
こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、埼玉県川越市に鎮座する「川越八幡宮」をご紹介します!
- 川越八幡宮の歴史や御祭神
- どんなご利益があるのか
- 授与品の種類や値段
- 境内の様子
- アクセス方法や駐車場の有無
参拝の参考になれば幸いです。

それでは、いってみましょ〜!
「川越八幡宮」には、どんな神さまが鎮座されているのか
- 誉田別命(ほんだわけのみこと)
誉田別命は、第15代応神天皇のことをさし、武術・出世開運の神さまとして信仰されています。
「川越八幡宮」の歴史
1030年(長元3年)、源頼朝が“平忠常の乱”平定の祈願をここで行い、戦勝に感謝し創祀(そうし)・創建されました。
1457年(長禄元年)、川越城が築城した際に、太田道灌が当社の分霊を、城内の守護神として奉じました。
それ以来、川越の歴代城主・城代(城を守る人)の信仰が深く。特に1590年(天正18年)以来の城代・酒井氏一族の信仰はとても篤く、社殿の造営・神田・神宝が寄進されました。
酒井氏は国替え後も信仰し、改築費・修繕費等を奉納されました。
明治維新の際には、別当万蔵寺を廃し。
川越城主の地の人々は、当社を”川越の守護神“として深く信仰されています。
1975年(昭和50年)老朽化により、本殿・拝殿を改修されました。

「川越八幡宮」には、どんなご利益があるのか
- 勝負運
- 出世運
- 厄除け
- 縁結び
- 子宝
- 安産
- 足腰健康
- 合格必勝
- 眼病平癒
- 方位除けなど
御祭神・誉田別命のお力で勝負・出世運向上、また境内にある厄割桃(やくわりもも)や厄除桃(御神木)。民部稲荷神社や誉田別命の母君・神功皇后が「安産の神さま」であることから、上記ご利益があるとされています。

「川越八幡宮」授与品について
授与所は社殿向かって右側にあります。
- 受付時間 9:00~17:00
- 御朱印帳面書入れ時間10:00~11:30/14:00~16:00(それ以外の時間は書置き)

御朱印・御朱印帳
川越八幡宮では基本4社の御朱印が頂け、時期によって色んな柄が登場します。

- 川越八幡宮
- 川越三峯神社(境内末社)
- 民部稲荷神社
- 仙波東照宮(境外末社)
価格帯は
- 通常朱印(記帳・書置き)500円
- 切り絵(書置き)500~1,200円
- 期間限定御朱印(書置き)700円



私は、令和七年川越希望の一文字「切り絵・花手水透かし」御朱印を頂きました!


季節毎に紙の色が替わり、今回私はオレンジを頂けました^^

一緒に頂く花手水の写真に、叶の文字が入っています。

また川越八幡宮では、御朱印の鳩朱印が毎月替わります。


こちらも毎月変わるので、頂く楽しみも続きますね^^
御朱印は、基本記帳も書置きどちらも受け入れしていますが、記帳受付時間が限られているのでご注意を。
- 御朱印帳面書入れ時間10:00~11:30/14:00~16:00(それ以外の時間は書置き)
御朱印帳は4種類。
- 八幡宮オリジナル御朱印帳ピンク・水色2,000円(朱印代込)
- 創建千年祭記念御朱印帳2,500円(朱印代込)
- 花手水見開き御朱印帳(黄色・水色)5,000円(朱印代込)


創建千年祭記念御朱印帳は、限定1,000冊になるそうです。
おみくじ
八幡宮のおみくじは、全部で9種類ありました。

- 通常おみくじ100円
- 恋みくじ100円
- 徳川武将みくじ200円
- 招き猫おみくじ200円
- とんぼ玉付きおみくじ200円
- 金運みくじ200円
- 鳩みくじ200円
- 水みくじ200円
- ヨーヨーおみくじ500円





“幸せの象徴”である鳩みくじや、ヨーヨーが八幡宮らしいおみくじでした^^
お守り
お守りやお札の授与品も、ご利益に特化した可愛いものがたくさんそろっていました。
- お札1,000~1,200円
- 運気上昇守800円
- 仕事開運守800円
- 金運守800円
- 勝守800円
- 身守800円
- 美守800円
- 幸福守800円
- 子宝守800円
- 縁結び守800円
- 良縁守800円
- 健康守800円
- 目の御守800円
- 厄除桃守800円
- 足腰健康守800円
- 絵馬500~700円など

特に人気が高いのは、レース守1,000円。
今年の川越希望の一文字「叶」の願いを祈念し、当社手水舍にお祀りされている龍神をモチーフにしたレース柄のお守りです。

私が参拝した時は売り切れ中だったので、かなり人気があるようです^^
「川越八幡宮」境内の見どころ
鳥居
川越八幡宮には、鳥居が3基建っています。
表参道側に石造りの一の鳥居。

