「仙波東照宮」の歴史やご利益、御朱印やお守りの種類、境内の様子や隣接カフェをご紹介!

埼玉県
さくらん
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こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。

今回は、埼玉県川越市に鎮座する「仙波東照宮(せんばとうしょうぐう)」をご紹介します!

この記事で分かること
  • 仙波東照宮の歴史や御祭神
  • どんなご利益があるのか
  • 授与品の種類や値段
  • 境内の見どころ
  • 隣接のオススメカフェ
  • アクセス方法や駐車場の有無

参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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それでは、いってみましょ〜!

「仙波東照宮」には、どんな神さまが鎮座されているのか

  • 徳川家康公

戦国時代から江戸時代初期の戦国大名であり、江戸幕府初代将軍であった御方。

260年以上続く徳川家の治世の礎(いしずえ)を築き、海外交易を管理。幕府の経済基盤を強化しました。

「仙波東照宮」の歴史

1616年(元和2年)に、徳川家康公が駿府城で亡くなった後、一旦久能山に葬られました。

しかし1917年(元和3年)日光山に改葬途中(お墓の引越し)、3月23日~26日までの4日間遺骨を喜多院に留め、天海大僧正(てんかいだいそうじょう)が導師となり、大法要を営みました。

その為、喜多院の境内に東照宮が祀られ、1633年(寛永10年)に立派な社殿が造営されました。

ところが1638年(寛永15年)、川越大火により火が燃え移る事態に。

徳川家光公の命により、川越藩主・堀田正盛が奉行となり直ちに再建に着手。1640年(寛永17年)に現在の社殿が完成しました。

その後、幕府の手で度々修理を加えられ、1847年(弘化4年)に最も大きな修理がされました。

現在の社殿

明治の神仏分離令時、喜多院の管理を離れ、現在は川越八幡宮の境外社として管理されています。

「仙波東照宮」には、どんなご利益があるのか

  • 勝負運
  • 出世開運
  • 商売繁盛
  • 家内安全
  • 災難除け

御祭神・家康公の象徴ともいえる”勝負”や”出世”、また”災難除け”に強いご利益があるとされています。

「仙波東照宮」授与品について

御朱印

御朱印は、基本2ヶ所にて授与することができ、頂ける御朱印もそれぞれで異なります。

川越八幡宮で頂ける御朱印は2種類

  • 通常御朱印(記帳・書置き)500円
  • 切紙御朱印(ファイル付き)1,000円
限定の切り絵御朱印

CAFE ANDONでは1種類の御朱印と、家康公の御遺訓が授与できます。

  • 通常御朱印(書置き)300円
  • 東照神君徳川家康公御遺訓500円(遺訓とは、亡くなった人が後に残した教え)

また、日曜・祝日は東照宮社殿前にて、御朱印と家康公の御遺訓が授与できます(10:00~17:00)

お守りなど

お守りやお札などの授与品は、正月元旦〜5日以外は川越八幡宮にて授与できます。

  • 仙波東照宮御札1,000円
  • 仙波東照宮お守り800円
  • 仙波東照宮絵馬500円
川越八幡宮

「仙波東照宮」境内の様子

川越大師 喜多院の隣に鎮座する仙波東照宮。

境内の入口には、とても立派な随神門(ずいじんもん)。

こちらの随神門は、国の重要文化財に指定されている大変貴重な門です。

本来”神を守る者”として随身像が安置されていますが、仙波東照宮の随神門は空っぽでした。

喜多院

随神門を抜け、参道を進むと石造りの鳥居が見えてきます。

こちらの石鳥居も国の重要文化財に指定されており、1638年(寛永15年)の歴史を持ったものです。

さくらん
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春の参拝では、参道沿いに咲く桜が鳥居を華やかに彩っていました^^

参道突き当たりに石階段があり、社殿はこの上に鎮座されています。

さくらん
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以前までは日曜・祝日のみしか玉垣内に入れなかったようですが、今回4月の月曜日に訪れたら門が開いており、参拝ができました。

