こんにちは!さくらん散歩のさくらんです。
今回は、京都市伏見区に鎮座する稲荷神社の総本社「伏見稲荷大社」の境内の様子や見どころを写真と共に詳しくご紹介してきいます!
歴史やご利益、授与品やキツネの正体については、こちらの記事でご紹介してます。
参拝の参考になれば幸いです。
それでは、いってみましょ〜!
【伏見稲荷大社】境内見どころ紹介
伏見稲荷大社の全体図は、このようになっています。
稲荷山含めて伏見稲荷大社の境内になるので、その広大な敷地と鳥居の数に驚くでしょう。
全部を回るのに、所要時間は往復2時間はかかるといわれています。
鳥居
稲荷神社=千本鳥居、そのイメージを持たれる方も多いではないでしょうか。
全国3万以上ある稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社は、鳥居の数も日本一です。
稲荷山全体、「巨大なもの」から「片手でもてる小さなもの」までを合わせて約1万基!
「あれ?千本鳥居だから、1000本なんじゃないの?」
と思われる方も多いでしょう。
千本鳥居の「千」は数のことではなく、「数が多いこと」「数えきれないほどある」という意味を表しています。
確かに伏見稲荷大社の境内にある鳥居は、本気で数えても途中で挫折しそうなほどの膨大の数の鳥居が立ち並んでいます。
江戸時代、「願い事が通るように」「願い事が通った」と祈願・感謝を込めて鳥居を奉納したことからはじまり、それが今日まで続いて千本鳥居の今の姿ができたといわれています。
その証拠に、令和4年や5年に奉納されたばかりの綺麗な鳥居も何基か見つけました^^
その美しい光景は日本人だけでなく、国外の方からも注目されており、今では日本の有名な観光スポットの1つとなっています。
奈良線「稲荷駅」の目の前に大きく佇むのが、伏見稲荷大社の正面玄関でもある「大鳥居(第一鳥居)」です。
伏見稲荷大社の顔というだけあって、とても雄大で美しいお姿です。
大鳥居の奥、楼門前に佇むのが第二鳥居です。
こちらも楼門と相まって、とても美しい姿でした。
本殿裏。二股に分かれた参道辺りから「千本鳥居」となります。
ズラっと並ぶ朱色の鳥居の光景は圧巻です。
楼門
第二鳥居の裏にあるのが楼門です。
楼門も、千本鳥居に続いて伏見稲荷大社の顔として、テレビやSNSで見たとこある方が多いのではないでしょうか。
この楼門は、1589年(天正17年)豊臣秀吉が母の病気平癒祈願をし造営されたと伝えられています。
神社の楼門としては、規模が最も大きいものに属されており、国の重要文化財に指定されています。
外拝殿・内拝殿
伏見稲荷大社には、外拝殿(げはいでん)・内拝殿(ないはいでん)と2つの拝殿があります。
拝殿とは、拝礼を行う為に本殿の前に設けられた社殿。私達がお賽銭を入れ参拝している建物のことをいいます。
外拝殿は安土桃山時代の1589年(天正17年)に建てられ、江戸時代後期に改築されました。
国の重要文化財に指定されており、舞踏や神楽の際に奉祀されるための舞台です。
內拝殿はさらに奥、本殿のすぐ目の前にあります。
1961年(昭和36年)に建造され、それまで外拝殿が「拝殿」と呼ばれていましたが、今日では外拝殿・内拝殿と呼び分けられています。
通常参拝は、この内拝殿でします。
本殿
內拝殿の奥にあるのが、伏見稲荷大社の本殿です。
1468年(応仁2年)、戦争による火災で全てが焼失。
その後仮殿の復興があり、1499年(明応8年)に諸国への布教活動が行われ再興しました。
本殿の造りは「稲荷造」と呼ばれる建造物であり、国の重要文化財に指定されています。
5柱の御祭神・稲荷大神が祀られている辺りは、厳かな雰囲気が漂っているのが見てとれます。
権殿
本殿向かって左奥にある社殿を、権殿(ごんでん)といいます。
本殿を修繕する際に、一時的に御神体を移す為の社です。
江戸時代に建てられたもので、こちらも国の重要文化財に指定されています。
稲荷大神5柱の御神体が移れるように、5つのスペースにしっかり区切られていますね。
奥宮
本殿から千本鳥居へ続く参道の間に、伏見稲荷大社の奥宮があります。
古来は「上御殿」といわれており、本殿と同様の「稲荷大神」を祀るお社です。
こちらも国の重要文化財に指定されています。
奥社奉拝所・おもかる石
千本鳥居を抜けると、少し開けた場所に出ます。
ここには奥社奉拝所(おくしゃほうはいしょ)があり、この裏にある稲荷山を参拝する場所にあたります。
この場所で見どころなのが、奥社奉拝所の右奥にある「おもかる石」です。
一対の灯籠の上には、人の顔ほどの大きさの石(空輪)が乗っています。
灯籠の前で願い事をしながら石を持ち上げ、その時感じた重さが
- 予想より軽ければ、願いが叶う
- 予想より重ければ、一層の努力が必要
と試せる石です。
テレビやSNSでもよく話題になり、私が参拝した時も修学旅行生や観光客の方々で列を成していました。
やる事は石を持つだけなので、実際列が長くても進みは早いので試してみる価値はあるかと思います。
私も実際にやってみました!
結果は…ご想像にお任せします(笑)
魅力的な狛狐
伏見稲荷大社に参拝に来られたら、是非とも狛狐さんたちにも注目して下さい。
全国3万社以上ある稲荷神社の総本山の為、狛狐さんたちの姿も一流感が漂っています。
優美で美しく、それでいて逞しさも感じ取れるお姿に何度も見惚れました^^
今回は時間の都合上奥社奉拝所より奥へは行けなかったので、そこからの参道の様子や授与所、狛狐さんたちには会えませんでした^^;
【伏見稲荷大社】施設情報
〒612-0882 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
TEL 075-641-7331
最寄り駅は「稲荷駅」「伏見稲荷駅」。
境内に無料の専用駐車場がありますが、周辺道路が混雑しやすいので公共交通機関での参拝がオススメです。
伏見稲荷大社公式サイト→ https://inari.jp
【伏見稲荷大社】さいごに
いかがでしたか?
今回は、京都市伏見区に鎮座する稲荷神社の総本社「伏見稲荷大社」をご紹介させて頂きました。
歴史やご利益、授与品やキツネの正体については、こちらの記事でご紹介してます。
千本鳥居で有名な伏見稲荷大社ですが、境内には重要文化財に指定されるほどの貴重な社殿や、魅力的な狛狐さんたちがたくさんいます。
京都駅からもアクセスしやすいので、近くに来られた際はぜひ伏見稲荷大社にも訪れてみて下さいね。
このブログが、皆様の参拝の参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございました!
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