社殿前に二の鳥居。

一の鳥居数メートル前には、立派な社号も建っています。

そして裏参道側(川越駅側)の大きな朱色鳥居が大鳥居です。

この大鳥居は、創建1,000年(2030年)の記念事業の一環として、2024年に建て替えられたものです。
以前の鳥居よりも大きく、高さ6m・幅7.5mに拡大されました。
鳥居手前には立派な社号もあり、新たな美しい景色を見せてくれます。

社殿
境内の真ん中に佇む社殿。

こちらの社殿は、1976年(昭和51年)に本殿・拝殿を改築、幣殿を新築されたものです。
社殿前には、2対の狛犬さんたちがいました。




社殿横にある”こころの小径”内から、本殿のサイドと裏側も見ることができます。


こころの小径
社殿向かって左側にある鎮守の森を、”こころの小径(こみち)“といいます。

創建1,000年の記念事業として整備された場所は、境内社や花壇といった、都会にいながらも自然を感じられる空間となっています。

境内社
川越八幡宮境内には、多くの境内社も鎮座されています。
境内社とは、境内にある小さな社殿。
主祭神がメインの神様だとすると、サブの神様を祀る小さなお社ということです。
御祭神
- 伊弉諾命(いざなぎのみこと)
- 伊奘冉命(いざなみのみこと)

1868年(明治元年)に、三峯山の遥拝所として創建されました。
遥拝所とは、遠く離れた場所から神仏・御神体を拝む為に設けられた場所のことをいいます。
運気上昇、家内安全、商売繁盛、良縁の神さまとして深く信仰されています。
御祭神
- 倉稲魂神(うかのみたまのかみ)

川越八幡宮のお稲荷さんは、「相撲稲荷」ともいわれており、特に”足腰の健康“にご利益があるとされています。
社殿横には、足腰健康を祈願する専用絵馬も用意されていました。

またこちらのお稲荷さんは、「まんが日本昔ばなし」でも「民部稲荷」として紹介されたそうです。
なので、狛狐さんたちも“日本昔ばなし風”なお姿をしており、とても可愛かったです♡


御祭神
- 菅原道真公

太宰府天満宮の主祭神である道真公。
学問の神さまとして、深く信仰されています。
御祭神
- 倉稲魂神(うかのみたまのかみ)

京都・伏見稲荷大社の御祭神であり、稲を象徴する穀霊・農耕の神さまとして信仰されています。
御祭神
- 宗像三女神(むなかたさんじょしん)

こころの小径の1番奥、本殿真裏に鎮座する宗像神社。
真新しく、公式サイトにもまだ掲載されていなかった為、勧請されてまだ間もないお社かと思われます(2025年4月現在)

専用の手水舎もあり、添えられていた桜がとても清らかで美しかったです^^

厄除け(桃)の神さま
御祭神
- 意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)

古来より、桃は魔除の果実として崇められていました。
古事記内で、伊弉諾命(いざなぎのみこと)が魔物を追い払う際に桃を投げ付け。その桃は後に意富加牟豆美命になったと記されています。
当社では、桃の神さまと御神木でもある枝垂れ桃が祀られています。
厄割桃
境内には、伊弉諾命が魔物に桃を投げつけて追い払った神話にちなみ、桃玉を厄割石に投げつけて厄を祓う「厄割桃」があります。

隣に用意されている桃玉(初穂料200円)に念じ、厄割石に玉投げ付け、厄を落とします。


私は別の場所で同じような厄割をした事がありますが、割れた瞬間とてもスッキリするのでオススメです^^
エンタメ性もあるので、参拝された際はぜひ試してみて下さい。
ぐち聞きさま
御祭神
- 聖徳太子

“一度に十人もの訴えを聞き分けた“といわれている聖徳太子。
人には言えない悩みやモヤモヤを聞いてもらい、心を元気にできる場所です。

言葉にして吐き出すと良いともいわれているので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか?^^
再会(サイカチ)の木
御祭神の母君・神功皇后は、サイカチの木を植え親しい人々との再会を祈願されたといわれています。
この木に向かって、好きな人との再会や良縁。まだ見ぬ人との出逢いを祈れば叶うといわれています。

「川越八幡宮」施設情報
〒350-0045 埼玉県川越市南通町19-3
TEL 049-222-1396
アクセス方法
- 「川越駅」東口より徒歩約6分
- 「本川越駅」より徒歩約7分
- 「川越IC」より約15分
境内に参拝者専用駐車場あり(無料)
各所受付時間
- 参拝可能時間24時間
- 社務所受付時間 9:00~17:00
- 御朱印帳面書入れ時間10:00~11:30/14:00~16:00(それ以外の時間は書置き)
公式サイト→川越八幡宮
「川越八幡宮」さいごに
いかがでしたか?
今回は、埼玉県川越市に鎮座する「川越八幡宮」をご紹介させて頂きました。
駅からもアクセスの良い神社には、楽しみや見どころがたくさん詰まった空間が広がっていました!

四季折々の景色も楽しめるので、近くに来られた際は、ぜひ「川越八幡宮」にも立ち寄ってみて下さいね^^

このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。

最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。