京都駅からも近い真宗大谷派の本山!「東本願寺」の歴史や御本尊、御朱印についてや境内の見どころをご紹介!

京都府
さくらん
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こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。

今回は、京都府下京区に鎮座する「東本願寺」をご紹介します!

この記事で分かること
  • 東本願寺の歴史や御本尊
  • 御朱印やお守りについて
  • 境内の見どころ
  • アクセス方法や駐車場の有無

参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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それでは、いってみましょ〜!

「東本願寺」には、どんな仏さまが安置されているのか

  • 阿弥陀如来

阿弥陀如来は、極楽浄土にて生命のあるもの全てにおいて救済して下さる仏さまです。

「東本願寺」の歴史

東本願寺、正式名称を真宗本廟(しんしゅうほんびょう)

宗祖である親鸞聖人(しんらんしょうにん)の弟子達が、彼の遺骨を大谷から吉水の北に移し、廟堂を建て宗祖の影像(肖像)を安置したことが起源といわれています。

親鸞の娘・覚信尼(かくしんに)は弟子達から廟堂を預かり、自ら”留守職”として真宗本廟の給仕を務めました。

第3代・覚如上人(かくにょしょうにん)の頃、”本願寺“の社号を名乗るようになり、寺院化の流れの中で、本尊を安置する本堂・阿弥陀堂が並存するようになりました。

その為、真宗本廟は御真影を安置する廟堂(現在の御影堂)

本尊を安置する本堂・阿弥陀堂両堂形式となっています。

御影堂
阿弥陀堂

戦国乱世では、戦乱の世に巻き込まれ山科本願寺や大坂本願寺壊し焼かれ。

1591年(天正19年)には、豊臣秀吉公より京都・堀川六条の寺地を寄進。

こちらは後の西本願寺となり。

1602年(慶長7年)には、徳川家康公と教如上人から京都・烏丸六条の寺地を寄進され、後の東本願寺となっていきました。

その後、江戸時代に4度の火災に遭い焼失。

現在の建物は全国の門徒(もんと)の強い願いにより、明治時代の再建事業により完成されました。

2011年(平成23年) の”宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌”の特別記念事業として、大規模な修復がなされ。

2019年(令和元年)には、御影堂・阿弥陀堂・御影堂門・阿弥陀堂門・鐘楼・手水屋形が、国の重要文化財に指定されました。

御影堂門

「東本願寺」御朱印やお守りについて

東本願寺では、宗祖である親鸞聖人(しんらんしょうにん)の教えに基づく宗教観によって御朱印やお守りなどの授与品がありません

浄土真宗では、形に残る証明証(御朱印)や物・記念物(お守りなど)よりも

「教えと出会い、それを通じて阿弥陀如来の救いを感じること」

「物に頼らず、特別なご加護は信心を通じて誰にでも等しく及ぶこと」

を重要だとされています。

代わりに参拝記念のスタンプが用意されています。

場所は、境内右側にある参拝接待所。

参拝接待所

葩(はな)・栞(しおり)に押せるそうなので、希望される方は申し出ると良いそうです。

宗教観によって、スタンプが置かれているお寺もいくつかあります

「東本願寺」境内の見どころ

境内の全体図は、このようになっています。

御影堂門(重要文化財)

東本願寺といえば!」この蓮の花の噴水が目の前にある門を想像される方が多いのではないでしょうか。

御影堂門と蓮の花の噴水
さくらん
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私もバスで前を通る度に、毎回気になって今回初めて参拝させて頂きました^^

門の正面が21m、側面13m、高さ27mの、木造建築の山門としては世界最大級を誇ります。

木造建築の二重門としては、日本一の高さともいわれているそうです。

さくらん
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近くで見ると、その大きさや細部の繊細さがよく分かります^^

門の下から見上げても圧巻!

門内には、釈迦如来・弥勒菩薩・阿難尊者の三尊像が安置されています(通常非公開)

東本願寺の正式名称である「真宗本廟」の額が掲げられています

御影堂(重要文化財)

御影堂門を潜って正面に建つのが、宗祖・親鸞聖人(しんらんしょうにん)の御真影を安置する御影堂(ごえいどう)です。

正面76m、側面58m、高さ38mの世界最大級の木造建築物で、2019年に国の重要文化財に指定されました。

現在の御影堂は、1895年(明治28年)に再建されたもので、201年(平成23年)の特別記念事業として大規模な修復がされました。

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堂内には入ることもでき、正面中央に親鸞聖人の御真影が安置されています。

阿弥陀堂(重要文化財)

御影堂の隣に建つ、御本尊・阿弥陀如来を安置する御堂です。

正面52m、側面47m、高さ29mの大きさがあり、御影堂と同じく1895年(明治28年)に再建されました。

こちらも中に入ることができ、内陣は”仏説阿弥陀経の世界“が表現され、天井から柱にいたるまで金色で飾られています。

阿弥陀堂門(重要文化財)

御影堂門の南側、阿弥陀堂の前に建つ阿弥陀堂門です。

江戸時代には「唐門」と呼ばれ、幕末の火災による焼失後1911年(明治44年)に完成されました。

「東本願寺」施設情報

〒600-8505 京都市下京区烏丸通七条上る 

TEL 075-371-9181

アクセス方法

  • JR京都駅から徒歩約7分
  • 五条駅から徒歩約5分
  • 烏丸七条バス停から徒歩約1分

※参拝者専用駐車場あり。

各所受付時間

開門・閉門時間 

  • 3月~10月 5:50~17:30 
  • 11月~2月  6:20~16:30

晨朝じんじょう法要(朝のお勤め)

  • 毎日7:00~

晨朝法話(お勤めに引き続き)

  • 7:00~

真宗本廟法話

  • 毎日10:10~/13:10~

しんらん交流館定例法話

  • 毎日14:00~ (毎月12日・27日は10:30~)※火曜休会

東本願寺日曜講演

  • 毎週日曜9:30~

大谷祖廟定例法話

  • 毎月13日・28日 14:50~(永代経法要に引き続き)
  • 8月13日、9月28日、11月28日、12月28日は休止

※法要・法話は、基本的に自由にお参りができます。

公式サイト→東本願寺

「東本願寺」さいごに

いかがでしたか?

今回は、京都府下京区に鎮座する「東本願寺」をご紹介させて頂きました。

京都駅からも近く、大通り沿いには御影堂門と蓮の花の噴水があり、その優美な姿を見たことある方も多いではないでしょうか。

その境内には、とても重厚感溢れる建築物や貴重な仏さまたちがたくさんおられます。

さくらん
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気になる方は、ぜひ東本願寺にも訪れてみてはいかがでしょうか?^^

境内から京都タワーも見えます

このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。

さくらん
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最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!

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