こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、静岡県富士市に鎮座する富士山東泉院 「日吉浅間神社」をご紹介します!
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
「日吉浅間神社」には、どんな神さまが鎮座されているのか
- 木花開耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)
- 大山祇神(おおやまつみのかみ)
- 八幡大神(やはたのかみ)
- 天児屋根命(あめのこやねこみこと)
- 経津主神(ふつぬしのかみ)
- 建御雷神(たけみかづちのかみ)
- 姫大神(ひめがみ)
- 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
主祭神は、浅間大神ともいわれる浅間神社の御祭神。
祭神は、木花咲耶姫のお父上・大山祇神が鎮座されています。
「日吉浅間神社」の歴史
創建は紀元前93年の崇神天皇5年と伝えられていますが、その詳細は一切記録がないそうです。
富士山信仰の拠点の1つであり、1547年(天文16年)の室町時代には、今川義元から五社別富大納言雪山宛に書いた手紙の中に、当社が五社浅間の1つに数えられていました。
豊臣秀吉や徳川幕府から、朱印領を与えられた富士山東泉院の境内社でもあったそうです。
明治政府の神仏分離令により、東泉院は廃寺。
その後、以前までは隣接する現在の吉原公園に鎮座されていましたが、1875年(明治8年)に六所良邑氏によって移され。
1967年(昭和42年)に六所静一氏によって、現在の場所に移されました。
「日吉浅間神社」かぐや姫伝説とは
「かぐや姫は月ではなく、富士山に登った」
この伝説がある当神社。
六所家は、明治はじめまで寺院「東泉院」でありました。
六所家の蔵に保存されていた”富士山大縁起“。
この中に”かぐや姫伝説”あり、1546年に僧職者が原本から書き写したものを見つけました。
全国で妃探しをしていた桓武天皇。
桓武天皇の使者が姫と対面し、その美しさに勝手に妃候補に決めてしまいました。
しかし姫はそれを望まず。
「世の中とかけ離れ、富士山の洞窟に入る」
そう老夫婦に告げると、かぐや姫は「浅間大菩薩」という神さまになりました。
富士市立博物館が調査し、2010年に行われた企画展「富士山縁起の世界」でこの話は公開されました。
かぐや姫が月ではなく、富士山に登った伝説はロマンがありますね^^
「日吉浅間神社」には、どんなご利益があるのか
- 安産
- 子宝
- 良縁
- 家内安全
- 火難除け
- 五穀豊穣
- 産業繁栄
- 厄除け
- 無病息災など
主祭神である木花咲耶姫は、美しい女神さまであり、3人の子供を無事に出産したことから子宝安産・良縁・家内安全。
また出産の際「自分の子供ではないのでは?」と夫から疑いをかけられ、その疑いを晴らす為に産屋の周りに火を放ち出産をしたことから、火難消除の守護神としても崇拝されています。
「日吉浅間神社」境内の様子
吉原公園の隣に鎮座する日吉浅間神社。
正面入口には、石造りの神明鳥居がありました。
鳥居のすぐ後ろには、立派な御神木も佇んでいました。
参道の先に神門。
神門の先に社殿が鎮座されています。
日吉浅間神社の社殿は入母屋造で、拝殿上にはとても手の込んだ美しい彫刻がありました。
「日吉浅間神社」授与品について
社務所は、境内の右側にあります。
- 社務所開所時間11:00~15:00※土日のみ(祝日は閉所)
御朱印
御朱印は2社あります。
- 日吉浅間神社500円
- 和田義盛神社500円
和田義盛神社は、徒歩5分程の距離に鎮座する和田神社の御朱印です。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映に合わせて作られたそうです。
日吉浅間神社には”かぐや姫”、和田神社には流鏑馬の朱印も押されていて、オリジナリティ溢れる御朱印ですね^^
おみくじ
おみくじは、2種類あります。
- 通常みくじ
- こどもみくじ
初穂料は100円です。
開所時に引くことができます。
お守りやお札の授与も開所時のみとなるので、希望される方は土日に参拝されてみてはいかがでしょうか?^^
「日吉浅間神社」施設情報
〒417-0001 静岡県富士市今泉8丁目5-1
TEL 0545-52-1445
アクセス方法
- 「吉原本町駅」から徒歩約15分
- 「富士IC」から約10分
参拝者専用無料駐車場あり
- 「上和田バス停」から徒歩約4分
各所受付時間
- 参拝可能時間24時間
- 社務所開所時間11:00~15:00※土日のみ(祝日は閉所)
公式サイト→ https://yoshikazurokusho.wixsite.com/hiyoshi-sengen
「日吉浅間神社」さいごに
いかがでしたか?
今回は、静岡県富士市に鎮座する 「日吉浅間神社」をご紹介させて頂きました。
町中に鎮座する神社には、素晴らしい彫刻のある社殿や”かぐや姫伝説”まである貴重な場所がありました。
授与所は土日のみの開所ですが、気になる方はぜひ日吉浅間神社へも足を伸ばしてみてくださいね^^
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。