恐らく10:00~17:00で参拝可能かと思われます。

少し傾斜のある階段なので、昇り降りは気を付けて

玉垣に入ると、正面にある建物が拝殿と幣殿です。

こちらも国の重要文化財に指定されており、拝殿は単層の入母屋造り、正面の向拝は1間。

幣殿は背面が入母屋造り、前面は拝殿に接続されており、どちらも銅瓦葺です。

拝殿の手前には、一対の狛犬さんたちもおられました。

犬のような可愛らしいお姿♡

こちらは、埼玉最古の狛犬といわれています。

さくらん
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都内最古の狛犬といわれている”赤坂氷川神社“の狛犬さんたちと、どこか雰囲気も近いです^^

拝殿・幣殿の裏側には、唐門(屋根を持つ門)と瑞垣(神社に設けられている垣根)に囲まれた本殿が鎮座されています。

こちらも全て国の重要文化財に指定されている、大変貴重な建物です。

喜多院

本殿は、三間社流れ造りの銅瓦葺。

瑞垣は長さ30間瓦葺で、正面に唐門があります。

本殿は、1638年(寛永15年)の川越大火により焼失しましたが、1640年(寛永17年)に再建され、現在もその偉大な姿を残しています。

「仙波東照宮」に隣接するオススメカフェ”CAFE ANDON”

仙波東照宮境内には、オシャレなカフェも併設されています。

境内の中にあるにも関わらず大人気なカフェ

ほんの少し足を伸ばせば喜多院にも行けるので、参拝と共に楽しむも良し!カフェだけ楽しむのも良しな場所です。

前面ガラス張りの平屋なので、室内からでも外を眺めながら食事ができ、晴れた日は境内の清々しい空気を味わいながら食事を楽しめます。

中も外も雰囲気抜群れ

メニューは

  • ハンドドリップコーヒー各種
  • カフェラテ
  • ソイラテ
  • 紅茶各種
  • ソフトドリンク
  • アルコール
  • 季節のケーキ各種
  • ホットサンドなど

カフェ利用だけはもちろん、ランチや軽いBARとしても楽しめます。

さくらん
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私は今回、ホットサンドとケーキのセットを頂きました^^

飲み物は+100円でカフェラテに

セットにはミニサラダと、オニオンスープ付き。

ホットサンドは、バンバンジーにしました。

バンバンジーのさっぱりした味わいが、パンと相性抜群!
さくらん
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ケーキは、季節限定の”苺とあんこの抹茶ショートケーキ”にしました!

和洋を組み合わせた風味が、カフェラテとこれまた合う!!
さくらん
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ショーケースに色んなケーキがありましたが、このショートケーキがダントツ人気のようでした^^

このカフェではカフェのオリジナルグッズや、”仙波東照宮の御朱印“と”徳川家康公の御遺訓“も授与することができます。

さくらん
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日曜・祝日以外のオープン時は、このカフェが簡単な授与所替りになっているようですね^^

本格的な社務所・授与所を受け持っているのは、川越八幡宮なのでご注意を。

「仙波東照宮」施設情報

〒350-0036 埼玉県川越市小仙波町1丁目21-1

TEL 049-222-1396

アクセス方法

徒歩・バスの場合

  • 「川越駅」「川越市駅」から徒歩約20分
  • 「下松江町バス停」から徒歩約6分
  • 「喜多院入口バス停」から徒歩約9分
  • 「本川越駅バス停」から徒歩約12分

車の場合

  • 「川越IC」から約20分
  • 「川島IC」から約19分

駐車場は、川越大師喜多院に隣接する「明星駐車場」を利用されると良いでしょう。

  • 駐車料金 200円(最初の1時間)/以降1時間毎に100円

各所受付時間

  • 参拝可能時間10:00~17:00
  • 御朱印受付時間
  • 川越八幡宮9:00~17:00
  • CAFE ANDON11:00~17:00(火曜定休)

公式サイト→仙波東照宮

「仙波東照宮」さいごに

いかがでしたか?

今回は、埼玉県川越市に鎮座する「仙波東照宮」をご紹介させて頂きました。

川越大師喜多院の隣には、家康公の遺骨を4日間だけ留め法要をし、そこから創建した神社が鎮座されていました。

川越の街中とは違い、観光客もそれほど多くなく落ち着いた雰囲気の中ゆっくりと参拝ができました。

さくらん
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隣接するカフェもとても良かったので、気になる方は、ぜひ「仙波東照宮」にも立ち寄ってみて下さいね^^

このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。

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