こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、静岡県浜松市・浜名湖沿いに鎮座する「舘山寺」の境内の見どころを写真付きで詳しくご紹介します!
舘山寺詳細や授与品は、こちらの記事でご紹介しています。
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【舘山寺】境内見どころ紹介
舘山寺の全体図は、このようになっています。
舘山は、三方を浜名湖に囲まれた高さ約50mの小さな山です。
舘山寺を中心に大観音や穴大師、四季折々を楽しめるハイキングコースにもなっています。
舘山寺本堂
平安時代・弘仁元年(810年)、真言宗として空海(弘法大師)によって開かれました。
明治三年(1,870年)に神仏分離令により一時廃寺となりましたが、明治二十三年(1,890年)に曹洞宗として再興され現在に至ります。
本堂正面に飾られた「中嶺山額」は、天台宗の僧侶であり書家として有名な豪潮によって書かれたものです。
縁結び地蔵
本堂向かって左側。たくさんの絵馬に覆われた小さなお堂には「縁結び地蔵尊」が鎮座しています。
明治より伝わる「縁結びのお地蔵さま」。
縁の願いを記した古くから伝わる「心に鍵」の絵馬は、「初めに願った事を忘れない様に心に鍵をかけて、その願いが成就するように努力精進する」という初志貫徹の意味が込められています。
その為、現在はたくさんの方の願いが込められた絵馬が、お地蔵様の周りに埋め尽くされるように掲げられています。
中を覗くと、赤い頭巾を被ったお地蔵様が見えるので、願われる方はぜひそのお姿も拝見してみて下さいね。
穴大師
本堂裏の階段を登った先には、創建時に弘法大師さまが修行の際に仮堂として使用していた古墳の石室があります。
https://yamap.com/
こちらを穴大師といいます。
21日間の修行の際に自ら刻んだという石仏が、そのまま現在に至るまで安置されています。
穴大師には眼病平癒の言い伝えもあります。
明治時代。
草の葉で目を突き視力がなくなってしまった竹四郎という男が「視力が戻るように」と毎日穴大師へお参りしました。
そんなある日、竹四郎の元にどこからともなく「手ぬぐいをくわえたトンビ」がやって来て、手ぬぐいを落としていきました。
竹四郎はその手ぬぐいを持ち帰り、毎朝その手ぬぐいで目を丁寧に拭きました。
すると竹四郎の目は嘘のように回復し
「これは穴大師(弘法大師)のおかげ」
と感謝し、それ以降穴大師は「眼病平癒」や「心願成就」の仏様として、ご利益があるとされてきました。
聖観世音菩薩
昭和10年(1935年)に建立された、全長16mにもなる大観音像です。
浜名湖での生活が安全に出来るようにという祈願を込めて、湖を一望する舘山の山頂に湖を見下ろすように建てられました。
「あらゆる困難から人々に救いをもたらす」ことから、安全祈願として信仰されています。
また優しい顔立ちから「美人観音」とも呼ばれています。
観音様までの道のりがかなり急勾配の為、お姿を見上げた時は、思わずしばらくその場に立ち尽くしてしまう程の美しさでした^^
愛宕神社
- 御祭神 火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)
本堂向かって左側に鎮座する愛宕神社。
1,243年前の727年、奈良時代。
聖武天皇時代に、近隣の七ヶ村の氏神として崇敬されていました。
本殿前には、クルクルヘアの狛犬さん達が迎えてくれます。
大梵鐘
本堂向かって右側にある、静岡県下最大級の大梵鐘(だいぼんしょう)です。
https://jp-hamamatsu.com/
湖面より30mの高さにあり、浜名湖を望む景色も楽しめます。
実際に鐘を打つこともできます。
- 打鐘 7:00~17:00(志納金100円)
専用の受付はないので、打鐘場にて注意書きを読み行います。
鐘を打つ経験もなかなかできないと思うので、参拝に来られた際はぜひ試してみて下さい^^
【舘山寺】施設情報
〒431-1209 静岡県浜松市西区舘山寺町2231
TEL 053-487-0107
- 東名高速道路・舘山寺スマートICから約5分/浜松西ICから約15分
専用駐車場あり。30分までは無料、それ以降は有料(1時間まで300円/以降30分毎100円)
※授与所にて1,000円以上授与品購入された方は、2時間無料券を頂けます(おみくじは除く)
舘山寺公式サイト→ http://kanzanji.net/index.html
【舘山寺】さいごに
いかがでしたか?
今回は、静岡県浜松市に鎮座する「舘山寺(かんざんじ)」をご紹介させて頂きました。
舘山寺詳細や授与品は、こちらの記事でそれぞれご紹介しています。
舘山寺が鎮座する舘山は、本堂や穴大師・聖観世音菩薩や縁結び地蔵など見どころがたくさんあります。
ロケやお忍びで、芸能人の方々も多くいらっしゃる人気スポットでもあるそうです。
近くに来られた際は、ぜひ舘山寺にも訪れてみて下さいね。
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!
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