こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、兵庫県尼崎市に鎮座する「水堂須佐男神社」をご紹介します!
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
「水堂須佐男神社」どんな神さまが鎮座されているのか
- 須佐之男命(スサノオノミコト)
アマテラスの弟にして暴れん坊といわれている神さま。荒々しく強い力の持主でありなが、清々しく全てを清めてくださる「厄除けの神さま」としても深く信仰されています。
またその力強さにて、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治し、生け贄とされていた櫛稲田姫(クシナダヒメ)を救出。
後に結婚されたことから「縁結びの神さま」としても信仰されています。
「水堂須佐男神社」歴史
安土桃山時代の1575年(天正3年)に創建された当社は、当時樹齢数百年の古木がある鎮守の森に囲まれていたそうです。
織田信長公や豊臣秀吉公、上杉謙信や武田信玄ら戦国武将が活躍した近世初頭にあたります。
しかし境内には、5世紀頃の築造になる古墳がすでにありました。
その墳丘の地に、いつの頃からか素朴な祭祀場が設けられ、当地住民の産土神(氏神さま)として守られてきたと推察されます。
「水堂須佐男神社」どんなご利益があるのか
- 開運厄除
- 縁結び
- 夫婦円満
- 安産祈願
- 学業成就
御祭神である須佐之男命は、清々しく全てを清めてくださる「厄除けの神さま」として、古来より深く信仰されています。
また夫婦神として仲むずましい櫛稲田姫との姿から、縁結びや夫婦円満といった部分までご利益があるとされています。
また水堂須佐男神社では、雛人形やぬいぐるみなどの「人形供養」もおこなっているそうです。
詳しくは、公式サイトをご確認下さい。
公式サイト→ https://www.m-susanoo.net
「水堂須佐男神社」境内の様子・見どころ
閑静な住宅街の中に、水堂須佐男神社が鎮座されています。
石造りの鳥居と玉垣と、一見普通の神社ですが、中は見どころたくさん!
鳥居をくぐってすぐ右側には、とても鮮やかな手水舎があります。
色とりどりの和傘が飾られた手水舎。
そしてこちらの手水鉢は、1693年(元禄6年)のものだそうです。
手を清めるだけでも、とても癒される空間でした^^
境内の真ん中には、社殿が鎮座しています。
社殿の前には、古風な狛犬さんたちが一対。
こちらの社殿は、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災時に旧拝殿が倒壊しました。
その後、1998年(平成10年)に復興再建されたものです。
そして水堂須佐男神社見どころ2つめが、こちらの社殿の中です。
「万葉の花」といわれるこの天井絵は、水堂古墳の被葬者と阪神大震災の犠牲者の霊に捧げる意を込めて、滋賀大津在住の画家・鈴木靖将氏が描いたものです。
格天井の杉板全面に165枚。
銅鏡・刀剣など古墳副葬品をイメージした柄や、万葉集で詠まれた草花をデザイン化して描かれたものです。
自由に拝殿内に入室できることを知らず、外側から少し覗かせて頂いただけでしたが、息を飲む美しさでした^^
9:00~18:00頃までは左側の扉から、自由に入室できるとのこです。
この天井絵は一見の価値ありなので、気になる方はぜひ!
水堂須佐男神社3つめの見どころは、社殿の左奥にある「水堂古墳」です。
神社の境内地のほぼ全体が、間口50m、奥行き60mの前方後円墳。
「水堂古墳」と呼ばれており、尼崎市指定文化財となっているそうです。
神社が前方後円墳なのは、驚きですよね😳
1962年(昭和37年)に発掘調査が行われ、貴重なものが多く発見されたそうです。
現在は、副葬品は市文化財収蔵庫に保管され。
古墳保存館は、社務所に申し出れば見学は自由にできるそうです。
こちらも社務所時間外だった為、今回はみることが叶わず^^;
また再訪する理由ができました!
タイミングが合った方は、ぜひ貴重な古墳をその目に焼き付けてみてはいかがでしょうか?
「水堂須佐男神社」授与品について
授与所は、境内の左側にあります。
- 社務所・授与所受付時間13:00~16:00(月・木は定休日)
※臨時休業の日もあるので、公式サイトにてご確認ください。
公式サイト→ https://www.m-susanoo.net
受付時間が限られているのでご注意を。
御朱印は、時期により色んなものが登場します。
- 通常朱印300円
- ご神詠(しんえい)御朱印800円
- 月替わり透かし御朱印500円
- 切り絵御朱印1,200円
公式サイトや公式Instagramにて、随時発信して下さっています。
- 御朱印帳は1種類2,300円(大判)
拝殿天井絵柄の美しい青色の御朱印帳です。
かなり人気の御朱印帳で、売り切れることも度々あるそうなのでご注意を。
お守りも各種色んなものがあるそうですが、中でも人気なのか「透かし守り」です。
可愛く鮮やかな絵柄が透明になったお守りで、定期的に絵柄が替わるそうです。
また御祭神の須佐之男命のお力である「厄除け」から、「厄除御守」も人気があるそうです。
天井絵を織り込んだ、これまた色鮮やかで可愛いお守りを購入される方が多いそうです。
お守りも、公式サイトや公式Instagramにて随時情報が発信されています。
公式サイト→ https://www.m-susanoo.net
「水堂須佐男神社」施設情報
〒661-0026 兵庫県尼崎市水堂町1丁目25-7
TEL 06-6438-3078
アクセス方法
最寄り駅は「立花駅」
- 駅から徒歩約10分
最寄りICは「尼崎IC」
- ICから車で約10分
境内に駐車可能です(毎月1日のみ駐車不可)
各所受付時間
- 参拝可能時間24時間
- 社務所・授与所受付時間13:00~16:00(月・木は定休日)
※臨時休業の日もあるので、公式サイトにてご確認ください。
公式サイト→ https://www.m-susanoo.net
「水堂須佐男神社」さいごに
いかがでしたか?
今回は、兵庫県尼崎市に鎮座する「水堂須佐男神社」をご紹介しました。
閑静な住宅街に鎮座する神社には、外側からだけでは分からない素晴らしい見どころがたくさんあります。
私は今回社務所が閉まっている時間に訪れてしまったので、次回は開いている時間に訪れて、授与品を実際に見て、神職さんにもお話を伺ってみたいと思います^^
尼崎市に来られた際は、ぜひ皆さんも水堂須佐男神社に訪れてみてはいかがでしょうか?
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。
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