史もありますが、境内や授与品はとても可愛く華やかな雰囲気に包まれていました。
駅からのアクセスも良いので、近くに来られた際はぜひ露天神社も立ち寄ってみて下さいね。
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!
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