安産と子宝を授けるお地蔵さま♡「上和田子安地蔵尊」の御本尊や歴史、ご利益や境内の様子、アクセス方法をご紹介!

静岡県
さくらん
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こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。

今回は、静岡県富士市に鎮座する「上和田子安地蔵尊」をご紹介します!

この記事で分かること
  • 上和田子安地蔵尊の御本尊や歴史
  • どんなご利益があるのか
  • 境内の様子
  • アクセス方法や駐車場の有無

参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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それでは、いってみましょ〜!

「上和田子安地蔵尊」どんな仏さまが鎮座されているのか

  • 地蔵菩薩(じぞうぼさつ)

人々の願いや苦しみを聞いて、私たちを救って下さる仏さまです。

「上和田子安地蔵尊」の歴史

今から800年ほど前の1321年(元亨元年)。

この年は長雨の年だったので、上和田の和田川はこの長雨で大水。

当時の農民たちは、田んぼが流されないかと心配し、田んぼを見る為に本国寺裏の橋まで様子を見に行くことに。

すると彼らは、橋げたにかかった木製の地蔵を見つけました。

気になった彼らは、当日あった東泉院(現在の日吉浅間神社)の住職に見せると

「これは川上のお地蔵さまに違いない。故郷へお返しした方が良いだろう」

と言われ調べると、富士川上流の甲斐(山梨県)の村地蔵だと分かり、その村に返しました。

ところが翌年の洪水、それも同じ日同じ橋げたに、同じ地蔵さまが流れ着いていました。

驚いた人々は再び住職に相談。

「きっとこのお地蔵さまは、この地で祀て欲しいに違いない」

そう言い、そこで甲斐村に掛け合うと

「お地蔵さまは上和田がお好きに違いない。そちらで祀って下されば、幸せでしょう」

と返事がありました。

そこで上和田の人々は、東泉院の境内に祠を建てて祀りました。

それから幾日が過ぎた晩、住職の夢枕にお地蔵さまが立ち

「私は、安産を守護する子安地蔵である」

と告げられ、それ以来人々は「子安地蔵」と呼び深く信仰し続けました。

現在も地元の方々からの信仰は篤く、8月の大祭には地蔵和讃の奉唱とご開帳が行われます。

「上和田子安地蔵尊」には、どんなご利益があるのか

  • 子授け
  • 安産
  • 育児

安産を守護する子安地蔵」とのことから、子授け安産育児に霊験あらたかに信仰されています。

「上和田子安地蔵尊」境内の様子

日吉浅間神社の隣に鎮座する、上和田子安地蔵尊。

境内はそこまで広くはないですが、立派な朱色のお堂が建っています。

鮮やかな朱色の御堂

このお堂は木造入母屋造り・瓦葺きになっており、8月の大祭にて開帳され御本尊を拝むことができるそうです。

さくらん
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私は会えなかったですが、境内にはよく可愛い猫ちゃん達が出没しているそうですよ^^

境内の道路沿いには、子供を抱えた地蔵菩薩像も鎮座されていました。

足にも子供が擦り寄っています
さくらん
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まるで街を見守っているようなお姿^^

「上和田子安地蔵尊」施設情報

〒417-0001 静岡県富士市今泉8丁目6

電話設定なし

アクセス方法

電車の場所

  • 「吉原本町駅」から徒歩約15分

車の場合

  • 「富士IC」から約10分

バスの場合

  • 「上和田バス停」から徒歩約4分

例祭

  • 例祭 毎月23日
  • 大祭8月8日

「上和田子安地蔵尊」さいごに

いかがでしたか?

今回は、静岡県富士市に鎮座する「上和田子安地蔵尊」をご紹介させて頂きました。

日吉浅間神社の隣には、地域の方々に今も愛されている子安地蔵さまが鎮座されていました。

運が良いと可愛い猫ちゃん達にも出会えるみたいなので、気になる方はぜひ上和田子安地蔵尊へも足を伸ばしてみてくださいね^^

このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。

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