
こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、東京都港区に鎮座する「飯倉熊野神社」をご紹介します!
- 飯倉熊野神社の歴史や御祭神
- どんなご利益があるのか
- 授与品の種類や値段
- 境内の様子
- アクセス方法や駐車場の有無
参拝の参考になれば幸いです。

それでは、いってみましょ〜!
「飯倉熊野神社」には、どんな神さまが鎮座されているのか
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
- 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
- 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
- 塩竈大神(塩土老翁)
- 宇迦之御魂大神(三田稲荷神社)
- 火之加具都知大神(愛宕神社)
御祭神には、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟にして、荒々しく力強い「厄除けの神さま」の素戔嗚尊。
日本で最初の夫婦神として島々を生み出した伊弉諾尊と伊弉冉尊が鎮座されています。
「飯倉熊野神社」の歴史
創立年代の詳細は不明ですが、社伝によると元正天皇御代・養老年間(717年〜724年)芝浦海辺の地に鎮座ありと伝えられています。
書物によれば、慶祚阿闍梨(けいそあじゃり)という平安時代の僧が勧請とあります。

また江戸名所図絵には「養老年中に芝浜に勧請後、この所に遷す」とあり、約南北朝時代には現在の地に鎮座していたと推定されます。
文明年間には太田道灌(おおたどうかん)により再建され、合わせて数々の品物が寄進されたとありますが、戦災によりほとんど消失してしまいました。

当社は武家の崇敬に篤く、藩主代替わりの時や武士の仕官・役替えの時には、当社に詣で牛王神符を拝受されています。
古くは”熊野宮””熊野権現”と称していましたが、明治初年以降には現在の熊野神社と称されるようになりました。
境内末社である”恵比寿太田稲荷社”を「港七福神」の恵比寿社として、毎年の正月を主にたくさんの方々が参拝に来られています。
「飯倉熊野神社」には、どんなご利益があるのか
- 商売繁盛
- 恋愛成就
- 子授け
- 安産祈願
- 厄除
- 除災招福
- 戦勝祈願
- 金運
- 交通安全
- 大漁成就
御祭神・三柱のお力と、恵比寿さまのお力から、上記ご利益があるとされています。
「飯倉熊野神社」授与品について
授与所は、鳥居横にあります。
- 授与所受付時間9:00~16:00(休業日は不定休)
御朱印
御朱印は通常朱印が1種類。
- 初穂料500円
記帳・書置きともに行っています(祭事などにより書置きのみの場合もあり)
時期によっては、特別御朱印も登場します。
- 初穂料500円
オリジナル御朱印帳は2種類あります。
- 桃色1,500円
- 紺色1,500円
御朱印代は別途かかります。
御朱印の最新情報は、公式X(旧Twitter)にて配信して下さっています。
おみくじ
おみくじは全部で4種類。
- 通常おみくじ100円
- 水みくじ100円
- 恋みくじ100円
- 外国語おみくじ100円


水みくじは、境内にあるつくばいにて浮かべて見ることができます。


今回は先客がいらした為、授与所に伺うことはできませんでしたが、御守りやお札も各種あるようでした。

「飯倉熊野神社」境内の様子
国道1号線沿いに、飯倉熊野神社が鎮座されています。

道路沿いに立つ社号と神明鳥居。
神明鳥居とは、伊勢神宮の鳥居と同じ種類。
特徴として、鳥居の一番上にある横木の両端が反っておらず、その下にある横木の両端が柱の外に突き出していません。
近隣だと、芝大神宮が同じ種類の鳥居です。
石段の参道を進むと左手に授与所と手水舎、左手には境内末社である”恵比寿太田稲荷社“が祀られています。

「港七福神」の恵比寿社として、毎年の正月を主にたくさんの方々が参拝に来られているとか^^
毎年元日〜10日頃に行われる港七福神めぐり。
麻布・六本木を徒歩約3時間(6km)の七福神に宝船を加えた計8ヶ所 を巡り、一年の福を呼び 幸せを祈るイベントです。
参道の1番奥には、熊野神社の社殿が鎮座されています。

小さめな社殿ですが、中では度々祈祷や祭事を行っているそうです。

賽銭箱には、神さまのお使いである八咫烏(ヤタガラス)の神紋がありました^^

八咫烏は、神武天皇を導いた「神々のお使い」や、「日本サッカー協会」のシンボルマークとしても有名です。
「飯倉熊野神社」施設情報
〒106-0041 東京都港区麻布台2丁目2-14
TEL 03-3589-6008
アクセス方法
- 「神谷町駅」から徒歩約7分
- 「赤羽橋駅」から徒歩約7分
- 「東麻布一丁目(東京タワー下)バス停」から徒歩約2分
各所受付時間
- 参拝可能時間24時間
- 授与所受付時間9:00~16:00(休業日は不定休)
「飯倉熊野神社」さいごに
いかがでしたか?
今回は、東京都港区に鎮座する「飯倉熊野神社」をご紹介させて頂きました。
目の前には東京タワーと大通りという賑やかな立地には、古来より武家や庶民と多くの方から信仰されてきた神社が鎮座されていました。
“港七福神”でもかなり注目されている神社なので、気になる方はぜひ飯倉熊野神社にも訪れてみてはいかがでしょうか?^^

このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。

最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。